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【2018年モデル】フルクラムのレーシングゼロカーボンがモデルチェンジ!何がどう変わった??

2018モデル
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定番のローハイトカーボンホイールである、フルクラムのレーシングゼロカーボン
2018年モデルより従来のものとモデルチェンジしましたが、何がどう変わったのか非常にわかりづらかったりします。

 

なのでモデルチェンジしたレーシングゼロカーボンについて見ていきましょう。



レーシングゼロカーボン

レーシングゼロカーボンの立ち位置ですが、アルミホイールでも大評判のレーシングゼロってありますよね?
レーシングゼロはアルミリムにアルミスポークを使い、剛性が高いことで有名です。
(普通のアルミホイールはスチールスポークを使っています)

 

アルミスポークを使っているというのが大きなポイントなのですが、アルミスポークの剛性を活かしつつ、リムをカーボンにして軽量化してみせたのがレーシングゼロカーボンです。

 

まずは2017年モデルのレーシングゼロカーボンから。

Fulcrum – Racing Zero (レーシングゼロ) カーボンクリンチャーホイールセット

 

続いて、2018年モデルのレーシングゼロカーボン。

Fulcrum – Racing Zero (レーシングゼロ) カーボンホイールセット

 

まず、わかるのはリムのデザインが変わっていますよね。

続いては違いを見ていきましょう。

2017モデルと2018モデルの違い

リムの変更

まず、リムの製造元が変わったということもあるのですが、従来のリムとは違う二織構造のカーボンシートを使っているそうです。
これによりリムの剛性と強度が上がっているそう。

 

ただ、もっと大きな違いとしては、リムのブレーキゾーンに、ボーラと同じ【AC3加工】が入ったという点です。
ブレーキゾーンがウネウネしているというか、細かい凹凸があるのがわかると思います。

これはフルクラムのレーシングゼロナイトのブレーキ面と同じような理屈なのですが、ブレーキゾーンに凹凸を作ることで排水性を上げ、雨天時の制動力を向上させているそうです。
ウェット環境の制動力は、従来のものよりも43%向上しているとか。

 

ただ、レーシングゼロナイトがそうであるように、リムによるブレーキシューのすり減りが早くなるというデメリットもあります。

ハブの変更

ハブの本質的なところは変わっておらずUSBベアリングなのですが、まずはこちらが2017モデル。

こちらが2018モデルです。

大きな変化は見た目くらいです。
ハブ体のカーボンにも多少の変化があったようですが、ここは大きな要素ではないでしょう。

重量・スペック

2017モデルと2018モデルを比較してみます。

2017モデル 2018モデル
重量 1358g 1350g
リム UDカーボン カーボンツイル
リムハイト 30mm 30mm
ブレーキ面 AC3加工
対応タイヤ クリンチャー クリンチャー
23cタイヤ ×(ワイドリム) ×(ワイドリム)
スポーク数 16/21

アルミスポーク

16/21

アルミスポーク

対応スピード シマノ8-11s シマノ8-11s

 

2017年モデルに比べ、2018年モデルではわずかな軽量化となっています。
これはリムのカーボンが変わったことによるものだと思いますが、リム自体も2018モデルで剛性が上がっているようです。

 

とはいえ、レーシングゼロカーボンは剛性が高めなホイールなので、2017モデルと乗り比べてどこまで差を感じるかは難しいところでしょう。

大きな変化はブレーキゾーン


2018年モデルになり大きく変わったのは、ブレーキゾーンにAC3加工が入ったという点でしょう。
リムの軽量化や剛性強化は、恐らくは体感するのは難しいかと思います。
ブレーキについては、雨天時の制動力が43%も上がっているので、ここは体感できるでしょう。

 

ブレーキゾーンにAC3加工が入った件ですが、リムの放熱性も上がっていると思います。
なのでリム自体が長持ちするようになったとみることもできるでしょうし、デメリットとしてはブレーキシューのすり減りが早くなったということも挙げられます。

 

2018年2月10日現在ですが、価格は大きく開いています。
2017モデルは159,374円、2018モデルは273,000円。
倍まではいかないものの、かなりの価格差ですよね。

 

旧モデルが値下がりするのは当たり前の出来事ですが、どっちを買うかと聞かれたら安いほうですかね・・・
2018モデルのレーシングゼロカーボンが値下がりするのは、だいぶ先の話でしょう。

 

定番ともいえるレーシングゼロカーボンですが、ホイールの性格としてはオールラウンドです。
個人的にはリムの軽さと剛性を活かして、ヒルクライムなんか面白いと思いますし、クリテリウムなどでもうまく使えそうな気がします。
ロングライドでも使っている人って結構いるように感じますが、いろんな用途で輝けるオールラウンダーということですね。

2017モデル。

Fulcrum – Racing Zero (レーシングゼロ) カーボンクリンチャーホイールセット

2018モデル。

Fulcrum – Racing Zero (レーシングゼロ) カーボンホイールセット




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