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自転車とクラウドファンディング。

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ちょっと前に、オートバイメーカーのKAWASAKIから3輪の電動自転車が発表されました。
ノスリスというもので、電動アシスト自転車とフル電動自転車(要免許)の2タイプ。

 

noslisu | ノスリス
自由な生活を楽しむためのモビリティ

 

これ、クラウドファンディングのMAKUAKEで限定販売され、既に完売。
今回と同じ仕様での再販売の予定はないとしています。

 

Makuake|重さ20kg積んでも快適走行!Kawasaki設計のラクラク電動3輪|ノスリス|Makuake(マクアケ)
noslisu(ノスリス)はバイクのKawasakiが提案する新しいスタイルの3輪電動ビークル。独自の3輪構造を生かした高い積載能力・安定性と高性能モーターで、「毎日の移動をもっと快適に!」をコンセプトに開発した車両です。『ちょっとそこまで...

自転車とクラウドファンディング

自転車関係、ロードバイク関係のものはクラウドファンディングで出てくることはよくありますよね。
これ、ちょっと前にも少し触れたのですが、

 

サドルが動くという発想。
クラウドファンディングになかなか凄いサドルがありました。 うーん、ママチャリユーザーにはアリ・・・なんですかね。 かなりの購入者がいます。 動くサドル ロードバイクの場合、サドルは座る場所というよりも支える場所だと思うので、動くことはむしろ...

 

ぶっちゃけて言うと、クラファン発でヒット商品になった自転車関係のパーツってほぼ無いと思ってまして、ほぼ記憶にありません。
これについてメールを頂いていたのですが。

KNOGのベル(Oi)はクラファンが初登場なので、ヒット商品と言ってもいいのではないでしょうか。

 

あれもクラファン発だったんですね。
記憶ではALTERLOCKもクラファン発だったような記憶があったのですが、どうも記憶違いだったようで、クラファン発なのはOTTOLOCKのほうっぽい。

 

OTTOLOCKは株式会社フカヤの取り扱いになっているようなので、まあ、一定のヒット(?)と言っていいのかもしれません。
フカヤはミシュランやSIDIとかミノウラの代理店です。

 

クラファンの目的はいろいろあるでしょうけど、KAWASAKIの3輪電動自転車については、資金調達目的ではなく、マーケティング戦略の一環なんだろうなと理解できます。
大手ですし、資金に困っているというわけではなくて、限定品の販売目的では既存のプラットフォームを使ったほうがラクだとか、どの程度需要がありそうかなどの分析としても使えますし。
3輪自転車については、あえて限定にすることでユーザーの声を拾うこととか、その後の計画もあるんだろうと。
これはちょっと面白そうなので、今後に期待。

 

ただまあ、クラファンに出ている自転車関連パーツで、その後も継続して売れているもの、大手代理店があつかうようになったものとなると、相当限られてくるように感じます。

パクられるリスク

KNOGのOiについては、一定の成功を収めたベルと言っていいと思います。

 

デザイン的にもシンプル&スタイリッシュで、合わせやすいし、それでいて高価というわけでもない。
まあ、もっと安いベルは多々ありますが。
ベルとして許容範囲の価格帯なのかなと。

 

ただこれ、どうしても類似商品は登場します。

 

クラファンに出てくるようなものって、特許を取っているようなものではないことがほとんど。
なのでどうしても類似製品は出てきます。
アマゾンで見ると、KNOG製品と類似製品では価格差が数倍あるにも関わらず、評価がかなり違う。
KNOGは音色もいいらしいですが、色が剥げてくるという報告もありますね。

 

ただまあ、パクられるというのは、逆にいえば人気商品だから・・・ということにもなる。
人気が無い製品をパクったところで、売れませんし。
シマノのクリートは盛大にパクリ商品がありますが、あれは人気というか、需要が大きすぎるパーツなので、偽物を薄利多売しても利益になるんでしょう。
しねばいいのに、と思いますけどねクソ業者は。

 

クラファンに出ている自転車パーツを見ていったときに、今後も継続して売れそうだなと思う製品って、正直なところほぼ無いと思ってみてます。
モノによっては、先にユーチューバーとかブロガーを使って宣伝してクラファンの効果を高めようとしているものはありますが、その後サッパリ話題にも上がらないようなものも多いのが現実。

 

こういうの、本当にいろんな人が注目しているかの指標になるのは、クラファンでの投資額とも限らなくて。
その製品のツイッターとかのアカウントを見れば、フォロワー数などである程度指標にもなる。

人の噂も75日といいますが、昨年5月に大炎上して解散した某ブランドなんかも、今や話題にもならないのが現実。
せっかく良さそうなものを作っていても、あの方法をメーカーがすると、買おうと思っていた人まで離れていく。

 

なので半年後、1年後も継続して売れる製品て、ホント少ないし、偉大だし。
KNOGのOiについては、大ヒットと言えるのかは不明ですが、静かに継続して売れているのかなと思ってみてます。
ぶっちゃけ、安いベルならキャットアイでも普通にありますが、

 

カッコいいのか?スタイリッシュなのか?と聞かれると、そこはノーコメントでw
まあ、製品コンセプトとしても、カッコよさとかスタイリッシュさを求めて作ったとは思えませんので、これはこれで静かに継続して売れている製品なんだと思います。

そういうこともあって

クラファンに出ている自転車パーツ関係、基本的には買おうと思うことってありません。
とにかく早く使いたい、誰よりも先に使いたいという価値観もありますし、それ自体を否定するつもりはありませんが、どうしても気になるのって継続性とか保証関係なんですよ。
ぶっちゃけ、ベルに保証とか求める気はないですが、パーツの種類によっては重大事故に繋がりかねないものもあるわけで、継続性は気になる。

 

いきなり、やっぱやーめたなんてことされると、困りますから。
フレームメーカーでも、いきなり辞められるとディレーラーハンガーが入手不可能になっても困るし。
なので私の価値観としては、ある程度の実績と継続性が確認できるまでは、新ブランドに手を出すことはほぼないです(パーツの種類にもよります)。
ベルとかは壊れたら他を探せばいいだけですし、壊れたとしても走行上の危険性に繋がるかと聞かれるとそうでもないので、どうでもいいですが。

 

走行上の危険性というのは、壊れることでバイクコントロールに難が出るようなパーツとかですかね。
例えば超軽量ハンドル!だけど折れやすいです!みたいなのは、走行中に折れると爆死する可能性が高い。
ベルが走行中に壊れたら、そもそもほぼ使わないパーツですし新しいものを買えば済むのでリスクとも言えない。

新しいもの好きというわけでもないので、興味があるモノでも、ある程度見守ってから買おうと思いますが。
クラファン、なんでこんなモノにお金が集まるんだ??と思うようなものもありますが、新しいもの好きが多いんですかね。

 




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