カーボン不足でフレームが入手できない!なんて話も聞きますが、

メタルなフレームに乗ればいいジャマイカ!
ということでステンレスフレームの話。
ステンレスフレームのTOMMASINI X-Fire
Tommasini: Biciclette Italiane da Corsa e Telai dal 1957Sito Ufficiale di Tommasini. Dal 1957 produciamo biciclette da corsa italiane di alta qualità, telai, mountain bike ed eBike. Scopri di più
この角度で撮影…エロい。
TOMMASINI X-Fireはステンレスフレーム。
ステンレスなので鉄の一種になりますが、錆びにくいのが特徴ですね。
COLUMBUS XCrのチューブを使用したステンレスフレームですが、おいくら万円だと思います?
答えは税別73.5万!
ディスクブレーキ仕様は税別78.8万。
ビックリしちゃいますよね。
脱炭素の時代に、何をカーボンなんだと。
炭素をヌけ!と言われる時代ですから、やはり鉄しかないでしょうよと。
まあ、フォークはカーボンなんですけどね。
金属フレームというと重量面が気になりますが、フレーム重量1400g、フォーク重量350g。
カーボンバイク並みの軽量性はないにしろ、金属フレームとしては軽い部類です。
ぶっちゃけた話、時代はエアロ、エアロと言いますが、ホリゾンタルの伝統的な形状は飽きがこない美しさ。
もうさ、みんなシートステイ下げすぎなんすよ。
伝統的なシルエットはこっち。
そりゃさ、リア三角をコンパクトにして駆動剛性を高めて、シートチューブをしなりやすくして快適性もプラスした「オフセットシートステイ」は理屈としては正しい。
芸術は理屈じゃないのですよ!
見た目が美しいことがまず第一!
この伝統主義者が!と言われてもかまわないのですよ!
少々取り乱しました。
まあ、お値段的には全く手が届きませんが、トマジーニはカッコいい。
間違いない。
ところで
よくも悪くもこのあたりのフレームは話題にはあまりならなくて、やはりロードバイク界の話題というと最新型のカーボンバイクです。
金属フレームで注目というと、強いていうなら昨年登場したスペシャライズドの新型アレースプリントくらいでしょうか。

すみません、昨年ではなく今年でしたね。
最近時系列の感覚が乏しくて。
金属フレームはある程度やり尽くして、新しい技術がどうのこうのという話すら出てきませんが、最新型を追い続けるのもいいし、金属フレームに回帰するでもいいし。
話題にはあまりならないとは言え、気持ち的にはいつかはこっちの方向なのかなと最近思っています。
コメント