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新型デュラ(R9200)とアルテグラ(R8100)発表!電動のみ!クランク長160㎜登場へ。

2022モデル
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ついにシマノの新型デュラエースR9200と新型アルテグラR8100が発表されました。
クソ遅かったですよね。

 

さて新型デュラエースとアルテグラは、なんとビックリのワイヤー式変速がありません。

新型デュラエース(R9200)とアルテグラ(R8200)のまとめから

先にまとめます。

新型デュラエース 新型アルテグラ
品番 R9250 R9270 R8150 R8170
ブレーキ リム ディスク リム ディスク
変速 Di2 ワイヤレスDi2 Di2 ワイヤレスDi2
備考 有線式Di2のみ 有線接続・ワイヤレス接続両方に対応 有線式Di2のみ 有線接続・ワイヤレス接続両方に対応

ワイヤー変速コンポが消滅した時点でも驚きなんですが、なぜかリムブレーキ用とディスクブレーキ用で差をつけているのもポイント。
リムブレーキ用Di2は、デュラもアルテも有線式Di2のみ。
ワイヤレスを使いたいならディスクブレーキにしろよというシマノのメッセージでしょうかw
ちなみにディスク用のワイヤレスDi2については、有線接続も可能。

 

ワイヤレスのほうはRDとSTIをワイヤレスで通信していて、RDとFDは有線で接続する方式。

クランク長160㎜登場

デザインは4アーム継続、ホローグライドなど中空技術も同じのようですが、ピンの配置などを見直して変速性能を向上させているらしい。

 

従来だと105にしか設定が無かった160㎜クランクが、デュラもアルテも登場しています。

FC-R9200 FC-R9200-P FC-R8100 FC-R8100-P
160mm
165mm △(52-36)
167.5mm
170mm
172.5mm
175mm
177.5mm

※△印は要確認。

 

歯数構成と重量はこのようになっています。

歯数 重量
FC-R9200 54-40T 714g
52-36T 692g
50-34T 685g
FC-R9200-P 54-40T 774g
52-36T 752g
50-34T 745g
FC-R8100 52-36T 711g
50-34T 700g
FC-R8100-P 52-36T 769g
50-34T 758g

デュラもアルテも160㎜が登場していますが、180㎜が消滅。
まあ、需要があまりないのかもしれません。
従来の53-39Tが消滅し、デュラには54-40Tが登場しています。

 

アルテグラにあった、46-36Tも消滅していますね。

スプロケの歯数は2種類のみ!

一番謎なのはスプロケの歯数。

 

デュラもアルテも、11-30Tと11-34Tの2種類しかありませんw

デュラエース アルテグラ
歯数 11-30T 11-34T 11-30T 11-34T
重量 223g 253g 291g 345g

デュラは相変わらず、一部がチタンになっています。
ちなみに歯数構成の詳細を見るとこうなります。

11-30T
12s(R9200) 11-12-13-14-15-16-17*-19*-21*-24*-27*-30*T
11s(R9100) 11-12-13-14-15-17-19*-21*-24*-27*-30*T

※はチタン

 

12sの11-30Tでは、16Tが追加されている形です。

11-34T
12s(R9200) 11-12-13-14-15-17*-19*-21*-24*-27*-30*-34*T
11s(HG800) 11-13-15-17-19-21-23-25-27-30-34T

11-34Tは、11sに比べて12Tが追加されている状態。

 

正直なところ11-34Tの12T追加は微妙かな・・・と思うのですが、どうなんでしょう?

 

ちなみにデュラもアルテもスプロケにハイパーグライド+(HYPERGLIDE+)を使うことで、変速性能を向上。

 

ていうか、ジュニアカセットが出ないというのはなぜ???

 

スプロケは11sフリーボディに使えるようになったため、従来のホイールのままで12速化が可能です。
12sフリーボディの場合には、11sスプロケが使えないそうですが・・・

新型デュラとアルテの値段

とりあえず重量と値段のまとめです。

 

まずは重量から。

R9250(リム) R9270 R8150(リム) R8170
STI 250g 350g 295g 391g
FD 96g 110g
クランク 685g(50-34T) 700g(50-34T)
BB 65g 77g
RD 215g 262g
スプロケ 223g(11-30T) 291g(11-30T)
チェーン 242g 252g
ブレーキ 327g 230g 362g 282g
ディスクローター 108g(160㎜) 108g(160㎜)
重量合計 2103g 2214g 2349g 2473g
値段(税込) 約34.5万 約36万

※配線類を除く

印象として

機械式変速を排除した時点でウホっという感じなんですが、気になるのはスプロケの選択肢の少なさ。
アルテグラグレードのジュニアカセットはこれから出てくる予定なんでしょうか??

 

スプロケが2種類かつワイドギアのみとなったため、以前のアルテ以下のように、RDのSS、GSという設定がなく1種類のみになっています。
11-34Tの12sについても、11sと比較すると追加されているのが12Tなのが微妙なところで、レース志向の人にはいいのかもしれませんが、非レース志向の人だともうちょっとロー側に追加してもらったほうが嬉しいような。
11-30Tの16Tが追加されている件は、なかなか良さそうだなと思いますが・・・

 

変速性能や耐久性については今後わかっていくでしょうけど、とりあえず速報ということで。
ホイールのほうは・・・後日まとめます。




コメント

  1. A.K. より:

    いつも楽しく拝見しています.

    新しいスプロケットですが,トップとローの歯数でなく,主要な歯構成から見ると,

    12sの11-30Tは11sの11-25Tをベースにロー側に30Tを追加し,間の歯数を調整,
    12sの11-34Tは11sの11-30Tをベースにロー側に34Tを追加したもののように見えます.

    おそらくフロントを54-40Tにした際のロー側のギア比を補うための設計かと思っています.

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      54-40Tはプロ仕様、もしくはハイエンドアマチュア仕様だと思いますが、スプロケ歯数の選択肢が少なすぎると思いません??
      おっしゃることの意味はわかるのですが、12sであることの魅力がさほど無いような・・・

      • A.K. より:

        スプロケの選択肢がクロスレシオかワイドレシオの2択しかなく,選択肢は少ないと思いますし,11sの11-34T愛用の私には現状の12sは魅力を感じないですね….
        11sの時も後からスプロケットが追加されましたし,今後スプロケットの選択肢が増えるのを期待してます.

        • roadbikenavi より:

          コメントありがとうございます。

          ジュニアカセットくらいは増えそうな気がするのですが、それ以外はどうなんですかね。
          RDにSSとGSの区別がないことも気になるところです。

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