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スプロケ歯数の決め方。

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完成車を買って最初に交換するのはタイヤとチューブ。
次にホイールかなと思うのですが、走りやすくするためにはスプロケットの歯数を変えるという方法もあります。

 

どうやって歯数を決めていくのかという話。

まずはアルテグラグレードで

歯数構成が多いのはアルテグラグレード(CS-R8000)なので、アルテグレードの歯数を全て確認してみます。

 

ちょっと見づらいですが縦方向で。

歯数 11-25 11-28 11-30 12-25 14-28 11-32 11-34
11T (1) (1) (1) (1) (1)
12T (2) (2) (2) (1) (2)
13T (3) (3) (3) (2) (3) (2)
14T (4) (4) (4) (3) (1) (4)
15T (5) (5) (5) (4) (2) (3)
16T (6) (5) (3) (5)
17T (7) (6) (6) (6) (4) (4)
18T (7) (5) (6)
19T (8) (7) (7) (8) (6) (5)
20T (7) (7)
21T (9) (8) (8) (9) (8) (6)
22T (8)
23T (10) (9) (10) (9) (7)
24T (9)
25T (11) (10) (11) (10) (9) (8)
27T (10) (9)
28T (11) (11) (10)
30T (11) (10)
32T (11)
34T (11)
重量 232g 251g 269g 243g 300g 292g 335g
11-25 11-28 11-30 12-25 14-28 11-32 11-34

 

アルテグレードだとこの7つ。
あえて何枚目なのかという数字で記したのですが、4枚目~6枚目までは赤字にしてあります。
この理由は後ほど。

最小と最大の必要値を

まず最も軽いギアは何T欲しいのか?というところから考えます。
これが決まらないと、登れなくなりますし。

 

それと同時に、最も重いギアは何T欲しいのかも考えます。
ぶっちゃけた話、11Tなんて下りでも使わないよという人もいるかと。
ただしトップ側の歯数は選択肢がほとんどないので、まずはロー側が何T欲しいのかで考えます。

 

恐らくほとんどの人は、これだけで選ぶスプロケが決まります。

常用歯数を考える

普段よく使うギアが何Tなのか?というところで考えてもいいです。
というのもチェーンラインが真っすぐであればあるほど、駆動効率はいい。
なのでだいたい4枚目~6枚目あたりに、常用歯数が来るといい感じかなと。

 

先ほど、4枚目~6枚目だけ赤字にしたのはそういう理由です。

 

普段16Tとか17Tあたりを常用するなら、どれを選んでもだいたいチェーンラインはまっすぐに近いところ。
けど普段常用するのが19Tだとしたら、真っすぐに近いところに来るのは14-28Tか11-34Tだとチェーンラインが真っすぐに近くなる。

 

理論上は、チェーンラインをまっすぐのところで使ったほうがチェーンの寿命も長くなるのでは?と思いますが、どこまで影響するのかはわかりません。

 

ここで、共通項というキーワードで考えます。
11-28Tと14-28Tは、ロー側5枚の歯数構成は同じ(19-21-23-25-28T)。
なのでトップ側の違いだけとも言えます。

 

11-28Tと11-34Tは、15-17-19-21-23-25の構成は同じ。
11-28Tだとトップ側がさらにクロスレシオになり(11-12-13-14-15)、11-34Tだと11-13-15と2T刻み。
なので15T以上をそこまで使わない人だと、トップ側がクロスレシオだろうとさほど関係ないかもしれません。

 

11-28Tと11-34Tでは15-17-19-21-23-25が共通項ですが、何枚目なのかが違います。
11-28Tでは5~10枚目。
11-34Tでは3~8枚目。

 

チェーンラインを真っすぐに近づけたいと思うなら、共通項の部分が何枚目なのかを考えてもいい。

 

何枚目か?だけでなく、特定歯数があるかどうかも大切。
16Tを使いたい人なら、11-25、12-25、14-28、11-32にしかありません。
このあたりは最大歯数のほうが優先することが多いかなと思いますが、15Tだと重くて17Tだと軽いんだよなぁ・・・という人は16Tがあるスプロケから選ぶのもアリ。

重量は気にしない

何が何でも軽量化したいなら11-25Tしか選択肢はありませんw
けど普通は歯数メインで選ぶので、重量云々で考える人はほぼいないかと。

最終的に

前に

読者様
読者様
平坦のために11-34Tにしてます!

という意見を頂いてました。
その理由としては、常用域のギアをなるべく真ん中にするという意味。
チェーンラインを真っすぐに近づけて、駆動効率を上げるという発想です。

 

でも確かに、11-28Tと11-34Tは、15-17-19-21-23-25の構成は同じ。
14T以上を常用するならトップ側がクロスレシオになっているほうがいいけど、19Tあたりを常用したいなら11-34Tという選択肢は実はアリかもしれません。

 

トップとローで欲しいギアを選ぶだけでなく、常用域を真っすぐにという観点で見てもいいかもしれません。

 




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