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多摩川サイクリングロードにハンプ追加。

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多摩サイなんてもう何年も行ってないわーと思いつつ。
結構前から多摩サイの調布、府中あたりには自転車の速度抑制帯(ハンプ)があります。
昨年、川崎側にもハンプが新設されていたことを知りました。

速度抑制ハンプ

こちらは川崎市の公表資料ですが、令和2年12月21日に速度抑制のスピードハンプを設置したとあります。

川崎市:かわさき多摩川ふれあいロードの利用について

川崎側は道幅が狭いところが多いですし、画像は武蔵小杉あたりですが道幅は狭い。

調布、府中あたりにスピードハンプがある理由ですが、そこそこ昔に暴走スポーツサイクルが歩行者に衝突するという痛ましい事故があったのがきっかけのはず。
死亡事故でしたよね、確か。

 

一般的にサイクリングロードと呼ばれる場所は、大別すると二種類あります。

設置者 道路交通法の区分
自転車歩行者専用道 自治体(道路法48条の13第2項) 道路(2条1項1号)
緊急用河川敷道路 国土交通省(私有地) 道路(2条1項1号)

サイクリングロードと呼ばれても、「歩行者自転車専用道路」の場合と、「緊急用河川敷道路」の場合がありますが、多摩川については「たぶん」周辺市町村が管理する道路法の歩行者自転車専用道路なんだと思います。

 

で。
見りゃわかるように、

ロードバイクが時速35キロとかでかっ飛ばして走るには全く剥かない向かない程度の道幅。
道路交通法上は車道と歩道の区別がない道路(2条1項1号)なので、歩行者の横を通過するにはこの規定を守る義務があります。

(左側寄り通行等)
第十八条
2 車両は、前項の規定により歩道と車道の区別のない道路を通行する場合その他の場合において、歩行者の側方を通過するときはこれとの間に安全な間隔を保ち、又は徐行しなければならない

歩行者の横を通過するときは、安全側方間隔か徐行の義務がある。
はい、道幅確認。

歩行者との側方間隔、1.5mは最低でも必要かなと思いますが、道幅からみてわかるように無理。
なので徐行義務、つまりは10キロ以下ですよね。

管理人
管理人
守っているサイクリスト、何%くらいなんすかね?

もちろん歩行者にも、歩道ではないので、右側端ないし左側端通行義務はあるにしても、事実上歩道に準ずる存在になっているし。

ちなみにサイクリングロードを道路交通法上の歩道と勘違いしている人がたまにいますが、歩道ではなく道路。
歩道だったら自転車は、常時徐行義務が発生しちゃいます笑。

歩行者自転車専用道路とは言え、自転車といってもママチャリからロードバイクまで様々ある。
根本的にロードバイクがかっ飛ばす場所ではない。

 

かっ飛ばす自転車が増えれば、18条2項の違反が頻発している状況になるわけ。
歩行者が怖いと思うのは当然のこと。

 

自制心がないサイクリストが違反行為を連発すれば、そりゃこういう対策に繋がるよね。
結局のところ、サイクリストが走りづらい整備を招いただけのことなので、自業自得としか言いようがない。

 

まあ、ダメサイクリストが、ちゃんとしているサイクリストにまで迷惑かけたとも言える。

 

けどまあ、ロードバイクもタイヤが太くなり、スピードハンプなんて大して役に立つとは思えないし、調布や府中でも「わかっているサイクリスト」はハンプ横の芝生を通過するw

結局のところ

サイクリストが走りづらくしている原因でしかないので、後から文句言っても遅いんですよ。
これもそう。

 

サイクリストは勘違いしてはいけない。
サイクリングロード。 いろいろ思うことがありまして。 サイクリングロードという「通称」 通称名として「サイクリングロード」と呼ばれていても、実態は違う場所は普通にあります。 荒川下流とか、淀川とか。 こういう場所って、サイクリングロードでは...

 

荒川も昔、ダート舗装にする問題がありましたが、荒川下流は緊急用河川敷道路、つまりは単なる私有地です。
頭がおかしい人の中には「他のサイクリングロードのように、歩行者と自転車を分離すべき」と河川事務所に詰め寄ったらしいけどさ、勘違いも甚だしい。
緊急用河川敷道路は、災害時の物資運搬道路(私有地)でしかないので、サイクリングロードですらない。

 

多摩川は周辺市町村が管理する歩行者自転車専用道路ですが、サイクリストの一部が危険プレイをしまくればこうなる運命でしかない。
危険日なんですよ、マジで。

 

まあ、スピードハンプは車椅子のことも考えて「控え目」に作ってあるので、自転車はさほど影響を受けず、車椅子の人が困るだけだったりするのだけど。
原因を作ったのは誰なんですかね。

 

世の中には安全日なんて存在しないのでしょうね。
デンジャラスデイズ。

 

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コメント

  1. こてつ より:

    こんにちは。
    淀川のサイクリングロードにロード乗りが「メタルクワガタ」と呼ぶ車止めがあるのですが、それに文句を言ってるブログやツイッターを見る限り、規制されても仕方ないかなと思います。
    先日も、木曽川の遊歩道で3台でトレイン組んで飛ばしてる人達もいましたし、ロード乗りの肩身が狭くなるばかりかなと溜息がでます。
    やってる事は、ママチャリで街中を暴走してる学生と大差ないんですよね。目立つ格好してるだけに余計質が悪いと思います。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      メタルクワガタは有名ですよね。
      なぜメタルクワガタが必要になるのか、ということだと思いますが、結局のところサイクリストが走りづらい環境を作り上げただけかもしれません。

  2. kuehara より:

    多摩サイは狭いですね。いろいろなところに行くルートとしては便利ですが、人口密度が高くてあまり楽しくない。
    荒川は最近右岸の足立区、Ks電機/舎人ライナーの西側に100メートルくらいかな?残っていた未舗装(細かい砂利で固められているので自転車がタイヤを取られることはない)が、きれいな舗装に代わりました。
    道幅も広いのでうまいこと存続できればよいなとおもいます。
    パブリックな場所ですからみんなでうまくシェアしないといけませんね。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      結局のところ、使う人がダメダメなら行政は対策せざるを得ないわけで、自分自身に規制を掛けられない人が増えるとおしまいですね。

  3. uema-t より:

    多摩サイ・荒サイユーザーで、記事のハンプ箇所もいつも通ります。
    正直なところ、ハンプや荒サイ等にあるメタルクワガタって速度抑制に意味があるのでしょうかね。
    むしろ、ハンプで減速するママチャリを横のわずかな未舗装路から追い抜いたり、メタル手前で徐行しているロードバイクに高速で割り込むキチ野郎がいるなど、逆に事故を誘発するような気もします。
    事故を防ぐには通行禁止にする・舗装しない・飛ばす気が無くなるような蛇行路にする、くらいしか無いのですかね。。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      バンプについては、正直無意味だと思っています。
      特にタイヤが太くなっている今のロードバイクだと、気のせいレベルです。

      たぶんですが、行政が対策できることには限界があり、やり過ぎると事故が起きた場合には道路の管理責任を問われますから。
      行政側の「対策している感」のアピールタイムかもしれないです。

      道を蛇行させると、蛇行した道をかっ飛ばすことに喜びを感じるサイクリストが現れるかもしれないですし。
      一番いいのは完全に歩行者と自転車を分離してことでしょうけど、難しいでしょうね。

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