PVアクセスランキング にほんブログ村
スポンサーリンク

ROOT ONEという自転車の試乗レビュー。

blog
スポンサーリンク

だいぶ前に書いた記事なんですが、

 

この自転車のターゲットがよくわからない話。
ご存知の方もいるかもしれませんが、サイクルオリンピックからルートワンという自転車が販売されました。 開発者のブログを見ていても、この自転車のターゲット層が全く理解できないのですが、これを買ったほうがいい人とはどんな人なんでしょうか? ターゲ...

 

何かよくわからないのですが、定期的に謎のコメントが入る。
乗ってから書け、と。

 

で、実際のところこれ、既に試乗してます。

たぶん試乗したのって1年以上前のこと。
正確には覚えていませんが、とりあえずとっくの昔にレビュー記事自体は出来上がってました。

 

ただまあ、何となくアップする気力が無くて。
理由についてはあえて書きません。

 

けどあまりにもうっとおしいコメントが入るので、既に書き上げた記事を再構成して記事にします。

ルートワンという自転車

まあ、この自転車についてはシート角をやたら寝かせていることと、ショートクランク(140mm)なことが特徴。
シート角を寝かせているため、適正サドル高にしても足がべたっと地面に付くというものですね。

 

で、今回は結論から先に書きます。

・普段ママチャリしか乗らない人で、サドル高が低すぎる人は恐らくこの自転車に乗れば好印象だろうと思う。
・登りは苦手な自転車。
・そこまで前蹴りしている感はない。
・フリーパワーは相性がいいとは思えない。
・前傾姿勢が嫌だという人には選択肢として検討してもいいかも。
・スピードを求める人には向かない。

ザックリ言うと、普段からママチャリでサドル高が適正になっていない人で、平坦なところばかり自転車に乗り、スピードを求めないというのであれば選択肢として悪いとは思いません。

 

 

以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というレビューだとさすがに雑過ぎるので、もうちょっと書きましょうかw

 

この自転車の特徴は、シート角を寝かせている点。
なのでサドル高を上げなくても、サドルーペダル間距離は確保できる。

最初に書いた件。

管理人
管理人
普段ママチャリしか乗らない人で、サドル高が低すぎる人は恐らくこの自転車に乗れば好印象だろうと思う。

適正サドル高よりも低ければ、当然ですがペダリングは重くなる。
普通のママチャリでも、サドル高を適正まで上げているか、それともかなり下がっているかでペダリングの軽さは全然違うわけですが(←当たり前)、この自転車だと足が地面についた状態でも、サドルとペダルの距離は確保されるので適正サドル高を稼げる。
単にそれだけのことです。

 

なので普段ママチャリしか乗らずに、サドルが適正まで上がっていない人がこれに乗るとペダリングはかなり軽く感じると思います。

 

私、ロードもママチャリ(電動アシスト)も乗りますが、電動アシストのほうはバッテリーが恐ろしく劣化しているため急坂での登坂力はかなり落ちてます。
ルートワンという自転車、フリーパワーというクランクが付いているわけですが、このクランクはちょっと曲者。

 

最初スタッフさんから、土踏まずでペダルを押すように乗ると言われたのでそうしたのですが、正直なところそれでは何が何だかよく分からず。
なので途中からは勝手に母指球で乗ってみたり、土踏まずで乗ってみたりしたのですが、母指球で普通に乗ったほうが進みます。

 

ただし。
このフリーパワーがやっぱ曲者。
初動とか加速する際に、ワンテンポ遅れるんですよ。
平坦なところで等速運動している間は快適なんですが、初動と加速する際はペダルを踏んだパワーが明らかに逃げる感じがあって、後輪がワンテンポ遅れるようなイメージになる。
それでいてアシストされている感がよくわからないので、普通のクランクのほうがいいのでは?と思った次第。

ただまあ、平坦で等速運動しているときはまあまあ快適に進むので、それがフリーパワーの恩恵なのか?と聞かれるとそうなのかもしれないし、そうではないのかもしれない。
で、軽い斜面があったので、そこでゼロスタートさせてみたんです。
思った通り、初動でパワーロスするので急坂とかは厳しいと思う。
なので、

