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ステムで振動吸収。FSA NS VAS ステム。

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ロードバイク用というよりもグラベルロード向けですが、FSAにNS VASというステムがあります。
昔からステムで振動吸収するギミックがついたものはあると言えばありますが、有名どころだとRED SHIFTのShockStopサスペンションステムでしょうか。

FSA NS VAS ステム

一般的なステムは比較的単純な構造というか、比較的というよりも単純構造の棒です。
そこにサスペンション構造をつけると、誰が想像してもわかる程度に重くなるというオチがつきます。

 

FSA NS VASステムは、ハンドルバーとステムの間にエストラマーを挟む構造。
いわゆるサスペンションのように上下動するわけではなくて、挟んだエストラマーが振動を減弱するものと思えばよい。

振動を47%減弱する効果があるとしています。
三種類のエストラマーを選ぶことにより、硬さを変更することが可能。

 

FSA NS VASステムの場合、比較的単純な構造に仕上がっているとは言え、重量増加は当然避けられず。
100mmで291gとなっているので、完成車に付属してくるような安物ステムと比べても100g以上は重い。
参考までに、ビアンキの2022モデルに付属するVelomannのステムが、90mmで130gらしいので、重量面だけ見ちゃうとアレですな。

 

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ただまあ、グラベルで振動吸収を高めたい人には重量面は大きなデメリットとも言えませんし、サスペンション構造でもないので耐久性も悪くないのではないかと。

 

ShockStopサスペンションステムの場合は、名前を見てわかる程度にサスペンション構造。
こちらもエストラマーを挟む構造ですが、サスペンション構造で動かして振動吸収する点がFSA NS VASステムとの違い。

ロードバイクではあまり需要はないかも

オンロードを走るロードバイクでは、ここまでの振動吸収性能を求める人はあまりいないかなと思いますし、強いていうならバーテープの厚みとか、バーテープ内にゲル入りクッションみたいな奴を噛ますか程度になるかと。
サスペンションほど動く構造は要らないけど、ちょっと振動を減弱したいならFSA NS VASステムは悪くない選択肢に入るかもしれません。

 

まあ、振動がきつく疲れるというなら、先にポジションの見直しから入ったほうがいいかも。
肘が突っ張るようなポジションで乗っていれば、そりゃ疲れるし。

 

ギミック系はどうしても耐久性がどうなるかビミョーなこともあるけど、シンプルな構造だしこれならアリかもね。






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