自転車の一時停止無視、結果的に有罪判決。

自転車の交通ルール無視はある種社会問題と思っているのですが。

自転車で一時停止をせずに交差点に進入し、原付と事故を起こし、原付を運転していた男性を死亡させた罪に問われている男について、裁判所は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

 

エラー

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一時停止無視

※事故現場とは関係ありません。

自転車と原付の事故ということで、自転車が被害者なのかと思いきや、逆。
自転車が加害者になった事故です。

自転車、特にママチャリだと一時停止無視ってそれなりに多く見かけます。
何とかならんもんかと嘆かわしく思ってますが、こういうのって万が一衝突や接触が無くても、有線道路側の原付が一時停止無視の自転車を避けるために転倒した場合は、非接触事故として加害者になります。

車両に乗るという責任感、全然ない自転車って多いですよね・・・

ちなみにですが、信号無視した歩行者が重過失致死で書類送検された事例もあります。

自転車であっても、ていうか自転車だからこそ一時停止など道路標識を守る必要があるのですが、一時停止無視、信号無視、逆走などは自転車のお家芸といっても過言ではないほど。
車の場合、自動車運転処罰法により過失運転致死傷罪は7年以下の懲役または100万以下の罰金刑。
自転車はこの法律の適用が無いので、刑法の過失致死罪で5年以下の懲役または禁錮または100万以下の罰金になります。

特に最近思うのですが

自転車の交通ルール無視の報道って時々ネットニュースなどでも出てきますが、こういうときに

いろんな人

車だって違反だらけじゃん！

などと言う自転車乗りも正直なところいます。
私なりに思うのですが、自転車乗りであればまずは自転車に厳しくあるべきだと思ってまして、そうでないと対立構造を生んだり、認めてもらえるチャンスすらなくなる。

なので基本、私は自転車に対しては厳しく書きます。
まあ、ロードとママチャリを同一視されても困るのが本音ではありますが・・・

自転車の違反が多いことと、車でも違反が多いことはそもそも何ら関係ないですし、車の違反が多いことで自転車の違反が免責になるわけでもないし。
対立構造を煽るバカもいるので、本当にややこしい。

一時停止の場合、【止まれ】とニッポン語で書いてあるくらいなので誰でも理解できるとは思いますが、中には自転車は関係ないものと考える人もいたりするわけで・・・

今後創設予定とされる自転車の少額違反金制度についても、それが出来たからと言ってママチャリが100％一時停止し出すわけでもないし、逆走がピタッといなくなるわけでもない。
結局は心がけ次第、意識次第になってくるわけですが、都合よく交通弱者だと言ってみたりするような自転車乗りは正直嫌いです。

弱者、弱者というだけの強者になっている事例もありますし。

電動キックボードの新しい法区分の件。

予想通り、興味ない人多いですよねｗ
正直なところ、100票行かないのではないかと思ってました。

ただこれも、新しい法区分として小型低速車のカテゴリが新設されて免許なしでも乗れるようになったときには、罰則をどうやって設けるかが実は問題です。
今の自転車と同じレベルだった場合には、間違いなく歩道通行が増えるだけですから・・・

けどこれも一つのチャンスというか、小型低速車のカテゴリを新設するにあたって、自転車も含めて違反金制度を導入できるチャンスでもあります。
違反金制度が出来たから自転車が法律通りに走り出すわけではないにしろ、罰則がちゃんとあるんだよということは一つの抑止力にはなりうる。

たかが一時停止無視と思いきや、他人を死に至らしめる原因にもなる。
法律を守ることが主眼なのではなくて、自分と他人を守るために一時停止しないとダメ。

一時停止を無視して優先道路に入るのって、クソ怖いことだと思うんですよね・・・