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タイヤをケチることは本気で推奨しない。

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具体的な商品名などは避けますが、某国内通販で、タイヤ2本&チューブ2本のセットでとんでもない安値で販売されているものがあります。
タイヤは自転車にとって消耗品なので安いほうが嬉しい・・・というレベルを超越した激安ぶりなのですが。
そもそも、私はそのメーカーがタイヤを売っていることを知りませんでしたw

 

安物タイヤの弊害

具体的な値段は書きませんが、そのタイヤ(タイヤ2本&チューブ)はウイグルでGP5000を一本買うよりもはるかに安いです。


Continental Grand Prix (グランプリ) 5000 タイヤ

 

タイヤ2本&チューブ2個<海外通販のGP50001本なので、かなりの異常レベルの安さ。

 

レビューを見れば買う気が失せるほどですが、ちょっと走ったらタイヤがバーストした!なんてレビューも複数。
そんな大げさな・・・と思って画像を見ると、タイヤが見事に縦に裂けているみたいなのが多数出てくる。

 

まともなサイクリストなら、怪しげなタイヤには手を出さないと思います。
走行中のバーストは、本気で爆死しますから。

 

安いけどそれなりの評価を得ていると思うタイヤって、パナレーサーのクローザープラスかなと思うのですが、実質2000円ちょっとで買える。

まともなメーカーの安いタイヤは、少なくともちょっと走っただけでタイヤが裂けるなんてことはまずありえない。
ありえないというよりもあってはならないこと。
もちろん、こういうタイヤでも保管状況が悪かったり初期不良がゼロではないにせよ、多数のバースト例なんてものは聞いたこともない。

 

タイヤ2本とチューブ2本で海外通販のGP5000一つよりもはるかに安い、という時点で危険な香りしか嗅ぎ取れないけど、タイヤは本気でケチらない方がいいと思う。

 

走行中にバーストすれば爆死します。

 

もちろんまともなメーカーのタイヤでも、いろいろ重なるとこういう謎事態に陥ることはあります。

 

チューブレスタイヤ、突然コブが出来て膨れ上がってきた。
だいぶ前に読者様から、ホイール選びについて相談を受けたことがあったのですが、ホイールを買って乗っているとのことでインプレを頂きました。 今回はホイールの話はまた今度で、ちょっと気になる表現がありまして。 タイヤが膨れ上がってきた 最初画像も...

 

これはケーシングが切れてしまった証拠なので、基本はタイヤを交換するしかありません(注:これはまともなブランドのタイヤです)。
まともなブランドのタイヤであれば、これが頻発ということはさすがになくて、ごくまれに起こる程度。
この場合はケーシングの一部が切れているだけなのでまだバーストまでは至っていないにしろ、ちょっと走っただけでケーシングが切れまくってタイヤが縦に裂けるタイヤなんてあったら、怖すぎて使えない。

 

酷いレビューだと、走行一回目で縦に裂けてバースト・・・というのまでありましたが、釘を踏んで穴が開く程度ならわからなくもないですが、綺麗さっぱり避けるというのはほぼあり得ない。

タイヤはケチらない

まあ、どのタイヤなのかは書きませんw

 

よく完成車を買うと、ヴィットリアのザフィーロが付いてきます。
ザフィーロはタイヤの性能としては正直イマイチですが、少なくともすぐにタイヤが裂けたという話は聞かない。

 

グリップ力が低いとか、転がりが良くないとかは値段が値段なので当たり前ですが、最低限の機能としてタイヤの形は保持している。
裂けまくったらさすがに話にならない。

 

ロードバイクに乗ってのタイヤ、一番ケチらない方がいいパーツの一つですよ。
裂けて形が維持できていないというのはもはやタイヤではない。

よく中古自転車屋に行くと、古タイヤがゼロ円で持ち帰りし放題になっていたりします。
あれは単純に、中古屋さんのゴミ処理代を削減するためのもの。
ゴミを捨てるにもお金が掛かるので。
タダであっても誰かに持って帰ってもらったほうがコストダウンになるという不思議な世界ですが、当然売り物として売るレベルではない。、

