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自転車リフレクターは質が悪化中!?続編。

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こちらの続編です。

 

自転車のリフレクターは質が落ちている?昔より光らない?
ちょっとわからない事案。 調べてみたら、なんとなくわかりました。 自転車のリフレクター (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a; b=b||function(){argumen...

 

前回までのまとめ。

昭和53年道路交通法改正で63条の9第2項(自転車の反射板)の規定を新設し、施行規則9条の4に法定要件を規定した。
しかし63条の9第2項はあえて罰則規定を設けていないため、法定要件を満たさないリフレクターでも違反にならない。
それにより法定要件を満たさないリフレクターが増えているのでは?

リフレクターの質が悪化してないか?という読者様のご指摘ですが、このような報道がありました。

自転車の車輪などに付ける反射板(リフレクター)を巡り、JIS(日本産業規格)に適合しているように装った粗悪な海外製品が出回っている

 

自転車反射板で「JIS」偽装海外製品が横行 短期間で劣化、視認性悪く事故の危険も | 毎日新聞
自転車の車輪などに付ける反射板(リフレクター)を巡り、JIS(日本産業規格)に適合しているように装った粗悪な海外製品が出回っている。反射板は夜間、車のドライバーらに自転車の位置を知らせる役割があるが、こうした製品は短期間で劣化し、光を反射し...

JIS適合品の偽装問題があるらしい笑。
某国の勢力ですかね。

JIS適合品の偽装問題

JIS規格については、こちらを参照に。

 

JISD9452:2018 自転車-リフレックスリフレクタ
この規格は,JIS D 9111に規定されている自転車に用いるリフレックスリフレクタについて規定する。

 

「昔より光らない」というご指摘ですが、海外の粗悪品が出回っているみたいです。
「海外」がどこを指すのかはお察しですが、言及は避けます。

 

JIS適合品なら道路交通法の法定要件を満たすと考えていいみたいですが、粗悪品は法定要件を満たさないわけです。

 

詳しくはわからないけど、激安ママチャリとかちゃんとしたリフレクターがついているかはわかりませんし、それこそロードバイクの完成車に付属するリフレクターについても、調べないとわからないことになります。

 

そういや、以前完成車を購入したときにリフレクターが付属してました。
ビアンキなのかLOOKなのかは覚えていません。

テキトーに自転車ライトを当ててみましたが、

こういうのは外で試さないとよくわかりませんね笑。
リフレクターよりリアライト派なので、使いませんけど。

 

とりあえず言えるのは、粗悪品が出回っているみたい。
なのでそもそもアウトなリフレクターが普通に存在しています。

(反射器材)
第九条の四 法第六十三条の九第二項の内閣府令で定める基準は、次に掲げるとおりとする。
一 自転車に備え付けられた場合において、夜間、後方百メートルの距離から道路運送車両の保安基準(昭和二十六年運輸省令第六十七号)第三十二条第一項の基準に適合する前照灯(第九条の十七において「前照灯」という。)で照射したときに、その反射光を照射位置から容易に確認できるものであること
二 反射光の色は、橙とう色又は赤色であること。

粗悪品を避けるしかない

可能性としては、ママチャリだと屋外保管だからリフレクター表面の汚れや、駐輪場で他の自転車とガッチャンコして表面の破損があるなどもあるかもしれないけど、粗悪品については元々ダメ。
粗悪品が日本に横行しているのかもしれません。

 

チラっと調べた限り、アメリカなんかはリフレクターの条件が厳しい印象です。
そもそも、確かスポークリフレクターも装備義務があったような。

 

リフレクター派の人は、粗悪品を避けるためにも大手から選ぶのが吉。



ついでに

前回記事について。

読者様
読者様
法定要件を満たさないリフレクターならリフレクター未装備扱いになり、リアライトもついていないなら53条の違反で取り締まりできるのでは?

例えば、法定要件を満たさない「後方50mなら視認可能なリフレクター」があるとします。
法定要件は100m。

 

警察学論集の説明だと、あえて63条の9第2項に罰則を設けなかったと書いてあります。
結局のところ、「後方50mなら視認可能なリフレクター」について警察が違反かどうか検査する設備なんてないのと、63条の9第2項に罰則がない以上は「装備されているかどうか」でしか判断できない。
理論上は53条の違反になるけど、現実的には取り締まりしようがないという意味なのでは。

 

さらに某国から粗悪品が乱入しても、道路交通法の管轄ではないとなり歯止めが効かないのではないでしょうか。

 

粗悪品が日本に出回っているのは間違い無さそうです。
その結果被害に遭うのは自転車ですが、たぶん、リフレクターについて罰則規定を設けなかったことや、自転車には車検もないことが関係してやりたい放題になったのかもしれません。

 

ロードバイクに乗る人の多くは、違反かどうか以上に「目立つかどうか」の視点で選ぶと思う。
リアライト複数に反射テープなんて人もいますし。
どれが粗悪品なのかはわからないので、自分で光を当ててみて確認するしかないですね。

こういうのを活用している人もいます。


もちろん自転車についてないので法定要件は満たしませんが、夜間ジョギングしている人とか、犬の散歩とかでも見かけますね。
法律通りならそれだけで安全になるわけでもないし、このあたりはいろいろ試したほうがいいでしょう。

いろいろ注意している人はシューズの踵にも反射テープを貼ってますが、個人的には反射板にはさほど期待してないので、やはりリアライトを推奨します。
ペダルのリフレクターのほうが目立つというご意見も、たぶん「上下に動くから」ではないかな?






コメント

  1. カモがネギしょってる より:

    キャットアイの反射板一体型のライト(リフレックスオート)は万が一の電池切れでも、しっかり反射して安心。
    明暗と振動で光るのでカバンに入れるときは確実にOFFにしないといけないのと、衝撃でレンズが飛ぶので、テープか輪ゴムで止める必要はありますが。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      キャットアイにそんなのありましたね。
      一点ヤボな質問をしますが、反射板が本当に法定要件を満たしているか実験したことはありますか?(あるわけないでしょうけど)

  2. カモがネギしょってる より:

    もちろん無いです。
    ただ反射板を買うときは反射の仕方は見てから買います。駄目なものは室内灯でも分かるので。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      そうですよね笑。
      反射板の性能については通販じゃわからないですし。

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