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アルミフレームの溶接痕。キレイが嬉しい。

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スペシャライズドからアレースプリントの新作が出た件で、溶接痕が気になるという声も。
アルミフレームなので溶接痕はしょーがないです。

CAAD13も

CAAD13が出た時も、溶接痕が前作より気になってしまう人の声は多い印象でした。
CAAD13については、アルミフレームでオフセットシートステイにしている以上、シートステイとシートチューブの交点や、トップチューブとシートチューブの交点をモリモリに補強しないと無理なので、しょーがないと思う。

 

支える支点が変わるので、交点をモリモリさせないとたぶん成り立たない。
なのでアルミフレームで溶接痕がキレイになる条件としては、伝統的なトライアングル構造じゃないと。

 

その意味では、トレックのエモンダALRの溶接痕処理は、完璧に近い。

アルミフレームで溶接痕処理のキレイさランキングをするなら、エモンダがダントツ一位です。
CAAD12とかも良かったですよね。

 

オフセットシートステイを採用するなら、溶接痕処理のキレイさは求めちゃダメだと思う。
シートステイとシートチューブの交点は、オフセットシートステイにするならモリモリさせないと無理。

 

スペシャライズドの新型アレースプリント、あえて溶接の位置を変えたじゃないですか。

 

[2022]スペシャライズド アレースプリントがモデルチェンジ。
スペシャライズドのアルミロード、アレースプリントがモデルチェンジしたそうな。 ちょっと興味深い点がありまして。 2022 スペシャライズド アレースプリント アルミフレームというと、ヘッドチューブ、ダウンチューブ、トップチューブはそれぞれ別...

 

あれについては性能面重視だと思うけど、今ってアルミフレームに全力を注ぐブランドが減っている。
なので溶接痕処理を競うわけではないし、新技術を投入するみたいなのもあまり期待しづらい。
スペシャライズドが溶接箇所の変更をアピールしているので、久々にアルミフレームでも「新技術」なのかなとは思って見てますが、各社アルミフレームで競い合う土壌があるとはあんまり思っていません。

キレイなオネーサンは大好きです

けどまあ、溶接痕処理がキレイなほうが気分的にもいい。
この溶接痕問題、気にする人は気にする。
気にしない人は気にしない。

 

特定名称をあげるのは避けますが、某社のエントリーアルミフレーム(当時完成車で8万以下)なんて、どんだけモリモリさせたら気が済むのか?と疑うレベルで溶接痕処理はひどかった。
けどしょーがない。
値段を考えたら、手間隙かけるわけにはいかない。

 

それこそ、自称軽量と謳う通販のクロスバイクなんて、モリモリ感は半端ない。
けど、値段が2万とかなのにキレイな溶接痕処理を求めるほうが間違っている。

 

けど私も、一台目のアルミフレームのときは確かに溶接痕処理のキレイさは求めていたように思います。
溶接痕が気になるなら、カーボンフレームかクロモリのラグフレームにするかになるんですかね。

 

最近各社、アルミフレームの目玉みたいなのは出さない上に、アルミフレーム自体を縮小傾向に思えてしまうので、スペシャライズドの新型アレースプリントはある種の起爆剤になるのかも!?とはわずかに期待してます。

 

けど、モリモリ系は確かに萎えますね。
近づいて見ない限りは気にならないとも言えるけど、溶接痕処理については今さら新技術が登場する余地があるのかは謎。
あえてカーボンではなくアルミを選ぶ人もいますし、美しさも追及して欲しいですね。






コメント

  1. カモがネギしょってる より:

    溶接といえば、数年前に削りすぎた新幹線の台車が割れましたね。溶接をすると残留応力が発生しますが、削ると応力の均衡が壊れるリスクもあります。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      ありましたね。
      削り過ぎて安全性が落ちたら本末転倒ですが、ロードバイクでは美的要素も重視する人が多いので、それなりの値段のフレームなら溶接方法には気をつかっている印象です。

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