 

素性不明なタイヤなので、ローラー台専用とかで使うとかであればアリですが、外を走るのに使いたいかと聞かれると・・・ちょっと厳しい。
間違ってもその辺の自転車屋が、タイヤの在庫が切れたからといって中古屋でタダでタイヤを仕入れてきて、お客さんの自転車のタイヤ交換に使うなんてことは日本全国あり得ないと思います。
そんな無責任なことは商売でするわけには行かないですし。

 

どうでもいい話ですが、私が普段乗りに使う電動アシストのママチャリ。
いつもお世話になる自転車店にタイヤ交換をお願いすると、IRCのタイヤになります。

 

ずいぶん前に自転車の主人が愚痴っていたのですが、メーカー品のまともなタイヤにするとその場の費用は高くなる。
中国製の安物タイヤもあるわけだけど、使える距離と値段のバランスでいうと、一見すると高く見えるメーカー品タイヤのほうがコストパフォーマンスは上だと言ってました。

 

これについては本当にその通りだなと思うのですが、クソレベルのママチャリタイヤってかなり早い時期にひび割れしてきて見るも無残になる。
タイヤ交換時には安く見えても、使える距離が短かったらコスパは悪い。

 

ロードバイクのようにスピードも出る自転車に、なんだかよく分からない安物タイヤを使うのって、コスパも悪い上に危険でもある。
高いか安いかは、購入時の値段だけでは決まらないと思う。




コメント

  1. いーちゃん より:

    私は距離に関係無く2年に1度はタイヤ・チューブ(予備を含む)を新調します。今まではGP4000だったので次はGP5000かなと思っています。
    完成車を買い替えたのですがペダルと同じくタイヤも別売にして欲しいですよね。外に走りに行く時期になったらタイヤ発注して完成車についていたのはゴミ箱行きです。
    ZWIFTがメインの時期なので実走距離は未だゼロキロです。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      完成車付属のタイヤはとりあえず走れる程度のものだと割り切ってますw
      初心者さんが一台目を買うときに、タイヤ別売りだと困るでしょうから・・・

  2. 多木哲也 より:

    確かにクローザープラスは安価な割に軽量で走りも悪くありませんが、短期間にかなりの距離を乗る人以外にはお勧めできません。
    と言うのは、紫外線?オゾン?よるタイヤ表面ゴムのヒビ割れの発生が早過ぎるから。屋外保管・直射日光当たらず・空気圧も同条件のパナレーサーEVO(AやD)は3年経っても大丈夫なのに、クローザープラスは半年程でヒビ割れだらけになります。1/3程度の購入価格では到底ペイしません。
    (公正な比較対象をするには少な過ぎる個人的体験であり、購入製品がたまたま長期保管品だった可能性も否定できないのは承知のうえのコメントです)

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      ひび割れの早さについては検証していないのでわかりませんが、記事で取り上げたタイヤについては、ヒビ割れ以前の問題で突如大きく裂けるようです。
      個人的にはパナのAもDも耐久性はそこまで高くないと考えていますが、少なくとも記事で挙げたような突如裂ける事例は聞いたことがありません。

  3. シバヲ より:

    友人が実際に使用していて、数ヶ月で縦に割れてもなお買い直して使用しているので、どうしてそこまで使用するのか聞いてみると、このメーカーが大好きらしく、アクセサリー類もタイヤも全部統一したいそうです
    しかしながらブレーキシューやタイヤ等の命に関わるパーツはやはり性能第一で選ぶべきですよね?
    自分はこのメーカーはヤフオクで詐欺まがいな行為をしているので正直嫌いです。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      えーと、ボカしたもやっぱりわかる人にはわかりますよねw
      アクセサリー類は安全性に関わる要素があまり無いのでどうでもいいでしょうけど、タイヤとかブレーキシューとかはちょっと考えてしまいます。

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