軽量だから優れているというわけでもない。

再びクイックの話。

ロードバイクでリムブレーキ車なら、基本はクイックリリース(クイックレリーズ)で車輪を固定しているわけですが。 読者様からのメールで、知人の...

過去に軽量クイックについてまとめた記事もありますが、

ロードバイクに乗る人なら誰でも操作したことがあるだろうクイックリリース。 クイックレリーズとかいろんな呼び方がありますが、それは本題ではな...

さほどオススメはしていません。

軽量クイックの弱点

軽量クイックの弱点というか、よく聞く話って【ズレる】ですよね。
強く踏み込むとズレるから、そっと踏み込むなんて話も聞いたことがあるのですが、本末転倒もいいところ・・・

TOKENには超軽量クイックのTK2341 Zenith ロードクイックというものがありますが、重量は驚きの36.2g。
一般的なクイックって120gとかそんなもんだと思いますが、80g以上は軽量化できるわけですよ。

ただまあ、クイックが軽量化されたことを、走ってみて体感できるのか?と聞かれると、すこぶる怪しいw
ドリンクの量をいつもより80g減らして乗ってみて、明らかに違うと思えるほど繊細な人なら別かもしれませんが、乗ってみての軽量性を体感できる人が地球上に存在するのだろうか・・・と。

少々重くても、ガッチリ固定されているほうがいいんじゃないですかね。

ちなみにTOKENの超軽量クイックは製造終了らしく、通販サイトでは見かけません。
まあ、こういうキワモノ感溢れるパーツが好きな人もいるので、否定はしませんが、個人的にはナシ。
シマノのクイックとかも評判がいいと聞きますが、シマノのクイックって一度も乗ることなく売却した、WH-RS010についていたものを一度触っただけなので、詳しくはわかりません。
シマノの場合、スモールパーツも充実しているので便利ではありますが。

なぜズレるのか?

軽量クイックはズレる、という話はよく聞きますが、これって使い方が間違っているからでは?と思っていた時期もありました。
けどそうとも言えない事情がある場合もあるようです。

https://www.actionsports.co.jp/pdf/caution_Tradizione_quick.pdf

これはクロモリフレームの逆爪エンドの話ですが、ナット側の滑り止めのギザギザが潰れてしまい、結果的に滑る現象のようです。
軽量クイックの中には、レバー受けの部分が樹脂になっていて、そこが潰れることで固定力が落ちるみたいな話もあれば、チタンだと柔らかい分固定力が弱い(?)とか。

まあ、固定が甘くて軽いのと、ちょっと重くなるけど固定力が高いの、どっちがいいかは明らかなんじゃないですかね。
ネットで見ると、走行中に後輪がズレてホイールロックして落車したなんて話も出てきますが・・・そういう斬新な結果になるよりは怪我をしない方向性のほうがいいかと。

こんな斬新なプレイ、したくないですもんね。
このプレイは、軽量クイックの話ではなくて、クイックの使い方を間違えて走行中に解放されるというプレイです。

https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/2021032501.html

無駄に爆死するよりも、安全性を。