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【適切なチェーンクリーナー】の話。

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シマノのディーラーマニュアルをみていると、チェーンについてはこのように書いてあります。

チェーンを適切なチェーンクリーナーで定期的に洗浄してください。錆び落としなどのアルカリ性、あるいは酸性の洗浄液は決して使用しないでください。これらを使用するとチェーンが破損し、重傷を負うおそれがあります。

 

https://si.shimano.com/api/publish/storage/pdf/ja/dm/CN0001/DM-CN0001-07-JPN.pdf

何が適切で何が不適切なのか?という話。

適切なチェーンクリーナー

何が適切なのか、何が不適切なのかについてシマノさんは説明していませんが、一般的にロードバイクのチェーン用として販売されているチェーンクリーナーであれば問題ないと捉えていいです。

チェーン用になっているものは、チェーン自体に対する攻撃性は無いものなので、問題なし。
問題なのは、チェーンの金属に対する攻撃性があるもの。

 

不適切というのは、こういう錆落としとか。

サンポールでチェーンの錆落とし・・・なんて話は時々ママチャリで聞きますが、ロードバイクの場合はまず錆びさせるなよというのが本音で、万が一錆びたらパーツ交換でしょ。
ロードバイクのチェーンは特に薄いので、下手なことをすればチェーン切れリスクが高まるだけのこと。

適切なクリーナーを不適切に使うのもNG

適切なチェーンクリーナーでも、使い方が不適切なら意味がありません。
クリーナーごとに指定があると思うので説明書を読んで使う必要があるのはもちろんですが、ディグリーザーは特に水で流さないと意味が無いと思います。

 

ずっとチェーン洗浄はフィニッシュラインのエコテックバイクディグリーザーを使ってますが、

当初、使った後は全力で拭いて乾かせばそれで十分だと勘違いしてました。
結局のところ速乾性というわけでもないので、チェーン内部には残ります。
なので乾かしたつもりになってオイルをつけても、残っているディグリーザー成分がチェーンオイルを分解するので意味が無い。

 

水で流してきちんと拭き取って、乾かしてからオイルをつけると、ウェットタイプのオイルでもすぐに真っ黒というわけでもない。
オイルはAZのロードレースSPを使ってますが、当初このオイル、すぐに真っ黒になるなと勘違いしてました。

 

すぐに真っ黒になるのは、オイルのせいではなくて、オイルを使う以前の処理の問題というだけのことでしたw

 

チェーン内部に汚れが残っている状態でオイルをつけても、そりゃすぐに真っ黒になる。
チェーン内部にディグリーザー成分が残ったままオイルを使えば、分解促進されて真っ黒になる。

 

それだけのこと。

 

やっぱり、限定的に水を使って流したほうがいいという結論でして。
前にも何度か書いてますが、 チェーン洗浄で使ったディグリーザーとか、遅乾性クリーナーなどの話。 元々の流れ 自分自身の歴史です。 <第一期> 最初にチェーン洗浄をしたとき、このようにチェーン洗浄機にディグリーザーを入れてグルグル回して、拭い...

 

ここ数年はチェーン洗浄も室内でやってますが、チェーン洗浄機に水を張ってグルグル回すのを数回やるだけなので、きちんと新聞紙を敷いていれば部屋を汚すことも無いです。

まあ、クリーナーの説明書を見て適切な方法でどうぞ。
お勧めのクリーナーと質問されていた件ですが、私なりにはフィニッシュラインのディグリーザーしか使ったことが無いのでこれ以外をお勧めできないのですw

 

汁テクの話

ロードバイク用チェーンのうち、SIL-TEC加工されているものがあります。
基本、105以上のチェーンはシルテックですし、10速でもCN-HG95は汁テクを使ってます。

 

中性洗剤じゃないと汁テクのコーティングが剝がれるという噂が立ったことがありますが、そもそも、汁テク以前のチェーンであってもシマノの説明書での表現は同じです。
関係ないです。
汁テクはいわゆるテフロン加工ですが、サンポールみたいなものをぶっかければ別として、適切なチェーンクリーナーであれば問題なし。




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