【使っても無いくせに】というのはケースバイケース。

先日もちょっと触れた件。

これについては過去に何度か、ぼんやりと書いた記憶がありますが、こういうパーツがあります。 よくわかりませんが、最近これ...

こういうことを書くと、

いろんな人
いろんな人
使っても無いくせに何が分かるの?

こういう意見が来ることがあります。
残念ながら論点のすり替えだと思うのですが。

論点のすり替え

一般的な文章の読解力で読めば、例えばこういう記事。

これについては過去に何度か、ぼんやりと書いた記憶がありますが、こういうパーツがあります。 よくわかりませんが、最近これ...

絶対に折れるかどうかの話なんてしていないことは理解できると思います。
絶対にこうなる、などというのは占い師、妄想の世界なので、絶対性なんてわかりませんし。

普通の読解力を以ってすれば、【折れる可能性が十分想定できる】ことだというのは理解できるかと。

例えばこういうパーツを買ってきて、一年使ったけど壊れなかったと仮定します。
それを以って、

管理人
管理人
いづれ壊れるなんて書いていた奴がいるけど、俺は壊れなかったから嘘つきだ!

こういう意見が来たとして、それは単に論点をすり替えているだけ。
一例を取り出してあーだこーだ言っている話ではなくて、構造的に、力学的にみて予見される状況は何なのか?という話なので。
一件、無事だった事例を紹介されても、そもそも論点が違う。

そもそもの話で言うと、この事例で使ってないのに何が分かるんだ!という人は、逆に言えば構造を読み取る能力が低いともいえます。
私も過去に失敗してますが、

ロードバイクに乗る上で、リアライトは必須のアイテムですが、私が使っていたのは、ウインカー機能も付いているというものでした。 ...

この構造で壊れるというのは想定しておらず。
アームが長いわけでもないし、重量的にも重いというほどでもないし。
けど、構造を見てこれは無いと考える人もきっといたでしょう。

こういう話って、これと同じだと思います。

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固定ローラー台はフレームに強い負荷が掛かるため、フレームメーカーでも禁止扱いにしているところもあります。
これも、固定ローラー台を使えば必ずフレームが割れるという話をしているのではない。
割れる可能性がありますよ、という話。

だけど意味を理解できない人からすると、

いろんな人
いろんな人
俺はずっと固定ローラー台を使っているが、いまだにフレームは割れていない!
問題ないんだ!

自分自身の一例を取り出して語り出す。
正確な統計は持っていませんが、恐らく、固定ローラーを使ったとしても実際には割れていない人のほうが多いんじゃないかと予想します。
そもそもの話では、【割れる可能性が十分想定できるから使わないほうがいいよ】だったはずなのに、気がついたら【俺は問題なかった】と論点がすり替わっている。

ローラー台はミノウラのFG220を使ってます。
これについて読者様から質問を頂いていたので、後日記事にする予定ですが、

後輪の動きを見れば分かると思いますが、まっすぐ乗っているつもりでも、後輪は左右に結構ブレます。
これはペダリングに伴い、フレームが捻じれるから。
固定ローラー台ではリアエンドを固定しているので、フレームが捻じれた逃げ場がなくなる。
だから最悪のケースでは割れることが十分想定できるとなります。

構造的な問題から見て、壊れる可能性の話から注意喚起をしているのに、自分は大丈夫だったなどと1人の体験談に置き換わる。
こういうのは単なる論点をズラしているだけだと思うのですが。

ただし、【使っても無いのに】というのは、ケースバイケースで説得力がある場合も。
主に性能面・・・と言っても、耐久性も性能の一部ですねw
壊れやすそうな構造かどうかについては、見りゃ分かると思うのですが。

コレも似たような話かもしれません。

読者様から、地震でバイクハンガーからロードバイクが落下してフレームに傷が付いたという事例を聞きまして。 先日大きな地震があり、普段...

先日、サイクルハンガーに掛けていたロードバイクが、地震で落ちてフレームに傷という事例を紹介しましたが、 ちょっ...

ある程度の予想として、そう簡単には落ちないだろうと予想されます。
けど、絶対に落ちないという保証は無い。

落ちたときにはどうなるかはある程度想像がつくと思うので、私はオススメしません。
実際、読者様は地震により取れて落下して、フレームが欠けてしまい、悲しい思いをしたわけですし。
もちろん、これで問題なく使えている人はいるでしょうけど、問題が起こるかどうかの予見性の話なので。

これについては、

【使ったことも無いくせに】などと言われても、コレの構造を見て安心できるほうが不思議。
自転車パーツは安全性が第一なので、構造から見てこれは壊れやすそうだと思えば、注意喚起目的で書きます。

使う前に

前に何の件だったか思い出せないのですが、ある製品について書いたところ、私が気がつかなかった構造的な脆弱性を指摘してくださった方がいます。
非常に論理的で納得できたので、記事を修正した思い出があるのですが、構造を見れば、詳しい人が見れば脆弱性がわかる。

で、ブログでもユーチューブでもそうですが、基本は発信することで第三者に勧めているわけじゃないですか。
壊れる可能性が十分想定できるものを第三者に勧めれば、被害者が出る可能性がある。

そこまで考えて第三者に勧めているのか、と疑問に思ったのがこの記事。

これについては過去に何度か、ぼんやりと書いた記憶がありますが、こういうパーツがあります。 よくわかりませんが、最近これ...

