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クソワロタ笑。データなんて意味ないじゃん。

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警察庁や政府などが毎年、交通事故の統計データを公表しているじゃないですか。
あれ、前から疑問に思っていたことがありまして、某警察本部数ヶ所に聞いてみました。

第一当事者、第二当事者

交通事故の統計データを見ると、第一当事者、第二当事者という分類があります。
警察庁のホームページによると、このようになってます。

「第1当事者」とは、最初に交通事故に関与した車両等(列車を含む。)の運転者又は歩行者のうち、当該交通事故における過失が重い者をいい、また過失が同程度の場合には人身損傷程度が軽い者をいう

第一当事者は事故の過失が重いか、同程度なら怪我の程度が軽いほうだとあります。
前から気になっていたのは、「過失」とは道路交通法違反の程度を比べて決めるのか?
それとも民事の過失割合なのか?

 

民事の過失割合は、民法709条の不法行為責任ですが、優者危険負担の原則があるので車対自転車の事故なら、一部の例外を除けば勝手に車の過失が大きくなる傾向にある。
また、民事の過失割合は道路交通法違反の程度を争うわけではなくて、予見できることを回避しなかった場合を含むから、道路交通法というルール違反の程度を反映するわけではない。

 

一体どういう基準で決めてるのか、「過失」とは純粋に道路交通法違反のことなのかなど、気になっていまして。
そこで某警察本部数ヶ所に聞いてみました。

 

まず数ヶ所に質問した回答に共通して言えることです。

いろんな人
いろんな人
なんら明確な基準はない。

個人的に驚いたのは、これ。
明確な基準はなく、雰囲気で決まるらしい笑。

 

次の質問。

いろんな人
いろんな人
いわゆる民事の過失割合も関係ない。というより民事のことはわからない。

 

民事の過失割合だと優者危険負担の原則があるので、相対的弱者の過失割合は小さくなる傾向。
ただし「関係ない」というのも、某警察本部の回答が如実に現しているかと。

 

読者様
読者様
明確な基準があるわけじゃないし、厳格な決め方があるわけでもないし、民事の過失割合がどう決まるのかわからないから関係ないよ。
事故が起きたときにさ、アイツ、コイツみたいに呼ぶわけにもいかないし、どっちが第一当事者かなんて何となく決まるよ。
怪我しているほうを第二にすることが多いよね!

凄くテキトー過ぎて爆笑です。
「自転車対車の事故なら、自転車が怪我することがほとんどですよね?」と聞いたのですが、

 

読者様
読者様
怪我しているほうを第二にしちゃうよね。

 

道路交通法関係ないやん!笑。

 

違う警察本部に質問。

管理人
管理人
例えば自転車が逆走して車に衝突した事故だと、自転車が逆走、車は前方不注視みたいな感じで道路交通法違反の程度を比較するのですか?

 

読者様
読者様
明確な基準はないのですが、厳密に道路交通法違反で比較するわけでもないし、何となく決まります。
第一第二当事者を決める基準があるわけではないので・・・

 

えーと、統計データにどんな意味があるのでしょうか笑。

何となく決まる

某警察本部の「怪我している奴が第二」という運用については爆笑レベルで、お互いに笑いながらなごやかにお話することが出来ました。

 

いやね話ぶりからすると、どっちが第一当事者、どっちが第二当事者なんてことを明確な基準に従って考えて決めるわけでは全くない(質問した警察本部全て同じ)。
某警察本部の場合は、怪我している奴を第二にしちゃえ!レベルの運用。
統計データ?あんなのは大した意味なんてないよね!みたいなレベル。

 

現場は淡々と、時間を掛けずに事故処理するだけで、どっちが第一当事者かなんてことは雰囲気で決まるらしい。

 

何の意味があるデータなのやら笑。

 

いやね、何らかの基準に基づいて決めるのかと思って聞いたけど、基準なんて何一つない。
そんなデータに意味はない。

無意味

いやさ、例えばですよ。
自転車が逆走して車に衝突したら、基本的に自転車のほうが怪我もしくは死亡する。
自転車が逆走して車のドライバーが死亡するなんてことは、レアケースかと。
ドライバーが緊急回避行動して電柱に突っ込んだとかならあるのかな。

 

先日、自転車の違反件数や割合についての記事がネット上で配信されてました。
それについて、「第一当事者は車のほうが多いのだから印象操作の配信してる!」みたいな反論している奴がいたのですが、

管理人
管理人
何となく、明確な基準もなく決まる第一当事者、第二当事者の統計データに、何の意味があるのやら。

 

「怪我した奴が第二」は想像の斜め上過ぎる。
お互いの怪我の程度で決まるみたいな運用するなんて笑。
ルール違反と怪我の程度なんて一致しないから笑。

 

何の基準もなく雰囲気で決まる第一当事者、第二当事者のデータを集めて統計にしたところで、そのデータは何の意味を持つのやら。
「ああ、あれ?何となく決まるし怪我した奴を第二にしときゃいいんだよ」

 

第一当事者ガー!と語り統計データを持ち出す人は、「何の基準もなく雰囲気で決まったデータの集大成」についてあーだこーだと語っているだけなんで、全く意味がない主張だと言っていいのかと。

 

もちろん全ての警察本部に聞いたわけでもないけど、少なくとも無意味なデータが混入していることには間違いないですな。

 

データの恐ろしいところってこれ。
上級庁はさ、集まったデータから資料を作成するわけだけど、元になるデータがテキトーなら無意味。

 

コメント

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