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そういやチェーン洗浄の話。

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前にマジックリンのチェーン洗浄について書いたのですが、

 

チェーンとマジックリンの話②。しっかり水洗いしても無駄あるよ。
先日書いた記事。 詳しくは分かりませんが、マジックリンでチェーンが破断したことが無いし、今は実験中らしいですね。 ちょっとだけ思うことを。 可能性と絶対性 チェーンの金属は、酸やアルカリで反応して脆くなる。 ここは理論上、そういうことになり...

 

いまだに文句つけてくる人がいる笑。
一度も切れたことないし、クラックも起きてない。
書き直せ!と迫ってくる方がいる。

 

えーと、ぶっちゃけていいですか?
「おめでとうございます」としか掛ける言葉はありません。

結論から言えば

前に記事を買いた際、ご縁があって和泉チエン様からコメントを頂き、何度かメールしたりしたのですが、紹介できない内容もあるにはあります。

 

過去に書いた分。

ご紹介頂きありがとうございます。
note記事書いた中の人です。
シマノに限らずKMC,スラム、カンパもアルカリ性や金属に影響が出る洗剤使用を避ける様マニュアルに書いてるんですがなかなか浸透してないです。自転車に限らないチェーンメーカーで見ても大体記載されてます。「アルカリ性洗剤で洗っても今まで切れた事ないから問題なし!」と言う人は「今まで事故に遭った事ないからライド時にヘルメット被らなくても問題無し!」とお考えなのでしょうか。自己責任と言えばそれまででしょうが。

いえいえこちらこそご紹介して頂き有難うございます。
チェーンにアルカリ性はNGってどのチェーンメーカーさんも言及されてるんですがなかなか浸透してないので拡散して頂けるとありがたいです。
チェーン用のディグリーザーについての考えとの事ですが質問の幅が広すぎて何とも…。一般的に販売されているものは中性の物が多いので特に問題視しておりません。ただ一部アルカリ性の物があるので注意は必要かと考えております。note記事のチェーンもアルカリ性のクリーナーで発生しております。
アルカリ性クリーナーで脱脂→水洗い→タオルで拭く→注油をしていたそうですが内部に水が残った状態で注油しても水が油をはじくので油の被膜が形成されない上に水が錆を誘発、アルカリ成分も落とし切れておらず濃縮されて金属への攻撃性も高まり脆性発生、破断となってます。
灯油については火の元には気を付けて頂ければと思います。自転車用のクリーナーがもちろんいいですが自転車チェーンの洗浄には問題ないと考えております。

極論すれば、最終的に水分やアルカリ成分が残留してないなら問題ないわけです。
なのでリトマス試験紙で確認しきちんと水分を追い出すなら問題は起こり得ないとも言えます。

 

ネット上ではやたらマジックリンを推す人とかいるみたいですね。
エビデンスにこだわるみたいな方があーだこーだと書いているのを見て思ったのですが、

 

管理人
管理人
結局エビデンスは何も提示出来てない笑

 

マジックリンのアルカリ成分はエタノールアミンとなってます(メーカーサイトより)。
エタノールアミンの沸点は170℃ですが、熱湯を掛ければ大丈夫とか、ドライヤーで加熱すれば大丈夫とか。

 

そんなもんで170℃まで上がるとは到底思いませんが、こういう問題で「エビデンス」という言葉を使うのであれば、アルカリ成分が残留していないことを示すのがエビデンスだと思うので、結局は単なる推測と経験なのか~と思ってみたり。

ちなみに私は、エビデンスなんて持ち合わせていないので、単なる経験談(伝聞)と責任のみで語ります。
「自己責任で」という言葉は究極の無責任だと考えているので、他人にリスクがあるプレイを薦めることは基本的に好きではないです。

 

どの程度リスクが発生するのかは知りませんし、必ず割れるという話でもない。
なので「割れた」という事実(伝聞)と、メーカーが推奨していない事実のみで語ります。

 

ちなみにシマノの説明書にはこのようにあります。

チェーンを適切なチェーンクリーナーで定期的に洗浄してください。錆び落としなどのアルカリ性、あるいは酸性の洗浄液は決して使用しないでください。これらを使用するとチェーンが破損し、重傷を負うおそれがあります。

これ、錆落としみたいな強いモノを使用するなという意味にも取れなくはないし、「錆落としなど」は単なる例示であってアルカリや酸の洗浄液ならダメとも取れる。
ぶっちゃけシマノさんに聞いてみたのですが、意味としては「後者」。

 

つまり「アルカリや酸の洗浄液でチェーンを洗浄するな」という意味であって、錆落としみたいな強いモノだけを禁止しているわけではないそうです。

 

メーカーが「決して使用するな」と書いているのに、あーだこーだと自称エビデンスを持ち出して語ることに意味も意義も感じないので、私としては和泉チエン様から聞いた内容も含めて考えれば、他人に推奨するようなことは記事にするつもりはありません。

他人は知らん

ただまあ、仮にマジックリンで洗浄している人がいたとして、私が全力で阻止する権限なんてないのですよ笑。

管理人
管理人
貴様!
アルカリ洗浄液を使ったな!
許さん!
今すぐ中止せよ!


こんなことをいう権限があるはずもない笑
けど、記事なり動画を使いワールドワイドに発信するという行為は、他人に推奨していることと同じ。
なので私としては他人に推奨することはありません。

 

ぶっちゃけさ、他人がチェーンオイルとしてゴマ油やラー油を使おうと知ったこっちゃないし、咎める権限もない。
その人の中で完結してもらえば。
わざわざワールドワイドに、ゴマ油でも走れるぜ!なんて発信する人がいるのかは知らないけど。

 

エビデンスという言葉、どうも使い方を間違っているのでは?と不思議に思うことがあるのですが、仮にマジックリンで洗浄しても問題ないと主張する場合のエビデンスって、たぶん、残留成分が無いことをデータで示すことだと思うのです。
何回水で洗ったら問題ない「だろう」とか、加熱すれば問題ない「だろう」という推測の積み重ねは単なる推測に過ぎないですし。

 

とりあえず私が推奨していることなんですが、チェーンが伸びて交換するときに、あえてチェーン洗浄してから交換します。
古いチェーンを洗って何が起こるのか?ですが、古いチェーンをいつも通り洗浄して乾かした後、バラバラに分解します。

ちゃんと洗えているか、水分の残りはあるか、クラックなどあるかをチェックすれば、普段のチェーン洗浄について検証できるかと。

 

「きちんと水で流して乾かせば問題ない」という意見はその通りにも思えますが、結局は「きちんと」出来たかについて検証することが困難だから、人それぞれバラツキが出るんじゃないかな?
「きちんと水で流した」と言っても、専門家が調べたら残留してましたなら意味がないわけだし。
「自称きちんとやりました」の域を越えないわけ。





コメント

  1. カモがネギしょってる より:

    感想時間や洗浄力、価格で考えるとガソリンが一番ですよね。扱い方次第では危険なのであまりお勧めは出来ませんが。同等レベルの揮発性と洗浄力のクリーナーが安価であると良いのですが。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      引火性が強すぎて、さすがに危険ですよ笑

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