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ラテックスチューブと最適空気圧を探る話。

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ラテックスチューブについてご意見を頂きました。

せっかくアルミリムのホイール(リムブレーキ)を
使っているなら、ラテックスチューブがどんなものか試してみたくて使い始めてみました。
3回程度、空気圧や走行ルートを変えながら感触を確かめてみたので、少し感想を報告させていただきます。

 

まず、今まで使っていたのはシュワルベの軽量ブチルチューブで、試してみたラテックスチューブはビットリアのものです。
ピンク色のやつで、これは管理人様と同じもの?かと思います。

まず、そもそも装着に際してですが、「繊細で失敗しやすい」とネットではよく言われているようですが、それなりに
「ラテックスなので慎重に」という意識さえしておけば、ブチルチューブと何ら変わりませんでした。
「カーボンフレームは割れやすい」と感覚的には近いですね。
アルミほど雑には扱えないけど、基本的な取扱方法に大きな違いがあるわけじゃない。

実際に乗ってみての感想ですが、実は大きな変化があるのかと期待していた分、ファーストインプレッションとしては
ほとんど感動はないに等しいものでした。
軽量ブチルチューブとほとんど重量的には変わらないからか、特別走りが軽くなったような気はしない。
ロードノイズが、気持ち、静かな気がしないでもないかな?程度で。

 

う~ん、ラテックスチューブっていっても、安いし、比較的空気が抜けにくいモデルみたいだし
(1週間後には、とても乗って出かけられる状態じゃないけど、タイヤにはまだ固さが残っている)
こんなものなのか?と。

3回目、思い切って空気圧を上げてみました
普段リア7.5程度に抑えている空気圧を7.8ほどまでに上げて、フロントも7.2ほどにしていた空気圧を7.5まで上げました。
すると、軽量ブチルチューブでは(空気圧を上げると)確かに綺麗な路面では早い感じがするものの、さほど綺麗ではない路面では突き上げ感が
あったものが、ほとんど気にならない、何というか、空気圧が上がっている感じがしなかったんですね。
それでいて、綺麗な路面では滑るように走れている。

 

ラテックスチューブに変えて、感じる感想は人それぞれなのでしょうが、私が感じたのは、
「チューブレスが空気圧を下げることができる、というならば、ラテックスチューブは空気圧を上げることができる」
というものです。

ちなみにカーボンフレームに乗り換えてからというもの、フレーム自体で振動吸収能力は及第点と判断していて、
タイヤには以前より固さを求めて、イチオシだったピレリを止めて、コンチネンタルのグランプリ4シーズンに変えています。
ピレリも悪くはないのですが、少なくともEmondaSLとの組み合わせでは乗り心地がマイルド過ぎる感じでした。

 

管理人様の以前の記事で「タイヤによって感じ方が変わるのではないか?」というものがあったと思います。
おそらく、グランプリ4シーズンはケーシングの硬いタイヤだと思うので、それも感じ方に影響していると思います。
これがもう少し柔らかめの(勝手な思い込みですが)グランプリ5000とかだと、乗り心地の良さも分かるのかもしれません。
合う合わないは別として、ですが。
いつか、他のタイヤでも試してみたいと思います。

ラテックスチューブと最適空気圧

この方は、ブチルチューブよりも空気圧を上げたらよかったというお話です。
実は私は逆でして、ブチルよりもちょっとだけ落としたほうが好みだったりします。
せいぜい0.2Bar程度の話なんですが。

 

で、例えばなんですが、【ブチルチューブ】という括りであっても、最適空気圧は銘柄ごとに変わる可能性があります。
普段7.5Barで乗っている人が、全てのタイヤで7.5Barが最適・・・とも言えないことは、恐らく皆さん気が付いているのかなと思うのですが、タイヤも自分にとっての最適空気圧は、銘柄ごとに違う可能性があります。

 

このあたりは、ひたすら試すしかないです。
GP5000は、その前に使っていたヴィットリアのコルサよりもわずかに低めくらいのほうが乗っていて好みに感じますが、好みって一番難しい。

 

何を言いたいかと言いますと、結局は自分の好みを探ってみることが大切ということです。
0.2Bar、0.3Bar程度の範囲ですが、結構乗り味は変わります。
季節によってもタイヤのゴムの硬さが変わるのではないかと思ったこともあるのですが、季節では空気圧は変えていません。

 

まあ、クリンチャーの人は下げ過ぎてもリム打ちパンクの原因になるので、何とも言えないところではあります。

エアゲージはあっても無くても

一応、今うちにはエアゲージが2つあります。
GIYOのエアゲージと、パナレーサーのもの。

 

GIYOのエアゲージはいまだに正しい使い方が分からないというか、どうやっても計測するときにエア漏れするので全く使ってません。
精度が怪しいということもありますw

 

