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広島市の国道2号、自転車通行禁止が解除に。

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ずいぶん前に読者様からこういう話を聞きました。

 

突如として現れる、自転車進入禁止。広島市役所前の例。
先日書いた、法律に従うと直進が困難なT字路の例。 これについて、ご意見を頂いてます。 ほう・・・グーグルマップで調べてみました。 突如として自転車進入禁止 国道2号線、広島市役所の前ということなんですが、そのちょっと手前から。 まだ自転車進...

 

車道に自転車進入禁止の規制が掛かっているけど、なんで??という話。
これについては読者様が純粋に疑問に思って警察に聞いた結果、警察内部でもあの規制はおかしいのでは?という声があったそうで解除予定だと聞いていました。

 

広島市役所付近の国道2号、自転車通行禁止区間が解禁予定に。
前に書いた記事で、なぜか国道2号線、広島市役所付近の車道が、自転車通行禁止区間だという記事を書きました。 これについて広島県警に理由を問い合わせていた読者様から、朗報がありまして。 自転車通行禁止区間、撤去予定 元々、こんな標識になっていま...

 

道路上の規制の解除は、一市民の意見でも起こりうる。
ずいぶん前に読者様から聞いた話なんですが。 国道2号の広島市役所前なんですが、車道を走っていると突如として歩道に上がるように強制されるポイントがあるとのこと。 これ、鎌倉にも同じようなポイントがあって、要は交差点進入禁止です。 イエローライ...

 

読者様
読者様
広島市の自転車通行禁止標識ですが、標識は全て撤去されていました。
終点側の標識が無くなっていたのが9月頃なので、その頃には撤去されていたようです。
実際に走行してみましたが、標識が撤去されただけで、自転車ナビライン等の新たな試みはありませんでした。それでも走れるようになったことで選択肢も増えます。話を聞いて下さった県警の担当者には感謝したいですね。

※国道2号でもほかの区間で規制がある可能性もあるので、あくまでも広島市ということで。

広島の国道2号、自転車通行解禁に

以前はこのように、車道については自転車の通行禁止の規制が掛かっていました。

この通り、道路標識は消滅しました。
なので車道をロードバイクで走っても違反ではありません。

広島の実情はよくわかりませんが、ほかの方からも聞いている範囲ではこの道路はそもそも車道の交通量が多く、自転車が車道を走るには適さないのが事実。
画像を送っていただいた読者様も、

読者様
読者様
今回の国道2号に限らずですが、広島市内の幹線道路で車道を走るママチャリは非常に少ないです。
ロードバイクや学生のクロスバイクが少し走っている程度でしょうか。
広島市内は河川が多く、橋を通過することが多いのですが、朝は狭い橋の歩道に歩行者と自転車がごった返している状況です。
もちろん、自転車は徐行なんてしていませんので、歩道と車道のどっちが危険なんだか・・・。
自分はやむを得ない状況でもない限り歩道を走る気にはなれませんが、ママチャリで車道を走るのも気が進まないのも理解できます。

 

まあ、これが現実ですよね。
ロードバイクのように趣味で走る人たちは、無理にこの道路を通行しなくても、迂回すればいい。
この道路に自転車通行禁止の規制が掛かっていたのは、昭和期に道路の交通量が増大して危険性が増した結果だろうと思いますが、近年はロードバイク等もリアライトの装備だったり安全運転を心がける人も多いし、規制を掛けておく必要まではないということでしょう。

 

ただまあ、これによって何かが大きく変わるのかというと、ママチャリは相変わらず歩道でしょうし、ロードバイクがウッカリ違反を犯さなくなった程度ではないでしょうか。
ビックリしますよね。
知らぬ間に車道で違反が成立していたら。

聞いてみることも大切

今回のケースは読者様が純粋に疑問に思って問い合わせしてみたところから始まってます。
なんでなの??という疑問から、警察内部でも規制について異論があることから規制解除と進んだ模様。

 

警察庁は交通規制基準というのを発表してます。
これは道路交通法110条、施行令42条に基づいて、全国の公安委員会に対して交通規制を行う基準を出しているものですが、交通規制を行う際には住民や道路管理者と協議すること、みたいな文言もあります。
よくある一方通行道路についても、公安委員会が一方的に押し付けてもうまく行かないことがある。
特に【自転車を除く】の条件付けとか。

 

近隣住民の意見を聞いて、管轄署の意見など総合して交通規制が決まることになっているので、不思議だなと思う交通規制があったときには真意を聞いてみるというのも大切。
自転車の交差点進入禁止の規制についても、私の中ではなぜここに??という疑問がありましたが、聞いてみたら納得。

 

【自転車は交差点に入ってはいけません】←そこには深い理由がある。
ちょっと不思議だなと思いつつも、なるほどなとも思ったこと。 道交法63条の7第2項に、交差点進入禁止の規定があります。 (交差点における自転車の通行方法) 第六十三条の七 自転車は、前条に規定するもののほか、交差点を通行しようとする場合にお...

 

行政に問い合わせる行為について、迷惑なんだ!とか言い出す人も時々いますが、何も知らずに想像で語り出すほうが圧倒的に迷惑。
想像で語った結果、的外れもいいところの意見になってネットの発表すれば、それを読んだ人にとっては大ダメージを喰らわすことになりますから。
一方通行規制についても、規制を開始した当初と、現状の交通量が変わっていることもあるので、住民からの要望があれば調査して再検討するそうです。

 

毎日遭遇する、一方通行路での逆走自転車。
毎日通る道なんですが、このような道路があります。 赤矢印は一方通行。 かなり簡略化して書いてますが、A点からB点までは歩くと7分程度掛かります。 道幅が狭く、しかもバス通りなので一方通行は当然のこととして。 【自転車を除く】の補助標識が無い...

 

もちろん、根拠もなく要望したら迷惑でしょうけど、あくまでも道路を使う人がどう思っているのかは大切なので意見は聞く。
こういうのも、公安委員会が一方的に決めるものだと思い込んでいると、意味不明な批判をしてみたりする人が出てきますからねー。
調べる、聞くって本当に大切。
ロクに調べもせずに言い訳するよりマシですね。

 

個人的にはトンネルなどで自転車通行禁止の規制を掛けるときは、早い段階で視認できる予告表示を作ってほしい。
後戻りできない位置まで来てから気が付くパターンってあると思うので。

 

広島の件は、自転車通行禁止の規制が解除されたからといって、何かが大きく変わるわけではないでしょうけど。
なぜここでこの規制があるんだろ?
誰に何のメリットがあるのかすら分からないと思ったときは、聞いてみることをお勧めします。
もちろん、聞くからには相応の道交法の知識が無いと話がスムーズにいかないので、それなりに道交法を知ってからになりますが。

 

まあ、たった一人の問い合わせで変わるというのも珍しいパターンだとは思います。
道路を見る限り、自転車通行帯くらいは作れそうな気もしますが・・・

 




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