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キャノンデールSuperSix EVO LAB71に思う、圧入時代の終了。

2023年モデル
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キャノンデールからSuperSix EVO LAB71が発表されましたが、

SuperSix EVO LAB71
A pure carbon road bike. Light, smooth and aero, this is the fastest evolution of the classic race machine.

BB規格はねじ切りBSAらしい。

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やっと圧入時代から脱却か?

前作のスーパーシックスがPF30Aでしたので、やっと圧入時代から脱却したと見ていいのかなと。

 

そもそも圧入を最初に提唱し、直接ベアリングを撃ち込んでしまいなYo!と言い出したのはキャノンデールとFSAの共同作業。
一時的BB30フレームは多かったですもんね。

 

イオン異音問題が多発…

 

その後BB30Aがどうのこうのとなり、いろいろ紆余曲折はありましたがここにきて原点回帰。
やっぱりねじ切りなんですよ。

 

トレックなんかも最近はねじ切りT47になってますが、過去にはBB90ガー!とか言ってた時代もありましたよね。

 

そもそも圧入とは何をしたかったのかというと、薄く作れて剛性も高いんだと言われてきましたが、結局はねじ切りなんですよ。
いろいろ試行錯誤してきた結局、ねじ切りに回帰する。

 

言い出しっぺのキャノンデールがBSAにしたという点が大きい。

ところで

一時的、キャノンデールはダウンチューブのロゴを取り止めてましたが、結局どっちのほうが人気があるのでしょうか?
個人的にはダウンチューブにロゴがないと、スッキリしすぎていてロードバイク感が薄いなと思っていたので。

 

TIMEも一時期ダウンチューブのロゴがなくなってましたが、なんだかんだ戻しましたしね。
デザインにしてもBB規格にしても、いろいろチャレンジして最後には王道に戻る運命だったのかなと思ってみてました。

 

ていうか、BB規格を乱立させまくった一因は明らかにキャノンデールのBB30。
圧入でより剛性ガー!とか求めた結果、BB386EVOだのなんだかよくわからない規格が乱立しまくりました。
無駄に様々な競争原理が働いて乱立しまくった結果、最後はねじ切りに戻るのだからロードバイク界って不思議ですよね笑。

 

新しい技術を開発しては、競争原理が働いて他社も追従し、最終的には原点に戻る。
振り回されるのはユーザー…

 

新しい技術が登場したときには、当然のように「軽量化ガー!」とか「剛性アップガー!」などと始まるわけですが、本当に優れたものはなんなのだろう。


コメント

  1. mitateda より:

    クランク設計してるFSAが386EVOメインになったのが影響大きいんじゃないでしょうか。
    386は専用BBでBSAにそのまま入りますし。

    BB30はシェル幅68mmに入る長さのシャフトしかいらない関係で軽量化と高剛性に利点があります。
    しかしシェル幅狭くても、そのまま真っ直ぐクランク出すとチェーンステーに当たるので、クランクアームが、根元からペダルまで文字通りクランクさせて広がっているのがデメリット。
    ねじり剛性に真っ直ぐなクランクに対して相対的にデメリットにまります。
    実際問題は弱いかというと全然判りません。シューズの踵内側でクランク擦らないメリットの方が個人的には大きいです。

    後は設計共有出来ない点でしょうか、386ですとクランクアーム真っ直ぐですし、近年はチェーンリングもダイレクトマウントにしてるので、MTBからロードまでシャフト径関係無しにクランクアーム設計を共有出来ます。
    パワメ付けるのも当たり前になってきたので、ダイレクトマウントならスパイダー部分だけ追加すれば良いので便利です。

    BB30は異音問題が良く取り上げられますが、普通に整備してれば出ないのに、ショップでさえいい加減な取り付けするので、そりゃ鳴るだろうという感じです。
    圧入面にリチウム系グリス塗っちゃうとかありえないです。
    摺動面の摩擦でオイル化するので、圧入した時点で、隙間にサラサラのオイルがあるだけですから、すぐ流れ出てしまいます。

    シリコン系のグリス塗れば、まず鳴りません。
    鳴らないですから、ベアリング痛むまで、基本シール引っぺがしてグリスアップのみです。
    交換はやはりネジ式より交換回数に限度がありますから(どうしても削れていく)ポンポン差し替えて対応しちゃったショップにも問題があります。
    そういう意味では、玄人しか使えない仕様なのかもしれませんが、そこまでひどいBBでは無いですね、私は好んで使ってます。

    シェル側がカーボンなんてキワモノフレーム出たあたりが失敗でしたね。普通にアルミスリーブなら何も問題無く長く使えます。
    キャノンデールが意外と長く採用していたのも、設計者側としてダメとは思っていなかった(実際ちゃんと使っていれば問題が出ない)のもあると思います。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      うまく扱えるショップとそうでないショップがいたとも言えますが、どちらかというとアマチュアが長く使うには不向きだったのではないかと思っています。

  2. 34 より:

    シマノ、スラムが12sになってから完成車用のコンポーネント購入のディスカウントにおいてフルセットを要求しているので独自のクランクセットを提供するのが厳しくなった影響だと聞いてます。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      なるほどそういう話なんですね。
      ありがとうございます。

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