これは前にも書いたのですが、
高校野球では黒のスパイクしか認められていなかったのが、白スパイクも許可されてるようになりました。
今年のセンバツでも、白スパイクのチームが結構あるなと。
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白シューズの効果
高校野球で白スパイクが急速に広まっているのは、熱中症予防効果です。
気温32度の環境で、黒スパイクよりも白スパイクのほうが表面温度が10度下がるとか(資料によっては20度とも)。
元高校球児としては、見た目でいうなら正直なところ違和感でいっぱいです。
アップシューズかよと思ってしまうのですが、実際にプレイしている高校球児の話でも、明らかに白スパイクは効果があると。
全然違う、という感想も出てます。
さてさて、ロードバイクの話。
そもそも黒のシューズのほうが少ないかもしれませんし、地面に接する野球と、常に風を浴びているロードバイクでは全く違うかもしれません。
アマゾンで探すと、早速シマノのシューズが引っ掛かりました。
真っ黒シューズがそこそこあります。
効果は不明ですが
真夏になると明らかにロードバイク人口が減るなと思うのですが、真夏に乗るにはそれなりの対策は必要。
私の場合は、真夏でも長袖&ロングパンツで皮膚を出さない方向性にしてます。
色によって、熱吸収率と反射率が違うわけですが、熱を吸収する色=温度が上昇するですし、反射率が高い=温度が上昇しづらいわけです。
調べてみると、かなり違うんですね。
色 | 反射率 |
シルバー | 90% |
白 | 80% |
黒 | 2~3% |
※素材によっても差が出ます。
高校野球のスパイクで、外気温32度でスパイク表面温度が10度違うというのもうなづける話なのかと。
ロードバイクの場合は風を浴びている分、温度上昇は限定的かもしれません。
ただまあ、真夏をより安全に乗ろうと思うなら、シューズの色から見直す、ウェアの色から見直すことも有効になるかもしれません。
平気で6、7時間は外にいるスポーツですしね。
こういうのを実際に計測したデータってどこかにあるんですかね?
ロードシューズの色の違いによる表面温度の差。
こういうのがあれば計測できると思いますが、
暑さに弱い人は、シューズやウェアの色から見直すのはアリだと思います。
真夏って、マジでクラクラしてくることがありますし。
塩タブレットとか塩分と水分補給も大切ですし、それこそヘルメットの色とかも効果あるんですかね。
風浴びている分、冷却効果が働いてそこまで色の要素が関係しない可能性もあるので何とも言えませんが。
まあ、白だと汚れが目立つんですけどね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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