サドル高は、フィーリングと第三者の視点で。

ロード乗りにとってサドル高は非常に大切な要素ですが、悩みすぎると意味が分からなくなり脳内爆死するだけだし、テキトーなことをすれば身体を痛めるだけだし。

いろんな係数とかもあるけど、そもそも係数の根拠すら不明w
根拠不明な係数から電卓上で出てきた数字に何の意味があるのやら。

伝統的な方法が一番

股下に係数を掛け算する方法とかもありますが、そもそも根拠不明な係数にどれだけ意味があるのかもわかりません。
私としてはクラシックスタイルとも言うべき、アナログ的な手法をお勧めしています。

ズバリこれですよ。
シートチューブの延長線上にペダルを置いて(下死点)、跨る。
踵をペダルに載せて、膝がほぼ伸び切るか、わずかに膝が曲がるくらいのサドル高を基本線にする。

股下なんて計測しませんし、足が長いように見栄を張ることもないです。
アナログ的手法ですが、ここをベースにするのが一番なように感じます。

踵でサドル高を合わせると、実際にペダリングする母指球付近を置くと、膝はやや曲がるくらいになる。
膝が伸び切っていると痛める原因になるし、下死点で膝が曲がり過ぎていてもダメ。

ここで大切なのは、外を走るのと条件を同じにすること。
外を走るときにはレーパンを履くなら、レーパンのパッド分、ケツの厚みが変わります。
ケツの皮が厚いじゃなくて、ケツ自体が熱く盛り上がっているんです!
シューズによっても変わるので要注意。

とにかく、実走と同じ環境にして決めるのが一番です。

ここを基本線で合わせた後は、第三者の視点が重要になってきます。

第三者の視点

サドル高が合っていない場合に、起こりやすい体の動きを考えてみます。

<サドル高が低い場合>
サドル高が適正よりも低い場合、一番ネックになるのは上死点での股関節の詰まり
上死点が窮屈になり、スムーズなペダリングを妨げる要因になります。

上死点で股関節が窮屈な時に、股関節と膝を外に逃がすようにペダリングすることで窮屈な上死点を回避しようとすることがあります。
なので第三者が真正面から見て、上死点でガニ股気味になったり、膝が外に開いていないかをチェックする。
もしくは姿見があれば、ローラー台の前に鏡を置いてチェックですね。
窓ガラスを使ってみてもいいですし。

フィーリングとして、上死点で股関節が窮屈ではないという体感も重要。

<サドル高が高すぎる場合>
これは同じくローラー台でペダリングした時に、下死点付近でつま先が屈曲するような形になり、うまくパワーを出しづらくなります。
バイクの真横に置いて確認するのもいいですが、今の時代だとスマホかなんかで撮影して後からチェックのほうがいいかも。

下手に横をずっと見ながらペダリングとかしていると、そもそもおかしくなるので。

一般にサドル高が高すぎる場合には、足裏などが異常に疲労してくるし、低すぎる場合は大腿四頭筋優位のペダリングになりがちです。

こういうのって第三者に見てもらったほうがいいのですが、ショップにある有料のフィッティングサービスだと、ペダリングのパワーなどもも見ながら最適解に近いところを提案してくれます。
ただまあ、あれも一つの参考意見程度に考えておいたほうがいいなと思ってまして、機械が出した数字がフィーリングとして合うかどうかは別問題だったりします。

一旦記録する

ここかな?こっちかな?といろいろサドル高を動かしているうちに何が何だか分からなくなる人もいるので、一度基本線のところを決めたら、サドル高を計測して記録しておいたほうがいいかもしれません。
サドル高は、BB中心からサドル上面までで計測するのが一般的。

サドル高を計測しておくと便利なのは、試乗会などに行ったときに、数字で再現できる点ですね。
ただまあ、試乗車の場合クランク長が違うこともあるので、全てを再現できるわけでもありません。

多くの人は、サドル高は高すぎる傾向にある

サドル高って多くの場合、適正よりも高すぎる傾向が多いようです。
低すぎる事例はむしろ少ない。

何となくフィーリングが合ったら、しばらくその高さで試してみるのも一つ。
ローラー台で20分とか30分回しただけだと、全てを把握できるわけでもないので。

こういうチェックのためにローラー台を買う必要があるかというとそこまでは不要ですが、会って損はない・・・かも。

ちょっと思うところがあり、ミノウラのFG220というハイブリッドローラーを買いました。 実はこれの類似商品を過去に保有していたことがあるの...

まあ、私も雨の日とか、外を走るのに危険なほど強風な時しか使いませんが・・・