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耐パンク性に優れたホイール。

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まあまあどうでもいい話。

 

ある、事実上ホイール専門店みたいなところがあるのですが。
耐パンク性に優れ安心】と宣伝してある。

 

最近はホイールがパンクする時代なのかーと遠い目で見てしまいまして。

もちろんタイヤですが

パンクするとしたらもちろんタイヤのほう・・・より正確に書くとチューブなんでしょうけど。
タイヤ付きで売っているホイールならまだわからんでもないですが、ホイール単体だけで販売して

 

いろんな人
いろんな人
このホイールは耐パンク性に優れてます!

 

なんか変。
まあ、どうでもいいんですけどね。

 

一応そのホイールはチューブレスに対応するので、恐らくはチューブレスタイヤを使ってシーラントを入れておけば耐パンク性に優れていて安心なんだという意味なんでしょうけど。
クリンチャーでも使えるモデルなので・・・クリンチャーで使えば関係ないし。
ホイール自体は耐パンク性に優れているとは思えないので、かなり遠い話をしているような気が。

 

とは言え、耐パンク性というのはほかの何かとの比較なわけで、一体何と比較して優れているのかについては謎です。

まあ、どっちでもいいのかも

個人的にはそのホイールについて、耐パンク性が優れているとは思いません。
というよりも、ほかのホイールと比べて何か耐パンク性で違いがあるとは思いませんw
なのでより正確に書くと、【どのホイールでも耐パンク性は変わらんと思う】なんですが。

 

おかしな宣伝文句で商売するのもいいんですが、消費者側もある程度わかってないと、

 

読者様
読者様
俺、耐パンク性が高いホイールを買ったんだよ

 

謎の自慢に繋がるかもしれませんw

 

どうでもいいですが、昔からこういうパンク防止ライナーってありますよね。

 

こういうの、重量は加算されますが耐パンク性は当たり前のように上がります。
もちろんですが、異物系パンクの話で、リム打ちとか劣化系パンクとかは無意味。

 

で、こういうパンクライナーですが、基本的には否定的です。
その理由なんですが。

 

まず第一に、異物パンクって年に何回するんだ??という話。
年に一回起こる程度なら、そもそも重量が加算されるライナーを入れるよりも、パンクした時にチューブ交換したほうが安上がり。
じゃあ、毎月パンクするとか、毎週パンクする人にはいいのかというと、それほど高頻度でパンクするならたぶん違う原因を見逃してます・・・

 

タイヤに異物が刺さったままになっているとか(よーくみると小さな針金がタイヤ内に刺さっているなど)。

ちなみにこの状況、針金が刺さっていてもパンクしてませんでした。

 

それか空気圧を管理していないリム打ちが頻発しているとか。
このケースではパンクライナーは無意味。

 

タイヤが劣化していることで頻繁に異物が刺さるようなら、そもそもタイヤを変えるべきだし。

 

超軽量タイヤって耐パンク性は低いですが、超軽量タイヤがパンクすることを恐れてこういうのを入れるなら、そもそも超軽量タイヤではなくもうちょっと耐パンク性がある普通クラスのタイヤを使えばいい。

 

コンチネンタルのスーパーソニックは23cで150gと超軽量タイヤですが、これにパンク防止ライナーを入れて重くするというのはナンセンス。

 

耐パンク性を上げたいなら、普通にGP5000でも使ったほうがいい。

 

多くの場合、パンクが頻発するなら何か見落としていることがあるので、原因を探らずに安易に頼らないほうがいいと思う。

 

もう何年前か覚えていませんが、乗るたびにパンクするという珍事がありまして。
タイヤがダメそうにも見えなかったのですが、しっかり確認するとタイヤ内にかなり小さな破片みたいなのが食い込んでいたのを見逃していただけということがありました。

 

メカトラブルってある意味ではチャンスで、メンテナンスする上でいろんなケースにぶち当たる。
パンク一つとっても、いろいろ勉強できるチャンスなわけで、安易にライナーとかで濁さないほうがいいと思うんですよ。

 

時間の制限がある走り方をしていて、どうしてもパンクしてロスしたくないとかそういう場合を除けば、さほどオススメしません。
いろいろ見ていると、ライナーの重量は23c用で35~60gもあるようですし。
そこまでパンクしたくないなら、耐パンク性が高いタイヤを使ったほうがいいと思うんですよ。
パナレーサーのレースDとか、かなり耐パンク性は高いし。

 

軽量タイヤにこういうライナーを突っ込むなら、重いけど耐パンク性が高いタイヤにすればいいだけなのかなと。
通勤通学とかでどうしてもパンクして時間を取られたくないなど、事情がある人には悪くないと思いますが。

世界はパンクをしたくないんだぜ

パンクしたい!という人はいないと思うので、耐パンク性に優れるホイールと書けば飛びつく人がいる・・・のかは謎w
まあ、イチイチそんな宣伝文句に飛びつく人もいないでしょうけど、もうちょっとほかのキャッチフレーズはないのでしょうかね。

 

クリンチャーなら、パンクしてもタイヤに致命的な損傷が無ければ、チューブを交換すれば即座に復旧します。
Co2持っていれば、パンクして直して乗るまで5分も掛からんと思う。

 

タイヤに損傷があるときの【応急処置】ならタイヤブートがオススメ。

 

あくまでも応急処置なので、大きな穴が開いているときは帰宅したらタイヤ交換したほうがいいですが。




コメント

  1. カモがネギしょってる より:

    チューブレスだとリムの出来が悪い場合はエアが漏れるらしいですね。歴史の長い自動車ですらごく稀にあるらしいです。
    もしくは太い釘とかを踏んだときにリムを貫通することもあると思いますが、貫通しにくい強靭なリムとか(笑)

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      なるほど、もしかして【リムの精度には自信があるからエア漏れしないぜ!】という意味だったのかもしれませんねw
      ちなみにシリーズ物のホイールでしたが、同じシリーズのほかのホイールにはパンクしにくいとは書いてありませんでしたw

  2. しょう より:

    一度だけ、距離にして100km未満程度サイクリングの時、複数回パンクする不幸な事故がありました。どちらも異物パンクだったのですが、一度目はスローパンクで穴のある辺りに異物が見つからず。二度目は画鋲を踏んでしまい、ガッツリ空気の抜けるパンク。
    しかも不幸の上乗せで、私はパンク時にCO2ボンベを利用しているのですが、一度目のチューブ交換の際、バルブコアがCO2ボンベのアダプタ側にくっ付いてきてしまい、ボンベ1本無駄打ちするという……

    そういう経験をした人だと、パンクに怯えてライナーなども使うのかな、なんて思います。私もそれ以降は、しばらくはビクビクしながら乗っていましたから。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      イレギュラーな事態にどこまで備えるか?という話になると思いますが、そういう事例は滅多にあるとは思いませんし、それこそ今の時代ならロードサービス保険でも入っていればレアケースにも対応すると思いますよ。

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