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ハンドルまっすぐ、バンドを使わないサンワの輪行袋。

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先日の記事について読者様からご意見を頂きました。

 

ハンドルを切れないディスクロード、フル内装ロード用の輪行袋というと。
ロードバイクで輪行するとき、基本はどのタイプの輪行袋であっても、ハンドルを全開に切ります。 切れるところまで切って、袋に詰めることになるのですが、最近のエアロロードとかフル内装ロードとかだと、そもそもハンドルを切れる範囲が45度程度しかない...

 

おはようございます。最近でないですけどSANWAというPCサプライの会社がホイール外して側面ポケットに収納車体はひっくり返して置くだけという輪行袋を販売しています。(ステマちゃいます)
これもハンドル切らなくて良いのに加えて大き目のサイズであればクロスバイクなどのフラットバーの車体でも収納いけるっぽいです。(ただし収納後の袋が鉄道会社の持ち込み荷物サイズ規定をオーバーするかもしれません)

これ、何かで見て存在は知ってました。
私としてはさほどオススメというわけではありませんが、一定の層にはメリットがあるかもしれません。

サンワ 輪行袋

これのことだと思います。

一般的な輪行袋の場合、ハンドルをマックスまで切って固定するわけですが、このサンワの輪行袋ではハンドルは切らずに真っすぐのまま。
ホイールは両側にあるホイールポケットに収納して、袋の圧迫力だけで固定しているようです(注:読者様情報だと中でマジックテープで固定して暴れないような仕掛けもあるそう)。

 

これだと規定サイズを超えそうな気がするのですが、メーカーサイトで見ると収納状態の大きさはこのように書いてありました。

輪行袋(クロスバイク・ロードバイク・横向き・前後輪収納・収納袋付き・ショルダーベルト・軽量・S〜Mサイズ・ブラック) 800-BYBAG003の販売商品 | 通販ならサンワダイレクト
ロードバイクやクロスバイクの持ち運びに最適な、輪行バック。自転車を収納して、電車などの公共交通機関に乗車できる輪行袋。底面にはサドルを置く位置が分かりやすい、印字入り。収納袋付きで、サドルに下にベルトで取り付け可能。撥水、軽量仕様の自転車移...

この図の説明だと、鉄道各社の規定250センチ以内に収まってますね。
もちろんフレームサイズによって変わるでしょうけど。

 

同じ製品の大きいフレーム用だと、約130×90×45とメーカーサイトに書いてあります。サイズオーバーする可能性があるので要注意。

私も疑似的に同じ状態にしてみましたが、ギリギリ250センチというところ。

バンド固定をしないという点では、初心者向き、時間がない人向きかなと思います。
どうしてもバンド固定が面倒という人もいるでしょうし、バンド固定はしっかりやらないと傷の原因になる。
ホイールポケットだとどうしてもバンド止めよりも固定が甘くなるのと、その分生地を多く使っている関係で畳んでもコンパクトになりづらいものが多い。
過去に似たようなホイールポケット付きの輪行袋を持っていたことがあるのですが、バンド固定よりは動きがあるので、個人的にはフレームカバー&バンド固定でガッチリのほうが好き。

 

実際に冒頭のコメントを頂いた方が買ってみたそうです。

おはようございます。実際に物が届いたので早速使って計測しました。ビアンキのオルトレ55サイズですが、収納後メジャーを使って測ったところ3辺で243cmでした。少なくともJRは問題ありません。
メーカーもバカではないのでポケット内でホイールが暴れないように口に封をするためのマジックテープと、左右のホイール収納ポケット同士を密着させるためにそれぞれを直結させるマジックテープがあります。持ち上げた感じもホイールが揺れて安定しないということはなく普通の輪行袋と似たような具合でした。
欠点があるとすれば収納状態でも袋が割と大きいこととフラットバータイプで似たような大きさのサイズだと間違いなく規定サイズを超えるということくらいですね。

サイズ55で243センチに収まっているなら規定はクリアしてます。
そこまでガチャガチャ動くわけではなさそうですが、個人的には普通の輪行袋でバンド止めのほうが好きかな。

 

