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サドル高は0.875理論。

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ずいぶん前に書いた記事にコメントを頂いたのですが、あれ、ホンマやーと思うことがありまして。

 

サドル高って難しいところだと思うのですが、どうも計測方法についてはおかしいと思ってまして。
ロードバイクで走る上で、ポジショニングって大切ですよね。 ポジショニングがしっかり出てないと、どんなにいいロードバイクでも気持ちよく走れません。 ポジショニングの中でも、まず最初に決めるのがサドル高です。 サドル高の決め方は、まあいろいろあ...

 

読者様
読者様
古い記事へのコメントで失礼します。
サドル高の係数0.875について解説します。
0.875という小数点以下3桁もあるすごく厳密な数値に見えますが、分数にすると7/8になります。
ということで実は非常にざっくりとした数字でありまして、「とりあえず初めは7/8くらいにしておいて乗りながら調整しましょう」という目安の数字です。
なので、ネット上では0.885とか0.893とか怪しげな数字が飛び交っていますが、特に意味や根拠もなく、0.875という数字が独り歩きした結果だと思います。
最後に係数0.875を数字を使わずに言い換えると、「股下長の半分の半分の半分を引いた長さ」となります。

 

いままで気が付いていなかったんですが、0.875って確かに7/8ですね。

数字の根拠

前の記事でも書いていますが、係数ってそもそも根拠が不明。
7/8にしても、何の根拠があるのかはわかりませんし、その近辺の係数についても根拠を出せる人がいるのかしら??

係数って、ちゃんと言い訳も用意されています。

いろんな人
いろんな人
係数で出した数字は目安にすぎず、そこから微調整して決めるんだ!

それはその通りですが、だったら少数点以下第3位まで詳細な数字を出す必要があるんでしょうか?
あとこの係数理論、致命的な欠陥があると思ってまして、クランク長を一切考慮に入れていない点。

 

同じ人間が乗るのに、クランク長170㎜と172.5㎜で同じサドル高になる係数って、そもそも根拠が乏しい。
もちろん、言い訳としては単なる目安にすぎず・・・ですね。

 

なので私としては、昔ながらの方法。
下死点にペダルを置いて、踵を載せてやや膝が曲がるか伸び切るか程度のサドル高。

これで合わせてます。

数字は科学?

ロードバイク界隈って、数字で出ていると数字が科学みたいに捉える風潮があるように感じているのですが、根拠不明の係数をかけて出した数字がサイエンスなのか?と聞かれると、個人的には絶句します。
恐らくは統計学の集約として、これくらいが多いよね?程度の係数なんじゃないかと思うのですが。
まあ、統計学もサイエンス?と言っていいのか??

 

サドル高って3㎜変えただけでも気持ち悪いです。
なんか違うなと。
個人的には特に痛みなどが無い限りは弄る可能性は感じていませんが、変えてみると新しい発見もあるので実験することもアリ。

 

ただしこれ、弄り過ぎるとドツボに嵌ってワケわからなくなるので、毎回計測しておいたほうがいいですよ。
計測しておくと、試乗会なんかでもサドル高を指定できるので便利ですし。




コメント

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