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滅亡してから後悔するクロモリフレーム。なぜカーボン⇒クロモリにしたのかの理由。

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アンカーのクロモリフレームの名車、ネオコットは昨年滅亡してしまいました。

 

クロモリと言えば、アンカーのネオコット(滅亡)。
ここ最近、クロモリフレームをいくつか挙げて来ましたが、 ブリヂストンアンカーには、ネオコットという名器、いや名車がありました。 2018年にはネオコット登場から25周年となってましたが、昨年、突如として滅亡してしまいました。 アンカーネオコ...

 

いやね、ネオコットは名車の一つと言っても過言ではないですが、「来年までにお金貯めて買おうと思っていた」という人も。

滅亡は読めない

アンカーのネオコットは、数年前に25周年!と大々的に謳っていたりしたので、滅亡することを予見していた人はまずいないかと。
ロードバイク全般に言えることですが、欲しいと思っていたカラーが、翌年モデルではビミョーなカラーリングになってしまったとか、欲しいと思っていた車種が滅亡するとか、あるある話です。

 

欲しいと思ったときにゲットしないと、私もカラーリングでは一年見送って後悔したことがありますし。

 

クロモリフレームですが、たぶん、採算性とか技術的な問題とかあるのでは?
カーボンフレーム作るのと違って、溶接には高度な職人芸が求められるし。

 

壊れにくいという点も、メーカーからすればマイナスなのかも。
適度に壊れて買い換えたり、新技術を駆使したカーボンフレームを開発して購買欲を煽る要素もない。

 

業界は新しい技術を投入してユーザーの購買欲を煽る要素も必要なわけで、クロモリフレームはある意味完成されちゃっているのかもしれません。

 

ただまあ、最近読者様の中でクロモリフレームに移行したがっている人、既にクロモリフレームに移行した人、なぜか多いんだよなあ笑。
先日のこれなんて、読者様は既にショップに視察に行き、もしかしたら試乗会ができるかも!?という方向に進んでいる模様。

 

[2022]KHS CLUB2100。TANGE PRESTAGE JAPANを使ったクロモリフレーム。
KHSというとあまりロードバイクのイメージが薄いようにも感じますが、小径車のほうがメインなんかな? ロードバイク、普通にあります。 しかもクロモリフレームで。 KHS CLUB2100 最近、クロモリロードバイクを検討している方がなぜか多い...

 

煽るわけじゃないですが、アンカーのネオコットですら滅亡してしまった現実を考えたら、「今」でしょうね。(←煽っている)

 

企業として採算性が高いアイテムに絞るのは当然だし、世間が求めるモノに絞るのも当然。
アンカーのRP9なんて、一気に人気沸騰ですもんね。

 

2022年、注目しているフレームメーカーのアンケートをしたら、何とビックリアンカーが1位です!3002票から選ばれたのはアンカー。
しばらく放置していたアンケートですが、気が付いたら3000票を超えました。 2022年モデルで最も注目のフレームブランドは、驚きのアンカーでした。 2022年 最も注目しているフレームブランドは? とりあえずは結果を発表。 まさか!と言った...

 

仮定の話をしても無意味ですが、仮に新作クロモリフレームをリリースしても同じくらい注目を浴びるか?というと、疑問だし。

なぜカーボン⇒クロモリ?

最近、読者様の中でカーボン⇒クロモリに買い換えた人がなぜか多い印象ですが、理由を聞くとほとんどのケースでは「見た目」です。
細身のパイプ、ホリゾンタルフレーム、最近流行りのオフセットシートステイではない伝統的なトライアングルなど。

 

これらの要素は、カーボンフレームでは無理なわけで。

 

次いで話に上がるのは頑丈ということ。

 

あまりいい話ではないけど、例えばこういう話もあるわけです。

 

カーボンフレームの生涯保証→クロモリへ?
先日書いた記事にコメント頂いたのですが。 ※シートチューブではなくシートステイが正解とのこと。 やっぱりな フレームの生涯保証を謳うメーカーは、今やそこそこある。 けどまあ、私が過去に聞いた某社も、生涯保証の適用についてやたら難癖つけるよう...

