こういうのを見ると、やはりふるさと納税はカタログショッピング化していると言えますね。
鉄道ファンに「ハチゴー」と親しまれてきた東急電鉄8500系の鉄道模型(Nゲージ)が相模原市のふるさと納税の返礼品として、数量限定で出品されることとなった。寄付の受け付け開始は12日午前10時で、市は「人気が集中することも予想されるため、興味のある方は早めにチェックしてほしい」とPRする。
相模原市、ふるさと納税返礼品に東急電鉄「ハチゴー」Nゲージ 数量限定で出品 (カナロコ by 神奈川新聞) - Yahoo!ニュース鉄道ファンに「ハチゴー」と親しまれてきた東急電鉄8500系の鉄道模型(Nゲージ)が相模原市のふるさと納税の返礼品として、数量限定で出品されることとなった。寄付の受け付け開始は12日午前10時で、市
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とはいえ
ふるさと納税の趣旨と何ら関係ないカタログショッピング化しているのは周知の事実ですが、まあ、制度としては存在するのでうまく使えばいいのよね。
基本的にふるさと納税による「減収分」の7割は、国から地方交付税として補填されます。
ただし、東京23区や川崎市など「地方交付税不交付団体」は補填がなく、純粋に行政サービスを悪化させます笑。
けど、行政サービスの悪化って目に見えない部分なので、全体の悪化よりも個人の損得を優先させる人は多いのかも。
私ですか?もちろん個人の損得が優先ですよ笑。
ところでこのふるさと納税ですが、一種の目的税にもなるわけですよ。
例えば「自転車レーン整備のため」とか「サイクリングロードを整備するため」などの目的で募集し、賛同した人がふるさと納税するという方法も可能。
本来、何らかの「目的」が先に来るべきであって、「おまけ(返礼品)」がメインにくるべきではないように思うのですが、やはり大事なのは個人のカネと損得。
崇高な理念よりも個人の損得が上回るのが人間らしさなんですかね。
自転車とふるさと納税
自転車業界もまあまあふるさと納税を活用していたりするわけで、パナレーサーのアジリストがふるさと納税になっていたりするからびっくりします。
他にも多数。
こういう体験型ふるさと納税ってどれだけ利用者がいるのかは知りませんが、魅力的なプランが多数というわけでもないけど実際どうなんでしょう?
ふるさと納税をうまく活用して自転車レーンの整備に!みたいなプランを立ち上げたところで、「見返り」がないとカネは集まらないのでしょうね。
まさか「優先通行権」なんて与えるわけにも行かないだろうし笑。
見返りとして、「自転車レーン整備計画について会議に参加して意見を出せる」みたいなモノにしても、やはりカネは集まらないのでしょうか。
ぶっちゃけた話、自転車に普段乗らない人が机上で作り上げた自転車レーンなんて価値がない。
だから砂に埋もれたサイクリングロードなんてできるわけでしょ笑
アドベンチャーロードを作るんじゃなくて、サイクリングロードを作れと。

世の中、結局カネなんですよ。
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