ちょっと前にこんなの書きましたが、

やはりやる人はいらっしゃる。
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カンチブレーキをディスク化
前回記事はカーボンフォーク前提だっだのでフォークごと交換しないとリムブレーキ→ディスクブレーキにはできませんが、クロモリフォークにディスク台座を溶接したそうな。
クロモリランドナーとなりますが、やりました魔改造。
カンチブレーキからディスクブレーキへの変更です。
動機はいくつかありますが、単純にブレーキの効きを良くしたい(雨でも止まる)のもそうですが、ヘッドパーツがカンチブレーキの台座を噛ませてるせいか、ブレーキを使うとよく緩むのでその対策のためでした。
知り合いの方に前例者がいましたので、参考にさせてもらいました。
(その方はロードバイクです)
方法はクロモリなので、溶接でフロントフォークに台座をつけてもらいました。
フォークだけを探そうかととも思いましたが、スレッドステムというのもあり、また何が良いフォークなのかも分からず、フォークも意外といい値段がするのでやめました。
また台座取り付けの加工代だけなら意外と安かったので台座溶接と再塗装にしました。
価格としては再塗装の方が高いくらいでした。
再塗装だと色がフレームとまったく同じとはならないので、そこは許容しましたが、気づかない程度に同じに仕上がってよかったです。
ちなみに後ろも可能と言われましたが、キャリアと干渉するためまずは前だけにしました。
価格は合わせて4万くらい。
加工代再塗装代その他工賃(分解組み立てなど)がかかってます。
価格は業者によって幅がありそうなので参考程度にしてください。
その他ローター、キャリパーが必要で、キャリパーはEQUALにしたので、STIレバーはそのまま流用です。
期間は3ヶ月くらいかかってます。
この期間がネックになる人は多いと思いますが、魔改造するくらいですので、当然(?)他に自転車を持ってます。期間はあまり気にしてませんでした。
魔改造になりますので、当然いくつか課題が出ました。
ホイールは変え時だったので改造を決める前に選んだのがたまたまたリム、ディスク両対応で問題ありせんでした。
(というかツーリング車向けの完組みホイールは選択肢がない)
ですが、ブレーキローターの固定でフォークと干渉しましたので、薄いロックリングを探してなんとか干渉を回避しました。
後は、ランドナーだけに泥除けを常設してるので、泥除けのアーム(?)がブレーキキャリパーと干渉したので、ネジ止めのところをスペーサーで持ち上げて回避しました。
その他カンチ台座とか残ってますが、フロントキャリアとかで使うためスペーサーで隠せてそこまで酷い見た目にはなってないです。ロードバイクだと台座とかはないので、そこは問題なさそうですね。
魔改造後のブレーキは左右で感触が違いますが、余り気になってません。
雨でもちゃんとブレーキが効くのはやはりいいですね、安心して下れます。
他人に同じ魔改造をお勧めするかと言われると、まあお勧めはしないですね。
前提としてクロモリフレームがあり、よほど今の環境でリムブレーキのみに課題があり、それをディスク化することで解決するのであればやればいいと思います。
私の場合は今のフレームを使い続けたいのと、新しく1台用意するより魔改造の方が安かったというので実施しました。
クロモリフォークにディスク台座を溶接だそうな。
クロモリフォーク(スレッドステム)でディスクブレーキ台座がある市販品を探してみましたが、アヘッドタイプならクロモリフォークが見つかりました。
カラーオーダー可能らしい。
探せば何かあるとは思いますが、既存のフォークに溶接と塗装とは。
しかも塗装のほうが費用がかかるらしい。
当たり前の話として、カーボンフォークに溶接はできないので、こういう自由度はクロモリの役得なんですかね。
なかなか難しいけど
リムブレーキをディスクブレーキ化する人がいったいどれくらいいるのかはわかりませんが、そもそもカーボンフォークならフォークごと買い換えするしかありませんし、あまりオススメはしません。
掛ける費用とパフォーマンスのバランスが良いとも言えませんし。
ブレーキは機械式ディスクにしたそうなので、レバーはそのまま流用。
最近EQUALのワイヤー引きディスクブレーキを使う人の話を時々聞きますが、いろいろ工夫すればリムブレーキ→ディスクブレーキ化できるという事例でした。
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