問題解決能力とその手法。

あんまり具体的なことは書けませんが。

市役所とかに行くと、キレ気味というか怒声に罵声で抗議している人っていません?
個人的にはあれって本当に無意味だと思ってまして。
エネルギーの無駄遣い、かつ解決能力の欠如。
無意味で済めばまだマシで、むしろ逆効果。

訴訟を通じて

昨年まで行政に対して訴訟をしてました。
具体的なことは書けませんが、訴訟前に役所の担当者と会談(?)してます。

このとき、一番気を付けていたことは何だと思います?

実はこれ、結構大切なことなんですが、

終始笑顔でにこやかに、無能感を出しながら場合によっては相手を持ち上げること

これが大切。

下記のようなセリフはある意味では脅しにもあるわけですが。
役所で怒鳴っているオッサンとかこんな感じですね。

いろんな人
いろんな人
なんでこうなるんだ!
いろんな人
いろんな人
公務員には説明責任がある!
いろんな人
いろんな人
上の者を出せ!お前じゃ話にならん!
いろんな人
いろんな人
俺は裁判を考えているんだぞ!
いろんな人
いろんな人
この会話は録音させてもらうからな!
いろんな人
いろんな人
弁護士に相談している!
読者様
読者様
ネットに公開するぞ!
いろんな人
いろんな人
損害賠償請求を考えているからちゃんと答えろ!
いろんな人
いろんな人
公務員法によると、全体の奉仕者だと書いてあるんだからお前らには説明責任があるだろ!

こういう喧嘩腰の態度で臨んで、相手が心を開くわけもない。

会談の場では、私が知りたい情報を引き出すことだけに尽力しました。
相手がどういう考えなのか、どういう根拠があるのかを聞き出さないと、その後どうするべきかも決まらない。
相手の考えもわからないまま訴訟を起こせば、的外れになる可能性すらある。

とにかく下手に出る。

管理人
管理人
ここの理由がわからないので、教えてくれませんか?
管理人
管理人
ああなるほど!さすがですね!
管理人
管理人
さすがですね。
皆さんのお仕事をりすぺくとしてますよ!

おだてられると人間、本音が出てくるモンです。
喧嘩腰で臨んで、相手が心を開くわけもない。
終始にこやかに、時にはおだてて、わざとらしく褒めたたえる。
これで大体のケースでは裏話が飛び出てくるので、きちんとメモしておく。

訴訟の場では相手がどういう主張をするか知っているようなものなので、その主張を先に封じることを考えればいい。
先に封じてしまえば、その主張をしてきてもすでに論破している状態になるわけで。
というよりも、あれだけにこやかに会談したのにいきなり訴状が来るわけで、相手もビックリしたと思いますけどねw

民間相手でも同じ

例えばですが、ある製品について問題があると思って、損害賠償請求しようと考えていたとします。
誰が見ても明らかな不良品であれば別ですが(破損しているなど)、間違いなく争いになるだろうと思われるケースってあるわけじゃないですか。

いきなり損害賠償の話を持ち掛けたら、そりゃ相手は口を閉ざす。
訴訟で訴えられる可能性がある相手に、何で情報を与える必要があるの?となるだけですから。

何か情報を引き出したいのであれば、喧嘩腰で突っ込めば失敗するに決まっている。
けどこれが分からない人っているんだよなぁ。
いきなり脅かすようなことを言えば、何とかなると勘違いしている人。

脅かすようなセリフを使う⇒相手が一瞬で心を閉ざす。
説明責任がある!とキレてみる⇒より心を閉ざして回答しなくなる。

こういう悪循環に陥っていくわけですが、こういう人って相手が説明しない原因が自分にあることを理解していないように思う。
違う人が交渉していれば、情報を聞き出せる可能性は十分あったにもかかわらず、余計な脅迫的言動とかキレがあったために態度を硬化させてしまう。

役所に行って激怒している人を見ると、何か勘違いしているんじゃないかと思ってます。
届くべきものが届かなかったみたいな単純なミスであれば、穏やかに接近しようと、激怒して詰め寄っても結果は変わらないと思いますが、聞き出したい情報があるなら、脅迫的言動とかブチギレとかすれば心を閉ざして当たり前なんですね。

公務員に説明責任ガーといっても、公務員も伝家の宝刀を使えばいいだけですし。

読者様
読者様
わかりません。

説明責任といっても、【わからないので答えようがない】という立場に立てばいい。
そこまで見越して、穏やかに、にこやかに、相手を持ち上げて接近する。
上司を出せ!なんて言わなくても、おだやかに、にこやかに来た人には、上司が勝手に出てきますから。

まあ一番厄介なのは、脅かしている自覚すらない人なのかもしれません。

友達になってほしいのに、こんな言い方したら絶対に無理でしょう。

管理人
管理人
おい貴様!
俺と友達になれ!

それと同じ。

交渉力

交渉するときには相手の立場を第一に考えることが大切。

聞きたいことがあるなら、どうすれば相手がその情報を出すかを考える。
頭が悪い人だと、だいたいは脅し的な手法を使うことを考えるけど、それでは何も解決しない。

どうしたら情報を引き出せるか?というよりも、どうしたら相手が心を開いて語りだすか?というほうが正解。
心を閉ざしているにも関わらず、情報を出すなんてあり得ないので。

意外と単純なことですが、脅し的手法を使う人ってホント多いんだよなぁ。
やり方を変えれば、相手のほうからベラベラ勝手に話し出すのに、脅かせば何とかなると考える時点で発想がジャイアン。
相手を【人】とみなしていないから脅し的な方法に走るんでしょうけど、世の中、交渉者が変われば一瞬で解決することなんて普通にある。
無能な人が交渉しだすと、事態が悪化するだけ。

説明責任ガーとか、答える義務があるとか、弁護士に相談しているんだぞとか、そんなセリフを使えば魔法のように相手が語りだすわけもない。
むしろ、知らないことにして【わかりません】と回答するか、不服であれば裁判でお願いしますとしかならない。
説明してくれないのは交渉者の能力がその程度だからと考えるべき話であって、相手のせいにする前に、自分自身に問題があることを認識しないと厳しいんだろうなと。

けどまあ、ホントこういう人ってそれなりにいると思う。
怒鳴って、わめいて、威嚇して。
圧力をかければ相手がひるむとでも思うんですかね。
相手がひるむから、心を閉ざすだけなんですよマジで。