PVアクセスランキング にほんブログ村 当サイトはAmazonアソシエイト等各種アフィリエイトプログラムに参加しています。
スポンサーリンク

電動キックボードと懸念される違反。

blog
スポンサーリンク

電動キックボードが特定小型原付として規制緩和されるまでもう少し時間が掛かりますが、たぶん、違反行為について懸念する人が多いのかなと。
今のところまだ昨年分の集計結果は出ていませんが、昨年6月分までは公表されてます。

スポンサーリンク

電動キックボードと違反

昨年6月分までなので、まだ取締りを強化する前までと考えたほうがいいかな。
あと公表データを見る限り、個人所有(原付扱い)と実証実験(小型特殊自動車扱い)が混雑したデータです。
実証実験は小型特殊自動車扱いなので、ノーヘルが違反にはならないですし。

 

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/council/newmobility0303.pdf

 

まずは令和3年9月~令和4年6月の10ヶ月間のデータです。

 

圧倒的に多いのは、「通行区分違反」。
要は歩道通行です。
検挙件数で427件(65%)と圧倒的多数なのが歩道通行違反。
指導警告ベースでも197件(26%)。

 

指導警告の「整備不良」については、個人所有の電動キックボード(原付扱い)の保安装備の不足などだと思われます。
ミラーやらウインカーやら。
実証実験の電動キックボードについては、シェア品だけなので保安装備不良が起こる余地がない。

 

月別の違反件数。

令和4年になり急増してますが、違反が急増したのではなく、取締りを強化した結果じゃないかと思われます。
警視庁はまあまあ力を入れてますし。

 

けどやはり多いのは通行区分違反(歩道通行)。
特定小型原付は「自転車通行可の歩道」&「時速6キロモード」なら歩道通行可能になりますが、歩道通行解禁に懸念を示す人は多い。

 

これについて、シンガポールでは当初歩道通行可能だったにも関わらず、あとになって歩道通行禁止にしたことを例に出す人もいます。
シンガポールの場合、歩道通行時は「時速15キロ」に設定したことが失敗の原因。
特定小型原付の歩道通行モードを「時速6キロ」にしたのは、他国の失敗事例を分析したり、電動車椅子などと合わせたものと思われます。

 

たぶんなんだけど、特定小型原付の歩道通行を一律禁止にしたところで、歩道通行する奴はかなり出ると予想されます。
違反データからみても明らかかと。

 

それならせめて「時速6キロ」で歩行者への他害性が低いモードを作ったほうがマシだと思うのですよ。
時速20キロで違法歩道爆走されるよりも、時速6キロで合法化した方がいい。

 

たぶん、特定小型原付がスタートしてから、「自転車通行可」の標識がない歩道を違法通行する奴は出ると思う。
せめて時速6キロならまだマシ。

 

事故件数のデータはこちら。

使う人が増えれば事故件数も増えるのは当たり前ですが、特定小型原付については自賠責保険必須です。
野良電動キックボード(無保険)よりはいいんじゃないですかね。

 

個人的に評価している点は、時速6キロモードがあることと、周りからモード確認できる「最高速度表示灯」があること。

「歩道は徐行」みたいな曖昧さではなく、物理的に最高速度を制御した点と、取締りに関わるモード選択を一目で判別可能にした点だと思う。

 

昨年分の集計結果はまだ数ヶ月掛かると思いますが、私としてはさほど反対する要素がないです。

新しいモノ叩き

電動キックボードと特定小型原付の法案については、賛否両論というよりも「否」の意見が多い気がします。

 

実際のところ、たぶんなんだけど「自転車通行可」の標識がない歩道でも通行しちゃう特定小型原付はまあまあ出ると思う。
けど、それが時速6キロモードならまだマシなわけで、実態としてはナアナアになるような予感。

 

現状、違反件数としては圧倒的に多いのが通行区分違反ですが、特定小型原付がスタートしてもその傾向はたぶん変わらなくて、違法歩道通行する人はまあまあ出ると思われますが、特定小型原付を使いたい人ってどれくらいいるのだろうか。
一応16歳以上なら乗れるわけで、高校生が通学目的で使いだした時がどうなるのか次第なのかもしれません。

 


コメント

タイトルとURLをコピーしました