規定内に収まっているならなんら悪ではない。
ただしフラットバーの自転車の場合、たぶん規定内に収めるのは、ハンドルをカットしていない限り難しいのではないでしょうか?
これはどの輪行袋を使っても同じ感じかなと思います。
ハンドルを切って入れるタイプだと、ハンドルバーを緩めてズラすことで何とかするケースもありますが・・・

 

横型輪行袋のデメリット

横型の場合、横方向に大きくなる。
当たり前の話を書いてますw

縦型の場合は縦に大きくなる。

前にも書いたように、電車内ではみんな座っているか立っているかだからたくさんの人が乗れます。
間違ってもみんな地面に寝転がっていたら、空中は使えませんので乗れる人の数は減る。

 

横型のメリットは、身長が低い人でも地面に擦りにくいこと。

女性だとどうしても横型を選ぶケースは多いのかと。

 

当たり前ですが、後輪を外さないタイプは論外。

シートポストを抜いてもほとんどの場合は規定サイズに収まりませんし、何より横長なので邪魔です。

 

縦型と横型で大きな差が出るのって、新幹線とか特急なんですよ。
新幹線だと車両の最後尾にある、座席裏のスペースに置くことが主流ですが(東海道・山陽、九州新幹線では義務みたいなもん)、横型を置かれてしまうと二人分の座席裏を占拠してしまう。
まあ、縦型でも隣の座席の裏までせり出してますが・・・

イメージとしては縦型輪行袋だと座席1.3~1.5人分くらいは占領する。
なので3人掛けの座席の裏だと、縦型輪行袋は2個置けるかどうかくらい。
横型だと、3人掛け座席裏に一つしか置けないでしょう。

 

そうすると、トラブルになるリスクもある。
隣の座席に知らない人が座っていて、大型荷物を置きたい場合などですね。

 

一般の電車では単に邪魔レベルでも、新幹線とか特急の場合、横型はリスクが大きいかな・・・

 

なのでどうしても横型(当たり前ですが前後輪を外すタイプね)であっても、新幹線とか特急を使うときは縦型を使うなど使い分けたほうがいいかもしれません。
それなら最初から縦型を買えば済むとも言えますが、身長が低い人だと縦型は持ち上げにくいですしね・・・

 

泊り輪行で宅急便の受け取りと発送が可能なら、サイクル便などを使うほうが良いケースもあります。

 

今うちにある輪行袋は4つ。

輪行袋 用途
R250 超軽量輪行袋(縦) 普段のライドでのメカトラブル対策用
オーストリッチ ロード220(縦) 長距離輪行用
ゴリックス 横型 使ってないw
タイオガ コクーン(後輪外さない) 贖罪のために保有しているが使えない

コクーンを持っているのは、規定のことを知らなかった時代に調子こいて使ってしまっていたため。
使ってないので売ってもいいんですが、売るということは誰かが使うことになるわけで。
ちなみにフェリーとかだとコクーンでも問題ないケースもあります。

 

R250の超軽量は、普段のライドでの緊急用。

かなり薄いので耐久性は低いかと。

 

オーストリッチのほうはまあまあ生地が厚めなので、長距離輪行用。
ゴリックスの横型は、使ってませんね。
ていうか今どこにあるのか思い出せないというか、もしかしたら読者様にあげたのかもしれませんw

サンワの輪行袋も初心者向きですので、規定内サイズに収まるならいいと思うのですが、恐らく、何度も輪行しているうちにもっと軽量なモノを求めたり、コンパクトになる縦型を求めるのではないかと。
初心者向きという点では悪くない選択肢になるかもしれませんが、簡単にできるということは、その分犠牲になる面もあるかもしれません。

冒頭で書いた【さほどオススメというわけではない】という意味は、個人的にはバンドでガッチリ固定したほうが傷になりにくいと思っていることと、やっぱ横型は邪魔になりやすいという点です。
新幹線とか特急はかなり厳しいのが現実。
けど身長が低い人だと縦型は運搬が困難ですし・・・

 

でもハンドルを切らずに入れるのって、規定内に収まるんですね。
ちょっと新しい発見でした。
ありがとうございます。

フレームサイズ次第では規定内に収まらない可能性もあるので要注意です。

 




コメント

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