 

某社のカーボンフレームを買って乗っていたら、初期不良でシートステイが割れたそうですが、その時の代理店の対応が酷かったらしく、嫌気が差したと。

 

新しいフレームに交換になったそうですが、嫌気が差して売却。
今はクロモリに乗っているとのこと。

 

いろんな話は聞きますが、ホビーライダーにとっては見た目の満足度はかなり大きな要素。
元々クロモリがカッコいいなと思っていたけど、何となく流れでカーボン買って、カーボンは経験したからやはり最初に憧れたクロモリに買い換えたという人も。

 

こういう方々って、カーボンの「代替」にクロモリを選ぶわけじゃなくて、クロモリが欲しいからクロモリを買う。

 

自転車趣味の楽しみ方は人それぞれなので、本人が満足してるならそれが全てですよね。

 

最近ちょっと思うことがあるのですが、全てのショップではないけど、顧客の意向を無視して勧めたり、「ロードバイクはこうあるべき」みたいな押し付けになっている話は耳にします。

 

以前こんなこと書いたのですが、

 

【グラベルロード 後悔】という謎ワード。
ちょっと前から気になっていたことがありまして、当サイトにやってくる人の検索キーワードの中に グラベルロード 後悔 これに近いものも含めればそれなりの数の検索キーワードで入ってきている人がいます。 どの記事が引っ掛かっているのかよくわからない...

 

買ってから後悔するというのはイマイチ理解しがたい。
以前エアロロードに憧れてエアロロード買ったけど、本当にやりたいことは違うことに気がついてグラベルロードに買い換えた人もいました。
こういう人がエアロロードを買ったことを後悔しているのか?というと、そうではない。
憧れてたエアロロードを経験したからこそわかったことがあるわけで、金銭的な面で後悔するわけじゃない。
経験と捉えている。

 

とりあえず自転車をはじめてみたから気がつくことってあると思う。

 

なんか「ロードバイクはこうあるべき」みたいな押し付けショップの話を聞くと、ユーザーの意向をちゃんと聞き出せてないからトラブルになっている気がする。

 

法に触れないなら、あとは自由なんだよな。
「押し付け」と「こだわり」は違うから。

欲しいときに買う

欲しいと思ったら買うのが、ベターなんでしょうね。
もちろん、借金してまで買うのはオススメしないけど。

 

ちなみに前にチラっと書いた新素材ですが、

 

セルロースナノファイバーはロードバイクの新素材になるのか?
だいぶ前に、読者様から質問を頂きました。 失礼します 新素材では にあるようなナノ結晶セルロース セルロースナノファイバー製というのは今後10年単位でみると有望だったりするんでしょうか?今その手のものが一般的に販売されていないことを考えると...

 

やはり今の段階では、さほど期待できないし実用化に至るにはハードルは高いらしい。
結局のところ、カーボンを越える性能がない限り、メーカーも手を出さないかと。

 

あと、変わり種でいうと木のフレームもありますが、木のフレームは大量生産に向かない芸術品みたいなイメージ。
サノマジックとか有名ですが、値段がさらにぶっ飛びすぎて買えませんよね笑。

 

けど、自転車ユーザーの全てが新技術や新製品に心揺さぶられるわけじゃないよなーと思った。
何かでみたけど「伝統主義者」と呼ばれていたけど、伝統主義者もそこそこいるはず。

 




コメント

  1. カモがネギしょってる より:

    ネオコットが無くなったのは設備の老朽化という噂です。バルジ加工が必要だから専用の設備が無いと作れません。また、パナソニックが3Dバテッドパイプの使用をやめたのも、恐らく同様の理由だと思います。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      施設の老朽化なんですか!
      施設維持管理で費用を注ぎ込むだけのメリットがないんですかね。

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