万が一壊れたことを想定したときに、落車しかねないパーツもあれば、そうではないパーツもある。
第三者に危害を加える可能性があるものもある。

絶対に壊れないパーツなんて世の中にはありませんが、壊れることが十分想定できる製品を安易に勧める事は、私には無理です。
このあたりは責任感の問題だと思いますが、使ってもないくせに何がわかるということをいう人がいたら、そもそも論点が違うものを誤魔化しただけとしか言いようが無い。

キャットアイのライトについても、ブラケットの爪の弱さはいろんな人が指摘していますが、私自身も二度経験しています。

前にも書いたと思うのですが、キャットアイのライトの弱点はブラケットの弱さです。 脱着を繰り返しているうちに、折れてしまうことがよくある。 ...

ですがキャットアイの場合、ライトとしての性能は優秀なので、ホント悩ましいところ。
ブラケットについても補修パーツが充実しているのでまだ救いはありますが、壊れる可能性が十分想定できる上に、補修パーツが今後入手可能なのか不明な商品を勧めることは、私はしません。
幸いキャットアイについてはさすがは業界大手というだけあって、補修パーツも充実しているし入手性もいいので、ブラケットの弱さについてはそこまで問題視していません。

ただまあ、これだけインターネット社会が広がってくると、ブログでもユーチューブでもそうですが、責任感が無い記事や動画は増えます。
壊れる可能性を予見しているのに第三者に勧めるとか、それは単に無責任というだけ。

前にちょっと書いたサドルバッグにしても、

先日書いた記事。 このように記したのですが。 クラファンに出ているもの、耐荷重がどうのこうのとも書いてあるの...

この構造からすれば、一般的なサドルバッグよりも折れる可能性が高そうだなと力学的に予想される。
それがいつなのか、必ずなのかは預言者でもないし占い師でもないのでわからない。
だから【いづれ】と記したまで。

しかもこれ、リアライトの光はバッグの透明部分に投射するようにして使うようですが、デイライトでは全くに近いレベルでリアライトの光が見えないらしいです。
デイライトを実践するといいですよ、安全性が高まりますよ、というこの時代に、なおさら他人に勧める理由も無いと思うのですが、これに執着するかのように勧める人については正直意味が分からない。

ほかにリアライトをつければ済むともいえますが、それなら最初から違うものを選んだほうがいいよねという話にもなる。

ホント不思議でしょうがないというか、デイライトとしては意味を成さない上に、壊れる可能性が十分予見できるものを勧めるのって、なんでなんだろ。

ちなみに普段使っているサドルバッグ。

これの固定箇所は三点。
シートポスト、左サドルレール、右サドルレールの3点。
左右の固定ベルトは独立してます。

これが絶対に壊れないなんてことは当然ありえないわけですが、一箇所ベルトが切れたとしても、少なくとも二点の固定が残っていれば、プランプランになるでしょうけど即座に落下することは想定しづらい。
同時に2点以上が切れた場合は別でしょうけど。

これが力学的な面で見た、構造。
3点止めなので、万が一があっても落下までは至らない可能性が高いといえます。

使っても無いのに、などという人って、そもそも論点をズラしているだけに気がついていないのかな。
そりゃ、何ら問題ないと思う製品を無意味に批判することはしませんが、これについても、

【バイクに跨ろうとして足を引っ掛けて壊しそう】みたいな意見も頂いてます。
これについてはご名答としかいいようがなく。
それも予見して気をつけていれば済むとも言えますが、人間不注意なんていくらでもありますし。

どんな製品でも、メーカーは利点ばかり強調してセールスします。
デメリットとなりうる要素は、購買者が構造をみて考えるしかないですが、最初から想定できるリスクがあるなら、普通は第三者に勧めないものだと思うんですよね。
使ってみないと分からない要素は当然あるにしても、それ以前の問題。

まあ、【使ってもないクセに】と意見する人は、当然自分自身にも返ってくるわけで、その人は今後、使ってもいない製品について一切の論評・批評はできなくなってしまう。
そりゃそうですよね。
他人にそういうならば、当然自分にも当てはまるわけですから。
なのでこういう感情論を安易に使う人って、大丈夫なのかなと思ってしまう。

他人を批判するということは、当然自分にも返ってくる話。
使わないと分からないことも当然あるにしても、このようなセリフを発した以上、今後は使ったことが無いものを批評しないと宣言しているのと同義なので・・・
それを理解しているならいいんですが・・・大丈夫なのかな。
まあ、過去には使ってもいない製品を批判していたことも知っているので、一貫性が無い意見だなと思うだけなんですが。