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リムのクラックとASTMカテゴリー。

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最近はカーボンリムについて「クラッシュリプレイスメントプログラム」を用意していることが一般的になりつつありますが、そもそも、設計時に想定してない外圧が加われば壊れるリスクが高いのは当たり前。

 

ついついジャンプしてみたりすれば、そりゃグシャっといきます。

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ASTMカテゴリー

最近のホイールって「ASTMカテゴリー」を書いてあるものがそれなりにあります。
そもそも何の規格なのかというと、こんな感じ。

カテゴリー 内容
カテゴリー1 舗装路専用。タイヤが舗装路と常に接触している状態で走行する場合
カテゴリー2 未舗装路や砂利道、起伏の少ない山道。段差の落差は15 cm以内
カテゴリー3 起伏の多い地形、荒れた未舗装路、技術的なスキルを必要とする複雑な地形。段差の落差は60cm以内

設計時に想定外の衝撃が加われば、そりゃグシャっとなります。

 

代表的なホイールを見てみます。

<カテゴリー1>
○カンパニョーロ
・BORA ULTRA WTO DB(33~60)
・BORA WTO 33
○マヴィック
・COSMIC ULTIMATE 45 DISC
・COSMIC SLR 40
・COSMIC SL 40
○フルクラム
・SPEED 25
・WIND 75 DB
・SPEED 40C
・SPEED 55C
・RACING ZERO CARBON
・RACING ZERO 2WF
・WIND 40C
・RACING 3

<カテゴリー2>
○カンパニョーロ
・BORA WTO DB(33~60)
・SHAMAL CARBON DB
○マヴィック
・COSMIC SLR DISC(32~65)
・COSMIC SL DISC(32~65)
・KSYRIUM 30 DISC
・KSYRIUM SL DISC
・KSYRIUM SL
・KSYRIUM S DISC
・KSYRIUM S
○フルクラム
・SPEED CMPTZN DB(40、55)
・RACING ZERO CARBON CMPTZN DB
・RACING ZERO CARBON DB
・RACING ZERO DB
・WIND DB(40、55)
・AIRBEAT 400 DB
・RACING 3 DB
・RAPID RED CARBON

気を付けたいのは、ボーラWTOでも「ウルトラ」と「非ウルトラ」ではカテゴリーが違うとか、同じグレードのホイールでもリムブレーキ用とディスクブレーキ用でカテゴリーが違うことがある点。
フルクラムのWIND DBも75だけカテゴリー1ですが、そもそも75mmは舗装路専用じゃないとクソ重くなりそうですね笑。

 

そもそもASTMカテゴリー表記してないホイールも普通にありますが、想定外の衝撃を喰らわせれば破壊活動になります。

アルミリムなら安心?

カーボンリムはグシャリ系の話を時々聞きますが、アルミリムなら安心なのかというと、

いつかは壊れますよ。
カーボンリムよりは衝撃に強い気がしますが、そもそもカーボンリムは割れる、アルミリムは「曲がる」。
アルミリムでも衝撃を喰らわせれば曲がりますし、無理させればクラック。

 

まあ、想定外のプレイはするなという話なだけですね。
カーボンリムでもアルミリムでも。


コメント

  1. ターマック より:

    自分は10年位使ってるエンヴィの1.45ホイールがまず4年位前にフロントホイールのバルブホールが大きくなり同じ物で無償で交換してもらいました。
    その後一昨年リヤホイールの振れ取りにショップに出したらスポークホールに亀裂が入り今回も無償交換してもらいましたがコロナの影響も有り入荷迄10ヶ月程かかりました。しかももう1.45はメーカー在庫が無い為SESのクリンチャーホイールに成ってしまいました。
    重量も重くなり今迄チューブラーしか使った事が無かったのでちょっと困ってます。
    そんな事を言うと贅沢かもしれませんが。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      チューブラーは入手性がなかなかですよね。
      無償交換があるのは心強いですが、これは振れ取りしたらクラックが入ったという意味なのでしょうか?

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