フィジークから1人1人に合わせたサドルを3Dプリントで製作するサービス「One-to-One」が発表されました。
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このサービスの仕組みはこう。
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・認定されたOne-to-Oneディーラーに行く。
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・圧力センサーがついたデモ機を使い、ペダリングしながら圧力ピーク、ホットスポット、アンバランス、不安定性を計測。
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・得られたデータを元にフィジークの3Dプリントサドル「Carbon Digital Light Synthesis プロセス」に基づきパッドを製作。
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・サポートが必要な箇所は硬くし、圧力緩和が必要な箇所は柔らかいパッドに仕上げる。
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・お客様の手元に。
フィジークのサイトをみると、日本では認定ディーラーになっているのはY’sロード川崎(神奈川県)とシルベストサイクル(大阪府)の二店のみ。
なおフィジークのサイトには書いてありませんが、海外記事をみると圧力センサーによる計測のために「Wahoo KICKR ROLLR トレーナー」を使うそうな。
フィジークがこれを選んだ理由は、路上でどのようにバイクが挙動するかを正確に再現出来るから。
ローラー台とかだと実走とはちょっと異なるサドルへの負荷がかかりますが、あくまでも外を走るためのサドルだから実走環境の再現性にもこだわったのかな。
計測についても二段階で行われるようで、一段階目は現在使っているサドルでデータを計測し、フィジークのベースサドルの中で最も適したものを見つける。
二段階目は、選択したベースサドルを使って圧力マッピングする。
圧力センサーはサドル上に64箇所あり、上ハンドル、ブラケット、下ハンドルの3ポジションで計測するらしい。
ちょっと前に、サドルを温めて熱成形するサドルが話題になってましたが、
リフォルムは熱成形でケツとの適合性を高める一方、フィジークは得られたデータを元にオリジナルサドルを作り上げる。
プロセスは違うものの、目的とするところは似ている。
注目のお値段ですが、「R1 カーボンレール」、「R3 KIUMレール」の二種類があり、前者が$599、後者が$499となっていますが、日本での価格はわかりません。
約10万、ということは間違い無さそうですが、この手のサービスで難しいのは、出来上がったサドルが必ず「ケツにジャストフィット」するかは別問題なのよね。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
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