ヒルクライムがメインなら、GRXクランクはやはりアリかもしれぬ。

ちょっと前にも書いたのですが、

ここ数年って、明らかにロードバイクのギア比は下がる傾向ですよね。 私がロードバイクを初めて買った10年くらい前は、アルミバイクでも完成車に...

先日、ある方からフレームの買い替えでどっちがいい??みたいなメールがありました。
ヒルクライムがお好きなようですが、フロントはGRXクランクで48-31T、リアは14-28Tのジュニアカセットにしているとのこと。

ギア比の差

GRXの11sクランクは4種類あります。

品番歯数重量
FC-RX810-248-31T710g
FC-RX600-1146-30T806g
FC-RX810-1(シングル)42T、40T656g (42T) 644 g(40T)
FC-RX600-1(シングル)40T743g

GRXの品番、なんか変だと思ってまして、10速用クランクはFC-RX600-10です。
そのくせ10速用RDはRD-RX400なので、品番が紛らわしい。

一般的なクランクだと50-34Tなので、GRXダブルに変えることでわずかにギア比は下がります。

1415161718192021232528
503.573.333.132.942.782.632.52.382.1721.79
483.433.232.822.672.532.42.292.091.921.71
463.293.072.882.712.562.422.32.1921.841.64
342.432.272.1321.891.791.71.621.481.361.21
312.212.071.941.821.721.631.551.481.351.241.11
302.1421.881.761.671.581.51.431.301.21.07

まあ、フロントの歯数を下げることで、リア換算で1枚分弱程度の差が出るというところかと。
恐らく、ジュニアカセットにすることでクロスレシオ感を残しているのだと思いますが、こういう選択肢もあるという話。

この件についてお伺いしたところ、このようなご回答でした。

読者様
読者様
50/34構成の際ロー側をクロスレシオにしたいと考えました。
23/25/28の3段跳びが嫌だったのです。
レーコンを検討しましたが、変速性能とトップ側がワイドレシオの為断念。
その時丁度GRXが発表されました。
48/31で14-28構成ですと、50/34換算で約16-30となり、ロー側の使用域がクロスレシオになりました。
23/25/28と使用していた所を21/23/25とする事ができました。
また28を20度近い勾配の際の保険にできたのも精神的に良かったです。
平地については5年間の走行結果から40km/hを超えるのは全走行時間の1%未満だった為、トップ14で十分と判断しました。
この構成だと48×14で90rpmでおおよそ38km/hだったと思います。
平地から10%程度まで細かく負荷調整できるので、ホビーライダーにはぴったりの組み合わせだと感じています。
不必要に高速も出ませんし安全第一です。

すみません、一部訂正。

読者様
読者様
記事を読んで思い出したのですが
50/34の際は21-28の4段を使っていたのですが、
47/31だと19-25の5段+28の予備の6段が使え、細かく使えるなという事でクランクの換装を決断しました。
「23/25/28と使用していた所を21/23/25とする事ができました」と言うコメントはちょっと間違っておりました。

FDも交換になりますが

ロードクランクとGRXクランクでは、GRXのほうがギアが外に飛び出ている形になるため、FDもGRX系にしないといけません。

多くの人は、一台目のロードバイクというと完成車を買うことになると思います。
完成車を買ってまず変えるべきなのがタイヤですが、ある程度乗っているうちに自分が使うギア比がわかってくるので、その時点で乗りやすいようにスプロケを交換するのもアリ。

完成車ってとりあえずペダルさえつければ乗れる構成にはなってますが、そこから自分好みに調教していくわけです。
タイヤを変えるのもそうだし、ホイールを変えるのもそうだし、ギア比を見直すのもそう。