フルクラムから新しいカーボンホイール、AIRBEAT400 DB 2WAY-Rが発表されています。
40㎜ハイトのカーボンリムですが、フルクラムでカーボンリム&40㎜ハイトって、WIND40があるやん!と思う人もいるかと。
一体何が違うのか?というところに焦点を当ててみていきます。
AIRBEAT400 DB
AIRBEAT400 DBですが、カーボンリム&40㎜ハイト。
ざっくりとスペックを見るとこんな感じです。
重量 | 1640g |
リムハイト | 40㎜ |
リム内幅 | 21㎜ |
リム外幅 | 28㎜ |
スポーク数 | 24/24(2:1) |
ASTMカテゴリ | 2 |
値段(税込) | 14万 |
ASTMカテゴリってなんぞや??という人のために。
カテゴリ1 | 舗装路用、ロード、トライアスロン |
カテゴリ2 | 整備されたダート、グラベル用。ツーリングバイクやシクロクロスなど |
カテゴリ3 | 未舗装路用だが高いジャンプには適さない |
カテゴリ4 | 割愛 |
カテゴリ5 | 割愛 |
3から5はMTB用だと思えばいいのですが、カテゴリ2なので舗装路からグラベルが守備範囲のホイールです。
驚くのはその価格。
大手ブランドのカーボンホイールで14万(税込)なので、結構安いのが特徴。
といっても、WINDシリーズも安めのカーボンホイールだったのでは??となるので、比較してみます。
AIRBEAT400とWIND40の違い
Fulcrum – Wind 40 DB ロードホイールセット
AIRBEAT400 DB | WIND40 DB | |
重量 | 1640g | 1620g |
リムハイト | 40mm | 40㎜ |
リム内幅 | 21㎜ | 19㎜ |
リム外幅 | 28mm | 27㎜ |
推奨タイヤ幅 | 25~40㎜ | 23~50㎜ |
適合タイヤ | クリンチャー、チューブレス | クリンチャー、チューブレス |
スポーク数 | 24/24(2:1) | 24/24(2:1) |
ハブベアリング | シールドベアリング | シールドベアリング |
カテゴリ | 2 | 2 |
チューブレスバルブ | 別売り | 付属 |
値段(税込) | 14万 | 184,800円 |
なので違いがあるのは、以下の点。
・重量
・リム幅
・チューブレスバルブの有無
・値段
よりワイドリムになって、20gだけ重くなって、45000円程度安くて、チューブレスバルブが付属しないのがAIRBEAT400DBということでしょうか。
リムはどちらもUDカーボンフィニッシュですし、どちらもステンレススポークだし、ハブ胴はアルミ。
AIRBEAT400のリムは、最近のトレンドを抑えた見た目で、光の当たり具合でブラックからネイビーブルーに変化するらしい。
2021年モデルのフレームでも、光の当たり具合で色が変化するカメレオンカラーが一種のトレンドでしたが、この流れはリムにも来ているようですね。
重量的に大きな違いがなく、それでいて45000円近く安いのはユーザーにとってはメリット。
フルクラムらしい2:1スポークパターンもしっかり使われているし、2022年モデルのカーボンホイールの中でも注目度が高まりそうですね。
WIND40DBとスペックが被り気味なのは気になるところですが・・・
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