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LUUPが元警視総監を迎え入れたらしい。

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LUUPが元警視総監を迎え入れた件について、天下りだとか利権だとか騒がしいけど、低レベルな話はわりとどうでもよくて、

管理人
管理人
そろそろホンキでアンコールインターロックを導入して欲しい。

根拠があるかわからん陰謀論には興味がないし、それに乗っかる人を低レベルだと思ってましてね(生産性がない議論)。

 

特定小型についてはシェアリング事業者向けのガイドラインがありまして、「貸出拠点や車体にアルコール検知器を設置し利用しようとする者が酒気を帯びていることが確認された場合には車体の電源が入らないようにする」ことを推奨している。

前記の対策に加え、シェアリング事業者は、その事業形態等に応じて、追加的な対策を併せて実施することが望ましい
なお、その対策の一例は、次のとおりである。

 

・ 利用者による違反の検挙事例、当該違反に関する罰則、事故事例等の情報をウェブサイト、アプリケーション等を通じ、利用者に対して提供すること。
飲酒運転を誘発するおそれが高い繁華街等の貸出拠点について、夜間の運用を停止すること。
・ 飲酒運転で検挙された者が利用した貸出拠点について、一定期間、夜間の運用を停止すること。
夜間、繁華街にある貸出拠点に従業員等を配置して、アルコール検知器等を用いて、利用しようとする者が酒気を帯びているかどうかを確認し、酒気を帯びていることが確認された場合には、サービスを利用させないこと。
貸出拠点や車体にアルコール検知器を設置し、利用しようとする者が酒気を帯びていることが確認された場合には車体の電源が入らないようにするなど、サービスを利用することができないようにすること。
・ 車体に GPS機能等を付加して通行場所を把握し、特定小型原動機付自転車が通行することができない歩道等を通行している可能性のある利用者を確認した場合には、アプリケーション等を通じて警告音により警告し、利用者に対して違反行為を停止するよう求めるか、又は電子制御により、車体を安全な方法で停止させること。
・ ドライブレコーダー等の映像記録装置に記録された映像を踏まえ、利用者に対して適切な指導や交通安全教育を行うこと。

 

https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/council/newmobility0503.pdf

せっかく「利権」だとか騒ぐなら、アルコールチェッカーの導入費用を国から引っ張ってくるくらいの気概が欲しいところ。
アルコールインターロックにはかなり費用がかかりますが、クルマに投入する前にまだ相対的に台数が少ない特定小型で実証実験する段取りでもつけりゃいいのにね。

 

ちなみにわりといいとこに目をつける人も。

これはコストの問題というよりも、ミラーをつけることで特定小型の横幅サイズ制限に抵触することが理由と思われますが、横幅サイズ制限600mmを越えると一般原付扱いになってしまうため、法的な問題かと。
リンク先でも書いてますが、小型特殊自動車扱いの実証実験時にはミラーがありました。
しかしそのミラーが全く役に立たないと言われてましてね。

「ミラーが役に立たない」という意見は、ミラー設置義務がある実証実験時の話。
過去に調べた限りLUUPの電動キックボードって、大きさは約1300mm(全長)×591mm(全幅)×1350mm(全高)。
ミラーを設置して横に張り出せる余地があと9mmしかない。

とはいえ、特定小型原付に横幅サイズ制限がある理由は歩道通行や自転車道通行を意識し、普通自転車に合わせたからなのよ。

余談ですが、自転車道は普通自転車以外も通行できますが、ほとんどの自転車道は普通自転車を想定した幅員しか確保していない。
その結果、横に張り出した自転車は対面通行時に接触リスクがある。

横幅サイズ制限のせいでミラーをつけたくてもつけにくい人もいるし、これは失策。
けどあれよね。
この元警視総監は様々な企業に肩書付きで入ってますが、利権説を語る人はそれらも利権と認識するのか。
警察OBが民間に肩書付きで入っているのはわりと普通ですが…

 

まあ私がホンキで陰謀論を語るとすれば、この元警視総監は実は警察庁から特殊任務を託されていて、LUUPをぶっ壊す()ために送り込まれたのだと考えますが(笑)、陰謀論のダメなところは所詮は妄想なのよね。
妄想は妄想に過ぎない。

電動キックボードの関係者サイドからは、今回のLuup社の新体制発足は概ね好意的に受け入れられているという。前出の記者が続ける。

「電動キックボードの安全対策の強化が急務であることはLuup社も十分に理解しています。そのためには引き続き、法規変更や認可に腰の重い警察庁や国交省とのやり取りを、できる限りスムーズにしたいはず。樋口氏を迎え入れたのも、それだけ同社がマイクロモビリティに真摯に向き合っている証拠と言えます」

「元警視総監が経営陣って露骨すぎない?」トラブル続出の電動キックボード、大手Luupの「ロビー活動」にネットがざわつく理由(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース
この発表に対し、ネットでとりわけスポットライトを当てられた人物――それが樋口建史氏だ。業界紙記者はこう話す。「樋口氏といえば、2011年8月に警視総監に就任していますが、そのキャリアの後押しとな

普通に考えれば「そっち目的」だと思われますが、アルコールインターロックシステムの導入をして欲しい。
そのための費用を国から引っ張ってくるのは、利権なんですかね?
たぶんLUUP単独でアルコールインターロックシステムを導入するのはムリがあるので、国が支援して実証実験する段取りを作って欲しい。
せっかく天下りだとか利権だとかパイプの話をするなら、そのパイプは特定小型のみならずクルマにも応用できるアルコールインターロックシステムに繋げて欲しいなあ。

 

ちなみにこの人はウーバーイーツにも肩書付きで入ってましたが、その間ウーバーに有利なことってなんかありましたっけ?
いろいろロビー活動するのに元官僚が役に立つのは間違いないけど、そもそも誤認識を語る人が多いので

セグウェイがダメで電動キックボードがOKな理由。
この意見について、言いたいことの意味は理解するのですが、そもそも事実誤認があるとしか。電動キックボードは物理的にも危険極まりない。こんな危険な代物を解禁したのみならず、無免許運転まで合法化したのは理解に苦しむ。これより遥かに安全だったセグウ...

そのロビー活動は必ずしも「悪」とも限らない。
特定小型原付ってまだ台数的には少ない(他のモビリティに比べ)ので、実証実験するにはもってこいなのよ。
自転車に青切符が導入される件についても、同じく非免許制の特定小型原付に先行投入していたのは非公開の実証実験だったのではないかと。
青切符は反則金納付率が下がると機能不全になりますが、特定小型原付の反則金納付率を見極めていたんじゃないかな…

貸出拠点や車体にアルコール検知器を設置し、利用しようとする者が酒気を帯びていることが確認された場合には車体の電源が入らないようにするなど、サービスを利用することができないようにすること。

これの早期実現をしてもらえるなら、利権かどうかはわりとどうでもいい。
けどネックは費用なのよね。
アルコールチェッカーは劣化するから定期的に校正しないといけないし、アルコールインターロックシステムが普及してないのは費用の問題。

 

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