2022年モデルのビアンキですが、ミドルグレードのオルトレXR3はアルテ完成車とアルテDi2完成車のみなので、50万オーバー。
エントリーグレードのアルミフレーム、VIA NIRONEは105完成車で19万円台と大幅に値上げ。
まあまあ不思議なことに、ビアンキのサイトを見るとスペシャリッシマの次に掲載されているのがSPRINTなんですね。
オルトレXR4よりもなぜか上位に掲載されているという謎。
2022 BIANCHI SPRINT
スプリントは2021年モデルと同様に、105完成車(リム・ディスク)のみ。
値段も2021年モデルと同じです。
まずはディスクモデルから。
BIKE DETAIL - bianchi
オルトレはやたらとロゴがデカくなりましたが、スプリントは従来くらいのロゴの大きさ。
2022 SPRINT105DISC | 2021 SPRINT105DISC | |
STI | 105 | |
クランク | ? | シマノ FC-RS510 50-34T |
FD,RD | 105 | |
スプロケ | 105 11-32T | 105 11-28T |
ブレーキ | 105油圧ディスク | |
ホイール | VELOMANN VR30 ALLOY19c | Vision Team 30 DB |
タイヤ | VITTORIA RUBINO IV 28c | |
ハンドル | VELOMANN ALLOY 6061 | JD JD-RA38A/35A |
ステム | VELOMANN ALLOY 6061 | JD JD-ST182A |
サドル | VELOMANN 1285 URN | Selle Royal SR2302HRN |
シートポスト | VELOMANN ALLOY SHAFT AL6061 | JD-SP2.1 |
値段(税込) | 250,800 |
なぜか公式サイトでは、クランクが何なのか?歯数構成すら発表されていません。
あと2022年モデルのビアンキですが、やたらとVELOMANNというメーカーのパーツが採用されています。
ホイールについても、VISIONからVELOMANNに変更されていますが、正直謎です。
次にリムブレーキ版スプリント。
BIKE DETAIL - bianchi
2022 SPRINT105 | 2021 SPRINT105 | |
STI | 105 | |
クランク | シマノ FC-RS510 50-34T | |
FD,RD | 105 | |
スプロケ | 105 11-32T | 105 11-28T |
ブレーキ | シマノ BR-R561 | |
ホイール | シマノ WH-RS100 | |
タイヤ | VITTORIA ZAFFIRO PRO V 25 | |
ハンドル | VELOMANN ALLOY 6061 | JD JD-RA38A/35A |
ステム | VELOMANN ALLOY 6061 | JD JD-ST182A |
サドル | VELOMANN 1285 URN | Selle Royal SR2302HRN |
シートポスト | VELOMANN ALLOY SHAFT AL6061 | JD-SP2.1 |
値段(税込) | 206,800 |
こちらもVELOMANNがふんだんに使われているのが特徴ですが、ホイールは変更が無くシマノのRS100。
エントリーグレードのホイールで、F827g,R1105g、合計が1932gというヘビー級のホイールです。
ニローネ105との価格差が・・・
先日も書いたように、カーボンフレームのSPRINT105が206,800円、アルミフレームのニローネ105が190,300円なので、価格差が少ないんですね。
レーシングモデルのスプリントとエンデュランスモデルのニローネを比較することに大きな意味があるとも思えませんが、メーカーサイトでやたら上位に掲載されている点から見ても、ビアンキは明らかにスプリントをプッシュ中です。
エアロフレームのアリアにしても、リムブレーキ版があったころは20万円台後半で105完成車がありましたが、2022モデルでは105ディスクとアルテディスクのみ。
値段は30万を超えます。
ビアンキ、どう考えてもスプリントを押してますよね。
お買い得モデルと言っていいのかと。
スプリントって、グレード的には消滅直前のセンプレに近い存在なのかなと思うのですが、センプレもプロレースに使われた時代と、消滅間際ではカーボンのグレード(?)が変わっているみたいな話もありました。
確か18年モデルだったと思いますが、突如センプレのソラ完成車が大幅値引き(定価が下がるという珍事)で実質13万円台になりましたよね。
カーボンフレームでソラ完成車という時点で珍しい存在でしたが、さすがに1年限定でした。
その流れというわけでもないのかもしれませんが、ビアンキってお買い得カーボンモデルはどこかに残す傾向があって、それがスプリント105なんじゃないかと。
リムブレーキ版なら、ショップによっては20万アンダーで買えると思いますし。
昔は30万円台で買えたオルトレXR3が今は最低でも50万ですし、オルトレに105完成車が無いことを考えると、ビアンキはスプリントを押しているのかなと思いました。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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