管理人
管理人
登りは苦手な自転車。

平坦メインで乗るならアリだけど、登りとなると向かないと思う。

 

これ、スタッフさんもほぼ同意見でして、「平坦でちょっとアシストするようなイメージで登りで軽くなるものではないし、電動アシストをイメージすると全然違うもの」みたいな話はありました。
平坦でまあまあ快適に進める点を考えると、確かにあれがフリーパワーの恩恵なのかなと思いつつ、よくわからないのも事実。

 

実際、フリーパワーが付いている普通の自転車にも試乗させてもらったのですが、これについては印象は同じでした。

 

綱引き理論?でしたっけ。
それも試してみたし、土踏まずも試して、普通のペダリングも試したりしましたが、これによってやや後ろ重心で母指球で普通にペダリングしたほうが進むなとは感じました。

 

これらを総合して考えると、普段ママチャリでサドル高が適正まで上がっていない人が乗れば、かなり好印象かもしれないなと。
同じような効果は、ママチャリでサドル高を上げても出来るでしょうけど、足が完全に浮くので嫌な人は嫌なんでしょうし。
あとは平坦メインで乗るなら選択肢としては悪くないですし、スポーツタイプのクロスバイクやロードバイクと違って前傾姿勢にならないので、前傾姿勢が嫌という人にもいいのかと。

 

直進性強めなのかなと思いつつも、旋回性も普通レベルだしそのあたりは気にならない要素でした。

目的

一般的に自転車を買うときって、何らかの目的があって買うと思います。
レースに出たいならロードバイクを買うだろうし、フィットネス&すぽーつでいうならロードバイクかクロスバイク。
オフロード性を求めるならMTBとかグラベルロードなど。

 

通勤通学とか買い物の脚であればシティサイクルかなとか、距離、目的、見た目の好みなどを考えた上で自転車を選ぶことになりますが、前にも書いた記事。

 

この自転車のターゲットがよくわからない話。
ご存知の方もいるかもしれませんが、サイクルオリンピックからルートワンという自転車が販売されました。 開発者のブログを見ていても、この自転車のターゲット層が全く理解できないのですが、これを買ったほうがいい人とはどんな人なんでしょうか? ターゲ...

 

街乗りやポタリングメインで乗る人が求めるのかな?とも思うのですが、どうもこの自転車がターゲットにしている層が私にはよくわからず。
これは乗った上でも、どういう層に勧める自転車なのかはよくわかりませんでした。

 

というのも、フィットネス&スポーツなのかというと・・・フリーパワーは向かないと思う。
かといってご老人用自転車という雰囲気でもないし・・・
まあ、買った人が好きに使えばいいという点ではどの自転車もそうなんですが。

 

けど最近ちょっと調べてみたら、なぜかこの時代にもかかわらず値段が大きく下がった様子。
どのメーカーもパーツ代も上がっている今、自転車本体の価格も上昇傾向なこの時代に、なんで値段が下がるのだろうか?

 

で、冒頭でも書いたように、ある層にはそこそこ評価されるのではないでしょうか?
個人的にはフリーパワーは止めて、値段を下げたほうが良さそうに思う。
フリーパワーに意味があるとは正直思えないけど、ちょっと独特の乗り味になるので、合う人と合わない人がハッキリすると思うので、これは試乗してから買うべき自転車なのかもしれません。

 

どうでもいい話ですが、以前の記事についたコメント。

読者様
読者様
充電しなくてもよくて電動アシスト自転車と同程度の性能であれば値段は高いとは思いません。逆に安いくらいです。他の記事のように利用者の立場に沿った感想が聞きたかったです。とても残業ですね。

とても残業ですね、という言葉の意味がいまだに分かりません。
残業してでも書け、という意味で捉えましたが、なんでこの人に残業を指示されるのかすらわからん。
けど電動アシストの同程度の性能というのは、明確に否定します。




コメント

  1. MTB より:

    >とても残業ですね

    残業休憩中の書き込みで
    とても残念ですね→とても残業ですね
    と書き間違えに一票

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      残業がかさんで精神状態が良くなかったということなんですかねw

タイトルとURLをコピーしました