パナレーサーのアナログタイヤゲージ VS GIYO GG-02。測定値の差を比較してみた。
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エアゲージ、持っていても損はないですが、フロアポンプのゲージも壊れていなそうならそれでも十分です。
エアゲージがあると便利なのは、ラテックスチューブとかチューブレスタイヤとかで、経時的にどれくらいエア抜けするかを知りたいときくらいじゃないですかね。

 

あとは、普段使っているフロアポンプとは違うポンプを使ったとき・・・くらいかと。

 

うちのポンプにはヒラメのポンプヘッドが付いていますが、体感的にはヒラメとノーマルポンプヘッドでは、同じ空気圧にしてもヒラメのほうが硬く感じました。

 

ヒラメのポンプヘッドと空気圧の怪。
ちょっと前に、ワケあって空気入れのポンプヘッドをヒラメに替えました。 ヒラメのポンプヘッドというと、かなり評判のいいパーツでして、私自身も気に入っています。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || [])....

 

このときはエアゲージを持っていなかったので、計測していませんが。

 

ヒラメのほうがより正確に出ている気がするので、気になる人はヒラメをお勧めします。
ポンプヘッドだけのくせに、結構高いですが、それだけの価値はあるかと思いますし。

 

ポンプのゲージが壊れていない限り、エアゲージとの誤差もほぼないです。

 

仏式バルブの構造と、空気圧の計測。
エアゲージの話のついでにですが、超いまさら感はありますが、仏式バルブの構造を。 自転車のバルブには、英式、米式、仏式などがあり、ママチャリは英式バルブです。 ロードバイクはほぼ100%、仏式バルブになっています。 仏式バルブは高圧に耐えやす...

 

ラテックスは繊細なのか?

よく、ラテックスチューブは繊細だとか言われるのですが、正直そのように感じたことが無いんですよ。
ブチルでもラテックスでも、気をつける点は特に変わらないです。

 

そりゃ、捻じれたままタイヤ内に押し込んでみたり、タイヤレバーを使って強引に押し込めばパンクすると思いますが、そんなのはブチルでも同じですし。

 

読者様
読者様
そもそも装着に際してですが、「繊細で失敗しやすい」とネットではよく言われているようですが、それなりに
「ラテックスなので慎重に」という意識さえしておけば、ブチルチューブと何ら変わりませんでした。
「カーボンフレームは割れやすい」と感覚的には近いですね。
アルミほど雑には扱えないけど、基本的な取扱方法に大きな違いがあるわけじゃない。

 

ホントこれですよ。
気をつける点は、ブチルでも同じです。

 

タイヤレバーを使わないと嵌めることが出来ないというのは、根本的に何か間違っているように思います。
寄せて、寄せて上げるんですよ。
どっかのCMみたいなセリフになってしまいますが、寄せることが大切。

 

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一応、こういうパーツもあるにはあります。

 

タイヤキーのほうで要注意なんですが、リムに対して滑らせてしまうと、リムが壊れる事例もあるらしいです。
あとカーボンリムは確かダメだったはず。

 

こちらはタイヤインストールの携帯版。

 

どうしても・・・という方には、ちゃんと練習した上でならこういうのもいいかもしれませんけど、扱いが悪いとリムが破壊されるらしいのでそこは要注意。
素手で嵌められるように、寄せて、寄せて、上げるんです。
寄せて、寄せて、上げる。
寄せて、寄せて、寄せて、上げる。

バルブのところは最後に嵌める。
既に嵌っているところを、つまんで真ん中に寄せて、寄せて、寄せたら上げるんです。

 

これだけ書けば、寄せることの重要性は理解していただけたかとw

 

また話は逸れましたが、ラテックスチューブに変えたなら、まずはブチルと同じ空気圧で乗ってみる。
その後、0.2Bar程度下げてみたり、上げてみたりを繰り返して自分好みの空気圧を探る。

 

前に、チェーンの洗浄と注油でも書いたように、

 

チェーン洗浄で人気のケミカルはこれ!【アンケート結果】
完全放置していたアンケート。 完全放置中でしたが、とりあえず結果発表。 チェーン洗浄で人気のケミカルは、これですよ! チェーン洗浄に使っているケミカルはこれ! これはワコーズの独壇場でしたw ワコーズのチェーンクリーナーとマルチフォーミング...

 

自分好みに調教するんですよ。
探って一番ベストな空気圧を探るわけです。

 

まあ、チューブを変えていない人も、たまには少し下げたり上げたりしてみると、意外な発見があるのでやってみてください。
いつもと同じプレイをしていてもつまらないので、探ることもロードバイクの楽しみの一つなので。

 




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