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MAVICのエグザリット、カンパ・フルクラムのプラズマ電酸化処理したリムは既に終了。

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もう一昔前の話になってしまうんですかね。

 

マヴィックだとエグザリット、カンパニョーロだとシャマルミレ、フルクラムだとレーシングゼロナイトなどプラズマ電酸化処理したリムがありましたよね。

 

雨天時でも制動力が落ちにくいですよ!という謳い文句でしたが、各社とも既に終了しています。

エグザリット、プラズマ電酸化

カンパ・フルクラムだと既に本国ページでもラインアップから消滅していますが、探すとまだ販売されています。

 


Campagnolo – Shamal Mille (シャマルミレ) C17 クリンチャーホイールセット

 

リムブレーキの宿命というと、ウェットコンディションでは制動力がガタ落ちになること。
もうびっくりしますよね。
全然ブレーキが効かなくなるし、それでいてリムは真っ黒に汚れていくし・・・

 

そんな中登場したのが、マヴィックだとエグザリットと名前が付いたホイール。
キシリウムプロエグザリットなどですね。

 

カンパニョーロ・フルクラムはプラズマ電酸化処理したリムでした。

 

これらを専用のブレーキシューと組み合わせると雨天時でも制動力が落ちにくいとされていました。

 

ただまあ、これらが廃れた理由は明らかですよね・・・
ディスクブレーキがあれば一瞬で解決する。
以上の理由から、各社とも既に廃盤にしています。

 

エグザリットもプラズマ電酸化処理も、耐摩耗性を高くし、かつブレーキゾーンに細かい溝を作ることで排水性を上げつつ制動力を向上させているんだろうなと思うわけですが。
弱点は・・・ブレーキシューがクソ高いということですよね。

 

しかもリムの硬度を上げていることと、細かい溝の恩恵で、ブレーキシューをガンガン削るというシステム。
ウェットコンディションでの制動力で言うなら、なんだかんだリムブレーキよりもディスクブレーキに軍配が上がるわけですし、時代とともに役目を終えたというのが実情かと。

 

カンパニョーロのボーラなどで採用されているAC3加工も、溝を作りまくることで制動力を上げている仕様。
けどまあ、リムブレーキの弱点は、結局のところリムの寿命がいつか来るというところで、リム交換するのが高価になるという点も弱点ですね。

エグザリット+UST

マヴィックがロードUST(チューブレス)を開発した時に、エグザリットについても今後UST化するぜ!みたいな話だった(はず)。
エグザリットだとリムの精度の問題でUST化に失敗したみたいな話だったと思うのですが、結局は出ないまま終了です。
エグザリット加工するとリムの精度に問題が出るというのも詳しくはわかりませんが、何かが難しいらしいです。

 

けどまあ、結局のところディスクブレーキにすればいいよねというところなんでしょうかね。

そういえばレンタルサービスが

ワイズロードオンラインを見ていたら、マヴィックホイールのレンタルがあることに気が付きました。

 

MAVICホイールレンタルプログラム

 

10日間じっくりお試しとのことなので、値段は高いです。
しょうがない。
ただし1ヶ月以内にご購入の場合は、レンタル料金を全額キャッシュバックだとか。

 

マヴィックホイールのレンタルは全国のショップでやっているので、1日だけちょっと試乗したいならショップに相談したほうがいいかもしれません。

 

【朗報】MAVICホイールの試乗が出来るショップが全国各地に常設!
あったらいいなと思うサービスについて、マヴィックが張り切ってやるようです。 MAVICでは、全国の対象店舗において『TRY MAVIC SHOP』を設け、2021モデルMAVICのホイールを試乗いただける機会を提供いたします! ということで...

 

アルミリムだけどブレーキゾーンまで真っ黒でかっこいいよね!というのがエグザリットとかプラズマ電酸化処理リムの特徴でしたが、ディスクブレーキ用ホイールならそもそもブレーキゾーンはありません。
昔で言うと銀輪なんて言葉もありましたが、今は暗黒輪の時代。
時代とともに変わっていくのが当たり前なので銀輪なんて言葉はとっくの昔に死語かもしれませんが、リムブレーキ用暗黒輪の最上位とも言えるエグザリットやプラズマ電酸化処理リムも役目を終えたと言っていいでしょう。

 

 




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