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ジャイアントFCRと、最近のアルミフレームの傾向。

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個人的にはなかなか興味深い話ですが、以下の質問を頂きました。

現在私は知人から譲り受けたジャイアントのFCR2というフラットバーロードに乗っています。
譲り受けた当時は通勤用としか考えておらず、スペックやコンポなども全く無知の状態から乗り始めました(正直なところ今でもメンテはほぼできません……)。
最近、2台目のロードバイクを購入しようといろいろ調べていますが、予算的に20万円前後が限界で、ドロップハンドルやビンディングペダルもこれから覚えていくことを考えると、次もアルミフレームが有力候補です。
現在のFCR2はカタログスペックで9.4kgなのですが、20万前後のアルミフレームだと9kg前後のものがほとんどで、加速性や巡航速度の向上は期待できないのかと思い、相談差し上げました。

爆速で走りたいわけでもないのですが、せっかく乗り換えるのに今のバイクとあまり変わらないのは寂しいなと思っています。
FCR2が2011年のモデルなので、もう10年以上前のバイクになります。
ロードバイクは重量が全てではないとは思いますが、重量以外でアルミフレームはこの10年で進化しているのでしょうか。

FCRとは!?

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ジャイアントFCRの方向性

2011年モデルのFCR2とはこちらです。

Giant Bicycle
RIDE UNLEASHED わたしたちGIANTは、魅力的で幅広い製品ラインナップを通じて、世界中の人々を自転車というすばらしい冒険へと駆り立ててまいります。

FCRって懐かしいですね。
このフレームは特徴がありまして、上位モデルのFCR0ほどではありませんが、TTフレームをフラットバーにして販売したという変態バイク(誉め言葉)だということ。
FCR0になるとド変態(誉め言葉)、FCR2はそれに比べればまだ普通寄りというところでしょうか。

Giant Bicycle
RIDE UNLEASHED わたしたちGIANTは、魅力的で幅広い製品ラインナップを通じて、世界中の人々を自転車というすばらしい冒険へと駆り立ててまいります。

FCR0はシート角78度、リアセンター390mmとなっていてフラットバーとしてはあり得ないジオメトリになっていますが(タイヤは23c)、FCR2はまだ常識的なシート角75度、リアセンター407mm、タイヤは25cとなっています。

 

FCR2の宣伝文句として「コンセプトはアバンギャルド&スパルタン。TTバイクの走りとフラットバーの操作性が、都市部での力強い走りを実現する。」とありますが、要はかっ飛ばしたいスピード重視のフラットバーロード。
スプロケが「8S 12-26T」となっているあたりでも、今の時代では考えられませんよね笑。

 

そもそもTTフレームをフラットバーにして販売するという謎方向性が意味不明なんですが、FCR0については一部の熱狂的なファンに愛された変態による、変態のためのフラットバーと言っていいでしょう。

最近のアルミフレーム

FCRってアルミフレームの中でもガチムチ系だと思いますが、最近のアルミフレームってガチムチ系よりもバランス型なのかと思ってまして。
振動吸収性をきちんと確保し、剛性についてもやや抑え気味なアルミフレームのほうが多いんじゃないですかね。

 

ずいぶん前に試乗したトレックのエモンダALRのときにそのような印象でした。

 

ただ、アルミフレームと言ってもいろいろなので結局は試乗して体感するしかないですね。
今の時代にガチムチ系アルミフレームって何かあるのだろうか?と考えてしまいましたが、そもそも、2020年あたりからはアルミフレームに力を入れているブランドが減っていると思います。
スペシャライズド、キャノンデール、トレックあたりはアルミフレームに対してホンキ度高めで、スペシャライズドなんてわざわざ溶接位置を変えるなど新しい技術を開発しようとする意図を感じますし、キャノンデールは伝統的にCAADがある。

 

[2022]スペシャライズド アレースプリントがモデルチェンジ。
スペシャライズドのアルミロード、アレースプリントがモデルチェンジしたそうな。 ちょっと興味深い点がありまして。 2022 スペシャライズド アレースプリント アルミフレームというと、ヘッドチューブ、ダウンチューブ、トップチューブはそれぞれ別...

 

それら以外でアルミフレームについてさらに向上させようという意図を感じるブランド…なにかあるかな?

 

けど、自転車業界の方向性としてはスパルタンな自転車よりも多目的な自転車に向かっているのかなと思うので、二度とこんな「尖った」バイクは出ないでしょうw
尖り過ぎてやり過ぎ感溢れるFCR0。

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FCR2に関しては0よりは常識的な方向性でしたが、「コンセプトはアバンギャルド&スパルタン」と公言していたバイクです。
最近のアルミフレームとはちょっと方向性が違うフレームと思いますが、今もFCR0に乗る人はいるのでしょうか?

 

最近のアルミフレームって乗りやすさを重視しているモデルが多い気がします。


コメント

  1. カモがネギしょってる より:

    ちゃんとメンテが出来るようになってから買っても遅くないと思うのです。整備されていないロードバイクでは速度以前のレベルですし。めっちゃ金持ちでメンテをショップに全振りしちゃう羨ましい方は関係無いですが。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      やりながら覚える人もいますし、考え方はそれぞれなので何とも言い難い面がありますが、中にはフレンチバルブの使い方を知らないまま空気を入れずにロードに乗る方もいますので、最低限のことはできないと話にならないと思います。

  2. マサ より:

    現状ロードバイクの値上がりが半端ないので、個人的には今乗っているFCRをドロップハンドル化して、コンポやタイヤ&ホイールを替えてみるのもいいな…と思います。
    でも新車に乗りたい気持ちもわかるので、20万円の予算でなら日本ブランドのロードバイクをオススメします。コーダブルームのFARNA105のリムモデルなら税込み204,050円。クランクやブレーキまで105で重量は8.8キロと次第点です。ディスクブレーキならネストのALTERNA DISCが217,800円で9.1キロです。
    いかがですかね。。

    • roadbikenavi より:

      コメントありがとうございます。

      FARNA105のリムモデルなら税込み204,050円というのをみて、いつの間にそんな値段なんだと驚きましたw

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