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サドルサスペンションへの危機感。

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これについては過去に何度か、ぼんやりと書いた記憶がありますが、こういうパーツがあります。

 

よくわかりませんが、最近これのレビューをしている人がネット上でいたので、大丈夫なのか?と危機感を持ってまして。

いずれ折れる

この商品はいろんなブランド名で販売されているようですが、どう見ても同じものと見て間違いないかと。

 

例えばこちら。

 

これの類似品について、ずいぶん前に某所からレビューの依頼が来たことがありますが、もちろんお断りしました。
レビューをみてもわかるように、

 

Amazon.co.jp

 

1ヵ月とか2ヶ月で折れたという画像報告も出てきます。
レビューで見ると、折れたのは1ヵ月、1ヵ月半、2ヶ月、4ヶ月、9ヶ月と出てきます。

 

レビューを見なくてもわかるように、この製品の問題点は、いずれ(不確定未来)に折れる可能性が十分想定できるということ。

 

この構造で絶対に折れませんなんてことは、ありえない。
しかももし折れた場合には、サドルが取れるかまともに座れない程度におかしな方向を向く可能性もあります。
それが走行中に起こった場合、最悪を想定すると落車しますね。

 

私が調子こいてレビューして、それで試しに買ってみた人が大怪我する恐れがあるわけで、そんなものは当然レビューなんて出来ませんから。

 

ロードバイクでもクロスバイクでもそうですが、一番に追求すべきなのは安全性のはず。
パーツは違いますがこの製品を見ていて思いだすのって、これなんですよ。

 

ビアンキ事故の動画を見つけたので、是非皆さんにも知ってほしいと思ってまして。
ビアンキ事故って知ってますか? ビアンキ製のフロントサスペンションがついているクロスバイクが、走行中にフロントサスペンションのバネが破断しフォークが分離。 顔面から落車して頚髄損傷で首から下がマヒになってしまったという事故です。 この事故、...

 

サスペンションフォークが折れた結果、走行中にフォークが分離してしまい、大怪我という事例。
この事故ですが、フォークの構造にも問題があって、サスペンションフォークが分離しないようなアンカーボルトが入っていれば事故までは至らなかったと言われてます。

 

で、これですよ。

万が一折れたとしても、分離しないような構造になっているならまだいいんですが。
折れたらそのまま終了ですよね。

サスペンションシートポスト

その昔、ジャイアントのエスケープR3にはサスペンションシートポストが付いてました。
友人が乗っていたので知ってますが、普通に壊れますw
何と言うか、壊れると沈み込んだ後に反発が弱くなるという感じでした。
沈んだまま戻ってこないという感じともいえます。

 

昔からサスペンションシートポストは存在するわけですが、こういう商品の場合、中にあるコイルスプリングがもし折れたとしても、分離してしまうことは基本的に想定しづらい。

 

なので壊れた場合に、反発力が無くなる程度のデメリットしかありません。

 

ところがこちらの場合、

万が一折れたら、そのまま落車しかねない。

 

そもそもの話で言うと、エスケープR3のサスペンションシートポストの評判が悪かったのは、フワフワしてペダリングしづらいこと(=パワーロス)と、サドル高のセッティングが難しいこと。
沈み込む量も考えてサドル高をセッティングしないと、おかしくなります。

 

ロードバイクでは基本的に不要というかデメリットが大きいものと考えていますが、ロードバイクでサドルが上下動するようなシステムはデメリットのほうが大きいと思います。
あと、構造を見れば壊れやすいかどうかはある程度想像できるでしょうし、壊れたときに何が起こるかも想像できると思うので。

 




コメント

  1. たかし より:

    1年9ヶ月使って折れたのですが、左右2箇所が同時に折れなければ案外大丈夫と言った感じでした。
    ノーパンクタイヤと言う、より衝撃の強い環境下だったので、通常のタイヤならもう少しもちそうな印象です。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      それよりはるかに早く折れた事例を耳にするので、オススメはできません。

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