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ロードバイクにおける転がり抵抗。タイヤによってかなり違う。チューブレスが最強の転がりか。

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ロードバイクには走行中に様々な抵抗がかかります。
最も大きい抵抗と言われるのが空気抵抗です。
近年はエアロ形状のフレームやホイールなどで、如何にして空気抵抗を減らすかということを追求したものも多いところです。

 

そのほかの抵抗というと、駆動抵抗。
チェーンやBB、ハブなど様々な回転するパーツの抵抗ですね。




最後に結構軽視されている気がするのは、転がり抵抗です。
これはタイヤと地面の間に起こる摩擦力に起因する抵抗ですが、転がり抵抗が小さいということ=よく転がってくれるという意味です。

 

さて、転がり抵抗はタイヤの銘柄、空気圧などによって変わっていきますが、転がり抵抗を実験しているサイトがあるのをご存知でしょうか?

Bicycle Rolling Resistance

Bicycle Rolling Resistanceというサイトがあります。

 

Rolling Resistanceは日本語訳すると、転がり抵抗という意味です。
いろんなタイヤの転がり抵抗を調べているサイトのようです。

 

ここを見るとなかなか面白かったりするのですが、一例を挙げてみましょう。

メーカー タイヤ 転がり抵抗(W)
ビットリア Corsa Speed

(TLR)

7.7
ハッチンソン Fusion 5 Galactik TL 10.1
ミシュラン Power Competition 10.9
コンチネンタル Grand Prix 4000 S2 12.2
ヴィットリア Corsa G+(open) 12.2
ヴィットリア Open Corsa CX3 13.0
ミシュラン Pro4 Endurance V2 14.2

これらの数字は空気圧を8.3Barで固定して計測しているようです。
こう見ると、結構違いがありますよね。
ヴィットリアのコルサスピードはチューブレスレディのタイヤですが、このサイトによると5.5Barまで落としても転がり抵抗は9.2Wということです。

チューブレスタイヤが最も転がり抵抗は低い

一般論として、転がり抵抗が低い順は、チューブレス、クリンチャー、チューブラーの順とされています。
よく言われることですが、クリンチャーやチューブラーの場合、タイヤとチューブの間で起こる摩擦力が転がり抵抗を増しているとされています。
チューブラーとクリンチャーで差が出る理由は、タイヤの形状の問題でしょう。

 

チューブレスの場合は中にチューブがありませんので、転がり抵抗が良くなると言われています。

 

実際には、クリンチャーでもラテックスチューブを使うと、ブチルチューブに比べて転がり抵抗が低くなると言われています。
チューブレスの場合、シーラントの有無でも恐らくは転がり抵抗が変わるのではないでしょうか?

 

ただ、このサイトのデータを見る限り、ヴィットリアのコルサスピードとミシュランのプロ4エンデュランスV2では、2倍くらいの転がり抵抗の差があるわけです。
ロードバイクで速く走るには、あらゆる抵抗を減らしていくというのが大切なことですので、これはなかなか無視できない数字に思えます。

次にタイヤ買うならコルサスピードかな・・・

とりあえず言えるのは、ヴィットリアのコルサスピードの転がり抵抗の低さが圧倒的だということです。
ここ何年かは、タイヤはずっとヴィットリア派でした。
オープンコルサCX3が好みでずっと使ってきましたが、CX3は廃盤になっているので次にタイヤを買うならコルサスピードですかね。

Vittoria – Corsa (コルサ) Speed G+ グラフェンチューブレスレディタイヤ

 

 

実はだいぶ前からホイールを買い替えようというプランがあったのですが、いまだに迷走している部分がありまして、最初はマヴィックのUST(チューブレス)がいいなと思いつつも、やっぱナローリム&23cが好みだからとカンパニョーロのユーラスに傾いてみたり、優柔不断なのでイマイチ決めきれません。
お金があればどっちも欲しいですが・・・

Mavic【マビック】Ksyrium Elite UST Clincher Tubeless Road Wheelset 2018


Campagnolo – Eurus (ユーラス) Mega G3 クリンチャーホイールセット




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