フルクラムからニューホイールとして「SPEED 42」と「SPEED 57」が発表されました。
またビミョーに謎の数字になっていますが…
フルクラム SPEED 42
https://www.fulcrumwheels.com/en/wheels/road-bike-wheels/speed-42
より高く、より広く、より軽く、よりエアロ。
新しく登場したSPEED 42とSPEED 57は28cタイヤと合わせた時に最適化されたリムデザインを採用しています。
以前のリムとはカーボン素材から変えているようで、FF100 高弾性カーボンを採用。
似たようなリムハイトのスピード40DBと比較します。
SPEED 42 | SPEED 40DB | |
リムハイト | 42mm | 40mm |
重量 | 1410g | 1470g |
リム外幅 | 29.3mm | 26.5mm |
リム内幅 | 23mm | 19mm |
適合タイヤ幅 | 25mmから65mmまで | 23mmから50mmまで |
適合タイヤ | 2-Way Fit | 2-Way Fit |
スポーク数 | 24/24 | 21/21 |
ベアリング | USB | USB |
ASTM カテゴリー | 2 | 2 |
リムハイトが2mm増えて、リム幅も広かったわりには軽量化を達成。
スポーク数も増えているので、リム自体がかなり軽量化されたのでしょうか。
フルクラム SPEED 57
https://www.fulcrumwheels.com/en/wheels/road-bike-wheels/speed-57
SPEED 57についても同様にリム幅が広かったわりには軽量化を達成。
SPEED 57 | SPEED 55DB | |
リムハイト | 57mm | 55mm |
重量 | 1495g | 1580g |
リム外幅 | 29.3mm | 26.5mm |
リム内幅 | 23mm | 19mm |
適合タイヤ幅 | 25mmから65mmまで | 23mmから50mmまで |
適合タイヤ | 2-Way Fit | 2-Way Fit |
スポーク数 | 24/24 | 21/21 |
ベアリング | USB | USB |
ASTM カテゴリー | 2 | 2 |
改良された点
以前のリムとはカーボン素材から変えているわけですが、若干気になるのはスポーク数。
以前のモデルよりもスポーク数を増やし、前輪はディスクローター側に16本、反対側に8本の計24本。
後輪はドライブサイドに16本、反ドライブサイドに8本の計24本にしています。
これによりねじり剛性を強化したようですが、同時にハブのフランジサイズを40%縮小し、ねじり剛性を強化しつつ空力性能を向上させたそうな。
また、軽量化されてよりシビアな強度になったのかというとむしろ逆のようで、以前のモデルは重量制限が109g(スピード40DB)だったのに対し、新しく登場したスピード42&57は120gまで。
おそらくはリムの強度が上がったという話ではなく、スポーク数を増やしたことが影響しているのではないかと思いますが。
空力性能は以前のC19リムよりも10%向上しているそうな。
まあ、やはり「ディスクブレーキ用」ホイールのみの新作でリムブレーキ用は発表されていませんが、これでリム重量ってどれくらいになるんですかね。
42と57という数字にどのような意図があるのかはわかりませんが、42mmあたりは人気が出そうな予感ですね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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