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因果応報論。

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読者様から頂いたメールの一部。

管理人様も取り上げておられますが、私も車と自転車の関係は、譲り合いだと思うんですよね。お互いに気持ちよく走行できるなんて理想かもしれませんが、嫌な思いするなんてもったいないなと。「今日ダンプの邪魔してやったわ!」など父の声を聴くと悲しくなります。
先日、しまなみ海道に行った際に、地元の人、車、ものすごく自転車にも優しくて・・・タマタマかもしれませんが、追い越しの際も距離確保してくれますし、譲ればホーンとすれ違いざまの笑顔。聖地で観光客が地元を盛り上げるから歓迎されるのもあると思いますが、感謝しかなかったです。
ルールって何でしょうね。

ちょっと思うことがありまして。

因果応報論

ネット上では、

いろんな人
いろんな人
車に幅寄せされた!
いろんな人
いろんな人
車の追越し、近すぎるんだよ!

 

こういう意見、そこそこ見かけます。
道路上には残念ながらキチガイ様もいるのでキチガイ様からのアタックを防ぐことはできないですが、基本的な考えとして、自分が譲れば相手も譲る方向になる。
走り方については見ればわかるわけですが、荒い走り方している人には荒い洗礼を受けるという因果応報原則なんじゃないですかね。
配慮しているなと思うロード乗りには、ドライバーも配慮しようとするみたいな。

 

コントロール不可能なキチガイ様もいるので、必ずという保証もないです。
そのタイミングで、その隙間をすり抜けするの!?と思うようなロードバイクもいます。
そういう人に限って、追越しされたときに側方間隔が近いとか騒ぐのかもしれません。

 

いやいや、あんたも同じことしているじゃん!と。
危険なすり抜けしてドライバーに怖い思いさせたのに、自分がされるのは嫌なんてそんなバカな話はない。

 

先日もちょっと書きましたが、世の中にはルールで全てが解決できると思う人もいる。

 

道路におけるルール論とマナー論。
世の中いろんな人がいるなぁ、と思う今日この頃。 【ロードバイクに乗るときにマナーは必要ない、ルールですべて解決できる】みたいな主張をする人がいます。 ルールを理解しているとは思えないのでお察しなんですが、危険思想だなぁと思いまして。 ルール...

 

ルールというのは時に曖昧で、解釈が複数成り立つものもある。
道交法70条なんてザ・抽象規定ですし。

(安全運転の義務)
第七十条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

この規定ですが、道交法が成立した昭和35年の国会決議でも、拡大解釈しないこととなってます。
他条で補いきれない部分を補完しつつ、拡大解釈して違反だとすることもダメとしている。
けどルールで解決できると考える人って、そういう立法趣旨も理解せずに、70条違反だと言い出す人が多いような。

 

違反なのかどうか疑わしいけど、好ましいプレイとも言えないよねというところを埋めるのがマナーだと思います。
マナー不要なんて考える自転車乗りがいたら、どこぞの国みたいな横暴な運転ばかりになると思いますが、違反とは言えない範囲でも好ましくないプレイなんてあるわけで。
それを相互理解で配慮することで円満な関係を築くのがマナーですが、マナー不要論って怖すぎ。

マナーとルール

ルール=法律、マナー=礼儀と捉えることが出来るわけですが、ルールって時に曖昧。
どこからが法に抵触する行為で、どこまでが違反とならないのかが不明なことは、特に道交法には多い。

 

まあ、法律上規定されていないにもかかわらず、自転車を追い越すときには1.5m空けることが【ルール】だと勘違いしている人もいますし。
法律上は

追越しをしようとする車両(次条において「後車」という。)は、反対の方向又は後方からの交通及び前車又は路面電車の前方の交通にも十分に注意し、かつ、前車又は路面電車の速度及び進路並びに道路の状況に応じて、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない。

狭い道で十分減速しながら1.0mの側方距離で追い越すことが違反になるのか?
法律上は前車の速度と道路状況をみて、出来る限り安全な速度と方法としか書いていませんしね。

 

けどロード乗りの中には、1.5m空けるのがルールだと勘違いしている人もいて、1.5m空いていない車に対して激オコする人もいる。
そういうときに関係するのがマナーなんだけど、道路上にマナーは不要と考える人もいるので注意していないといけませんね。

結局、人と人

道路上であろうと、いろんな車両がいることは人と人のコミュニケーションなんで、譲り合いで気持ちよく走ろうぜとうだけのことなんですよ。
全てがルールで解決できるなんて妄想ですし。

 

一般的な思考だと、優しくされたり、よくされたら【ありがとう】。
攻撃的なことをされたら、ありがとうなんていえない。

 

今回は読者様のお父様の事例ということで悪く言うことは気が引けますが、

 

読者様
読者様
「今日ダンプの邪魔してやったわ!」

 

こういう些細なところから煽り運転だとか喧嘩が始まる可能性がある。
なんか切ないですね・・・

 

なんかこれを思い出しました。

 

車両通行帯ではない複数車線道路という存在。
ちょっと思うことがありまして。 ちょっと前にですが、読者様からこのようなものを教えてもらいました。 ツイッターの動画なんですが、もう既に消されているようなので、イラストで説明を。 法的側面 要は複数車線ある道路で、自転車に乗っていて後ろから...

 

複数車線道路だから第一通行帯の中ならどこを走ってもいいんだ!という考えの元に、後続トラックを妨害してクラクション鳴らされまくったみたいな話。
そもそも、車両通行帯指定されているかどうかも不明。
一般道では複数車線道路でも、車両通行帯指定されていない道路は普通に多い。
ただこういうのに法律論を適用すれば常に解決出来るのかというとそうでもなくて、左に寄れば後続車は先に進めるわけで、人として左に寄ればお互いに悪い思い出にはならないよね、ということだけなんですよ。
実際この方、警察に全く取り合ってもらえなかったようですが、警音器の使用制限違反ガーとかくだらないという判断。

 

世の中なんてそんなもん。
譲る義務はないはずだ!とか、ルールで解決できるからマナー不要とか、人と人のコミュニケーションを放棄しているとしかいいようがなく。

 

先日も煽りあい運転でお互いに書類送検という謎事態がありましたが、

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

これはルールのほうに違反しているとも言えますが、

信号待ちをしていた会社員が、後続の介護職員に「車間距離を詰められた」と思い立腹。

 

Yahoo!ニュース
Yahoo!ニュースは、新聞・通信社が配信するニュースのほか、映像、雑誌や個人の書き手が執筆する記事など多種多様なニュースを掲載しています。

いわゆる車間距離不保持の規定は、走行中の前後距離を規定していると言えるので、信号待ちで停車中の車に対する車間距離不保持の違反は成立しません。
けどマナーとして、やたら至近距離に詰めてこられたら不快。

 

マナー面で立腹してルール違反を犯すという事例は結構多いみたいですね。
マナー不要論の人って、こういうケースでも何とも思わない人なのかも。
イチイチ立腹するのもバカバカしいですが、ルール上では問題があるとは言えなくても、マナーが悪いとして立腹する人も普通にいる。

 

読者様のお言葉をお借りします。

お互いに気持ちよく走行できるなんて理想かもしれませんが、嫌な思いするなんてもったいないなと。




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