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ハンドルを切れないディスクロード、フル内装ロード用の輪行袋というと。

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ロードバイクで輪行するとき、基本はどのタイプの輪行袋であっても、ハンドルを全開に切ります。
切れるところまで切って、袋に詰めることになるのですが、最近のエアロロードとかフル内装ロードとかだと、そもそもハンドルを切れる範囲が45度程度しかないものもある。
最低でも90度は切れないと、輪行袋に入れることは出来ません。

 

そういうディスクロード派の人用の輪行袋もあります。

MARUTO RK-02M

従来の輪行袋だと、ハンドルを90度以上切って入れていたわけですが、90度も切れないようなディスクロードが増えてきました。
特にフル内装化されているものだと、45度とかしかハンドルを切れないようなものも。

 

逆転の発想で、ハンドルを切らずに入れるのがMARUTO RK-02M。
前後輪を外す横型です。

もちろんハンドルを切らずに入れたら袋の中でハンドルがプランプラン動いてしまうので、バンドでハンドルを固定します。

 

RK-02Mのスペック。

重量 340g(付属品など含まず)
大きさ 高さ1100×横1500(㎜)
付属品 ワンタッチショルダーベルト
ハンドルロックベルト
りんりんバンド(3本)
値段(税込) 6,160

適合MAXサイズの目安

トップチューブ 56
シートチューブ 53.3
ホイールベース 98.3
ハンドルバー 38㎝~45㎝

MARUTO RK-03DR

先ほどのRK-02Mを再開発し、もう少し大きいフレームサイズにも対応。
かつ、生地を厚くしているようです。
こちらも前後輪を外して横置きタイプ。

重量 約500g(付属品など含まず)
大きさ 高さ1060×横1370(㎜)
付属品 ショルダーベルト/ハンドルロックベルト/りんりんバンド(5本)/ディスクブレーキスペーサー(2個)/ディスクローターカバー(2枚)/スプロケットカバー
値段(税込) 9,000

適合MAXサイズの目安

トップチューブ 58
シートチューブ 55.3
ホイールベース 99.2
ハンドルバー 38㎝~45㎝

オーストリッチ L-100 エアロ&ワイド

こちらもハンドルを切らずに入れるのですが、縦型になっています。
重量は265gと軽量。
付属品はショルダーベルト、中締ベルト、ハンドル固定ベルトとなっているのでエンド金具を別に用意する必要があります。

 

一般的には縦型のほうが電車内では迷惑が掛かりづらいので縦型のほうがいいですね。
身長が低い人は縦型だと地面に擦る恐れがあるので、横型のほうがいいかと。

疑似的にやってみた

袋は無いのでロードバイク単体での話ですが、疑似的にMARUTOの輪行袋に入れることを想定してみました。
MARUTOのものは前後輪外して横型なので、ひっくり返して

ホイールを抜く。

ハンドル幅が広いので、車輪を左右にセットしても、最も出っ張るのはハンドル部になる。
当たり前ですが、クイックシャフトは抜いてのこと。

疑似的にこれで計測すると、こうなりました。

前後 124センチ
47センチ
高さ 80センチ
合計 251センチ

ん-ー、微妙に超えると思ったのですが、後輪を外しているのでRDが後ろに行っちゃうじゃないですか。
リアにエンド金具かチェーンキーパーを突っ込んでチェーンを引っ張ればもうちょい短く出来るのと、ハンドル部のミラーの出っ張りが邪魔するのでミラーを外せばクリア。
まあミラーを外さなくてもクリアしているっぽい。

 

まあ最後に気が付いたんですが、なんか不安定だなと思ったら、ハンドルにライトが付いているからだったw
ライトも外せばほんのわずかですが短くなる。
どうでもいい話ですが、オーライトのフロントライト、スイッチが上面にあるので、

