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昨日のLOOK765についての質問【質問いただきました】

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昨日、LOOK765の初乗りインプレ記事を書きましたが、何名かの方から質問いただきました。
内容的にはかなり被っているので、こちらから回答いたします。



質問の要点

いくつかいただいた質問を勝手ながらまとめて、要約します。
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・LOOK 765の購入を考えているが、105完成車デフォルト状態だと乗り味はどうなのか?

・決して剛性が低くとは感じないと書いているけど、ホイールがキシエリだったりクランクがアルテだったりとパーツ交換していることは剛性アップに関係していると思うか?

他社の似たような価格帯と比べてどうなのか?

・緩斜面で軽快に走ったと書いているけど、ギア比が変わったからでは?
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おおよそまとめるとこんな感じになります。

質問への回答

105完成車デフォルト状態での乗り味について

昨日も書きましたが、LOOK765の【105完成車】というのは、フル105ではありません。
変更したパーツは以下の通りです。

完成車スペック 変更後
ブレーキ BR-R451 BR-5800

(105)

クランク FC-RS500 FC-6800

(アルテグラ)

カセット 105

11-32

105

11-28

ホイール RS010 キシリウムエリート

このうち、カセットの変更はギア比に関わるだけなので、乗り味として大きい部分としてはクランクとホイールです。

で、正直なところいうと、105完成車のデフォルト状態では全く走っていないため、正直言えばわかりません。
上記パーツを組み付けたうえでの購入だったので、デフォルト状態では乗っていないです。

その上で書きますが、たまたま全く同じバイクでサイズが小さいもののデフォルト状態が置いてあったので、フロント変速の【かかり】については実走ではなく手でクランクを回しただけですが、確認しています。
【かかり】ですが、フロントをインナーからアウターに入れるときに、チェーンがスパッとアウターの乗るかという感覚ですが、これについてはデフォルトのクランクであるFC-RS500よりも変更したアルテグラクランクのほうがハッキリと良かったです。
レバーの引きの軽さはどっちも変わんないですが、クランクをアルテグラに変えてもらったもののほうがスパッと切り替わる印象でした。

ただし、あくまでも手でクランクを回しての違いだけなので、実走ではどうなのかはわかりません。
まあ、実走ではよりクランクにトルクがかかっているため、手で回して違いがあるならば実走でも違いがハッキリわかると思いますが。

ホイールについてですが、シマノWH-RS010はクソ重いです。
完成車のコストを下げるためだけに存在するようなホイールですが、このホイールはリムが異常に重たいです。
強度はしっかりとあるホイールですが、駆動剛性は高くないホイールだと認識しています。

なのでもしデフォルト状態で乗ったとしたら、軽快感は薄れるのは当然だと思います。

 

どちらにせよ、ロードバイクの本質はフレームであると思っていますので、同じフレームである以上、走りの本質は大きくは変わらないでしょう。

ホイールとクランクが剛性アップにつながっていると思うか?

これについては、どちらもそれなりに関係していると思います。
しかしながら、上にも書いたようにデフォルト状態では全く乗っていないので、どこがどうとは言えません。

今回のインプレでハッキリさせておきたい点としては、ホイール&タイヤについては、前に乗っていたアルミバイクと全く同じものです。
タイヤの空気圧も全く同じですし、自転車屋に取りに行くときにはホイールやペダル、サイコンなどを持っていき、それを組み付けてもらって引き取りしています。

なのでコンポの違いは置いといて、フレームの振動吸収性については純粋にアルミバイクと比較できていると思います。

クランクは大きく関わる要素ですが、これによる違いが変速以外でどこまで違うかについては体感していないので何とも言えません。

その上で書きますが、フロント変速についてはクランク交換だけで大きく変わった印象なので、もしどの完成車であっても、デフォルトのクランクがFC-RS500であればアルテグラに変えることをオススメします。
105のクランクでも悪くはないと思いますけど、劇的な変化にはなりづらいかと思います。
中途半端にお金を出すならば、思い切ってクランクだけアルテグラはアリです。

他社の似たような価格帯のバイクとの比較

今回のLOOK 765ですが、定価は28万(税抜)です。
105カーボン完成車としてはミドルグレードからエントリーグレードの間という印象ですかね。

似たような価格帯、しかも同じ系統のエンデュランスバイクと比較ということですが、ちょっと値段は違いますがビアンキのインテンソ105とか、ジャイアントのDEFY アドバンスドあたりでしょうか?
どっちも105完成車なら、LOOK765よりも安いですが。
これらと比較した場合ですが、どちらよりも振動吸収性は上だと思います。
加速性についてですが、インテンソとの比較なら同じくらいかやや上、DEFY アドバンスドとの比較だと明確にLOOK765のほうがいいような気がします。

ジャイアントのDEFYはリアセンターが長すぎなので、あまり加速性は良くありません。
個人的にはあまりジオメトリが好みではないです。

とは言え、どちらもLOOK765とは価格差があるので、まあそんな感じかなという印象です。

しかし一つだけ明確にしておいたほうがいいと思うことですが、LOOKというのは一般的には高級路線を行くカーボンフレームメーカーです。
フレーム単体で70万くらいするのもあると思います。

そういうハイエンドフレームと同じ印象で見ると、それは間違っていると思います。
あくまでもLOOKがリリースしたエントリーバイク、しかもLOOKらしからぬ完成車販売ということがポイントです。

LOOKの中ではエントリーグレードだと思いますが、カーボンフレーム全体としてみた場合はミドルグレードに近い印象です。

緩斜面が良かったのは、ギア比が変わったからでは?

まず、前のアルミバイクの場合、フロント50-34、リア12-25Tでした。

今回のバイクではフロントは同じ50-34、リアは11-28Tなので、リアのカセットの歯数は確かに違います。

ちょっと説明不足だったかもしれませんが、緩斜面で今までになかった28Tを使ったから楽だったという話ではなくて、今までよりも楽に速く登れたという意味です。
ちょっとこれの理由はわかりません。
フレームの質が変わったこととか、クランクがアルテグラになって剛性が上がったことなども関係するのかもしれませんが、それでそこまで変わるのかはちょっとわかりません。
もしかしたらたまたまなのかもしれませんし、今後何度か乗ってみて経験しながら検証していくしかないと思っています。

ちなみに昨日、一度も28Tには入れていませんので、カセットが変わったから登りが楽になったということは全くありえません。

まあ、なんにせよたった一回、しかもたった70キロしか走っていないので、本当に価値があるのかないのかは何度か乗り込んでから自分なりの判断をしたいと考えています。
現時点では大満足ですが。

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