腕をハンドルに置くエアロポジションが禁止に。UCIは何を規制したいのか?

海外メディアや大手サイクル系サイトでも紹介があったように、UCIはクラウチングポジションの禁止、ボトル投げ捨てエリアの制限、さらにハンドルに腕を置くエアロポジションまで禁止にしました。

クラウチングポジションはこれですよね。

トップチューブ上に跨るアレです。
アマチュアはマネしないほうがいいのか言うまでも無く。

ハンドルに前腕を乗せて、エアロながらもリラックスしたポジションはプロレースではよく見かけるものですが、これもTTを除いては禁止となりました。

UCIは一体、何を規制したいのでしょうか?

危険?

まあ、クラウチングポジションについては、座るべき場所(サドル)に座っていないという点では不安定なので危険といえば危険。
けど、プロの話ですからねぇ・・・
レースに勝つために考案されたポジションなので、その危険性を分かった上で練習して習得しているものだと思うのですが・・・

ハンドルに前腕を乗せてエアロポジションを作るのも、ハンドルを握っていないという点では不安定ですが、プロですからねぇ・・・

これが原因で集団落車が多発しているとかならともかく、やや不可解なニュースに思えるわけでして。

前にユーチューブの動画で、長袖ジャージを着ているにも関わらずこのポジションを再現して、ウェアがバーテープ上で滑って落車しているのを見たことがあります。
そういうのは論外というか、そりゃそうなるだろとしか。

けどプロレースで、ボトル投げ捨てについてはまあいいとして、クラウチングポジションやハンドルに前腕を載せるポジションを禁止する理由ってなんでしょうかね?

例えばヨーロッパのアマチュアレースで、こういうのを真似して落車が相次いでいるとかならまた話は別かもしれませんが、そういうわけでもなさそう。
プロはプロとして、リスクを考えながらも勝つ方法を模索しているので、一律禁止と言うのもなかなか不思議な気がします。

まあ当たり前の話ですが、一般人が公道でこのポジションで走ると危険。

重大事故が起こる前にUCIが規制したとも取れますが、これが不正なポジションだとするのはちょっと理解しがたいところですね。
アシストモーターを仕込んでいるとか、そういう不正なら大問題ですが、ロードバイクに跨っているだけですから。

UCIは保守的?

UCIって保守的な面もあるし、改革的な面もあるので何とも言い難い組織なような。
シマノがディスクロードをプッシュすればそれに従う面もあるし、いまだに重量規定は変更されないような保守的な面もあるし。

公道上でクラウチングポジションで乗っているアマチュアライダーは見たことがないですが、ハンドルに前腕を載せるポジションは何度か目撃してます。
まあ、素人がやるポジションではないので、やめたほうがいいかと。

結局のところ、

いろんな人
いろんな人
座るならサドルに座れ!(それ以外は許さん)

いろんな人
いろんな人
ハンドルはちゃんと手で持て!(それ以外は許さん)

こういうことなんですかね。
誰得なルール改正なのかはイマイチ分かりづらいのですが、ケツはサドルか空中(ダンシング)、ハンドはハンドルへということなんですね。