パンクしたときとかにロードバイクをさかさまにすると、スイッチオンになって点灯し出すことが時々あり。
さらにどうでもいい話として、オーライトの某所でのレビューを読むと、カバンに入れて置いたら発火したというレビューがありますw
そりゃアルミ製ボディだし、カバンの中でスイッチオンになれば発火するだろうよと・・・
〇カなんじゃないかと。

当たり前の話ですが

後輪を外さずに使う輪行袋は、もちろん不可。
ハンドルを90度以上切れるロードバイクでも、シートポストを抜いてもサイズオーバーしてしまうわけで、ハンドルを切れないディスクロードについては論外レベルで無理でしょうし。

 

フル内装化が進んでいるディスクロードですが、輪行するときにハンドルを切れないという点ではそれなりに不自由です。
ハンドルを切らずに入れるタイプを選ぶしかありませんが、輪行しやすさという点で言うとまだリムブレーキ車のほうに軍配が上がるのかなと感じます。

 

ディスクロードの場合、ローターを保護するパーツなども必須です。
リムブレーキ車よりも部品点数が増えますが、モノ自体はさほどかさばるものでもないので苦ではないでしょうけど。

 

最近はハンドルとステムが一体化しているものもありますが、輪行でどうしてもサイズ内に収まらない時に、ハンドルバーをずらすという方法もあります。
けどステムと一体化していると動かせません。
輪行する人は、バイク選び・パーツ選びという点でも多少の制約が掛かる可能性はありますが、いろいろ気を遣うくらいなら鉄道ではなく車で運ぶという方法もあります。

 




コメント

  1. かにより より:

    おはようございます。最近でないですけどSANWAというPCサプライの会社がホイール外して側面ポケットに収納車体はひっくり返して置くだけという輪行袋を販売しています。(ステマちゃいます)
    これもハンドル切らなくて良いのに加えて大き目のサイズであればクロスバイクなどのフラットバーの車体でも収納いけるっぽいです。(ただし収納後の袋が鉄道会社の持ち込み荷物サイズ規定をオーバーするかもしれません)

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      恐らくですが、ホイールポケットという時点で両輪が最も外に飛び出ているので、規定サイズ内に収めるのは無理じゃないかと思います。
      フレームに密着させるところが規定内に収める一つのポイントです。

      • かにより より:

        おはようございます。実際に物が届いたので早速使って計測しました。ビアンキのオルトレ55サイズですが、収納後メジャーを使って測ったところ3辺で243cmでした。少なくともJRは問題ありません。
        メーカーもバカではないのでポケット内でホイールが暴れないように口に封をするためのマジックテープと、左右のホイール収納ポケット同士を密着させるためにそれぞれを直結させるマジックテープがあります。持ち上げた感じもホイールが揺れて安定しないということはなく普通の輪行袋と似たような具合でした。
        欠点があるとすれば収納状態でも袋が割と大きいこととフラットバータイプで似たような大きさのサイズだと間違いなく規定サイズを超えるということくらいですね。

        • roadbikenavi より:

          コメントありがとうございます。

          オルトレのサイズ55で243センチですか!
          サイズは問題なさそうですね。

          左右の車輪が、バンド止めよりも暴れると思うのですが、まあまあ使えそうですね。

  2. カモがネギしょってる より:

    >カバンの中でスイッチオンになれば発火するだろうよと・・・

    そういう可能性がある場合はスイッチを素早く二回押さないとONにならないようにするとか、高温になったら出力を落とすか消灯する安全回路が組み込まれてるものですが、これには無いんでしょうか?
    自転車のライトは盗難防止で取り外して鞄にいれるケースは珍しくないですし、ちょっと設計が楽観的すぎるような。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      長押しでスイッチのオンオフが掛かるので、カバンの中で長押しが掛かると点灯する恐れはあります。
      高温になったら・・・というのは無さそうです。

      ただしこれ、他社であっても基本は長押しでスイッチのオンオフが掛かるので、大差ないような気がします。

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