先日もちょっと書いた件。
翌週一緒に出掛けることになった際に彼のロードバイクを一緒に点検して驚いたことが2点。
・クイックが閉まりきっておらず、あらぬ方向を向いている。
・チェーンの被膜が乾ききって（固まって？）いる。
確かに、型落ち品＝長期展示品なので、オイルが乾いていくこともありうるのかと。
Contents
新品チェーンのオイル
新品のチェーンにはネットリ度高めのオイルが付いてますが、あれは落とさずに使うのが正解。
ただまあ、過去には一度洗浄してから使っていたこともありまして、落としたから耐久性が変わったという感覚は正直無いです。
実際のところ、ネットリ度を嫌って、一度落として注油してから使う人もそこそこいるんじゃないですかね。
ただこの件、あえて言うならば、
そこまでシャリシャリ鳴っていたというわけでもない・・・ということでしょうか？？
今回はそれなりに知識がある人が付いていたので気が付いたんでしょうけど、素人の知人の方だけならクイックの件も含めて気が付くことはなかったかと。
そう考えると、本当はそれなりに知識がある人が一緒について行って買うのがベストですが、なかなかそういうケースのほうが少なくて、お店の人に任せっきり状態で一台目を買う人が多いんじゃないですかね。
今回のケースはオイル切れを起こしていたとのことなので、注油して正解です。
素人がチェックすべき新車の状態
新車を買った後、後になってから初期不良というか初期調整がおかしくてトラブルになる話は時々聞きます。
それこそ、ディレーラーハンガーが最初から曲がっていて、最初から変速がおかしいケースもあったらしいですが、素人さんがディレーラーハンガーもチェックした上で購入というのは、現実的ではない。
現実的ではないというか、見てもわからない可能性のほうが高いというほうが正解。
最低限、チェックしておいたほうがいいポイントがあるとしたら、傷の有無くらいです。
ショップで講習して家に帰ってきたから小傷に気が付いたみたいな話は時々聞くのですが、そういうのは走行時の小石で傷がついた可能性もあるし、誰の責任なのかがわからなくなってしまうので、乗る前に指摘しないとダメです。
それこそ、ユーザーがバイクを倒して傷を作ったのに、ショップにクレームを入れるというケースも想定できちゃうので、一度でも乗ったロードバイクの傷について後から言っても意味がないです。
より細かく見る人なら、フォークのセンターが出ているかどうかなども見るかもしれませんが、素人さんには難しいところ。
基本はショップの人がちゃんと整備してある・・・という前提で購入するので、素人さんに初期調整に不備を見抜くことは酷です。
最低でも傷の有無は確認しておいたほうがいいですね。
たまにヤバいレベルの初期不調の話も聞きます。
前にあったケースですが、ボトルケージの穴がフレームに平行になっていなくて、結果として返品交換になったという話も。
こういうのは買ったユーザーが弄った結果になるはずもないので、初期不良かどうかは明らかですが、あるメーカーだと
突っぱねるみたいですしね・・・
こういう些細なことって意外と大切で、斜め具合によってはロングボトルを入れると脚に当たる可能性もあるわけで。
それが初期不良ではないと言い切れるのもすごい。
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コメント
初期不良と言えば、こんなのがありました。
最近買ったばかりの人と走ったとき、その人の方からビョンビョン音が聞こえる。何かと思って確認すると、スポークが一本完全なフリーになっていて、段差で音が出ていた。
フレも出ていなかったので最初からその状態だったと思われます。
その人は後にショップで調整してもらったそうです。
コメントありがとうございます。
スポークがフリーというのは、外れていたということですか？？
どうしてその状態でフレもなかったのかのほうが気になりますｗ
このページ的に言うとピストン運動的に動かせましたw
もしかすると、組んだ時点で一本足りない状態でフレ取りしているんだと思います。
さすがに衝撃的でした。
最近と言っても、買ってから数ヶ月は経っているので有償修理だったとのこと。ショップが納車時に気がついても良いようなものだと思いますけどね。
昨日またcaptcha表示されませんでした。
コメントありがとうございます。
完成車付属のホイールなら、タイヤが付いたままでチェック＆フレ取りすると思います。
一本足りないなら、横振れが取れても縦振れは出そうなもんですが、タイヤがあるのでわからなかった・・・のかもしれませんね。
キャプチャについては、時間帯によるみたいです。
午前中はだいだい表示されるようですが・・・