ずいぶん前からコーダーブルームのSTRAUSS DISC TOKYOに注目していたのですが、

このバイク、軽量アルミのSTRAUSS DISCをシマノGRXフロントシングルで組んだ珍車です。
あえて珍車呼ばわりしたのはネガティブな意味ではない。
ロードバイク完成車でフロント40T、リア11-42T(11速)というスペックは正直見たことがないけど、これを購入する層はどういう乗り方をするつもりなのか興味があったのと、ロードフロントシングルの流れが形成されるかもという謎の期待感。
STRAUSS DISC TOKYO - KhodaaBloom
デザイン的にもいいし、軽量アルミフレームでフレームのスペックは高い。
けど不思議なもので、SNSを見ていても購入した人を見かけない。
珍車止まりで終わってしまったのか、それとも知られてないだけなのか…
いやさ、昨年ジャイアントからGJ-35が限定販売されてますが、こいつの正体は往年の名車TCR SLRです。

これ、飛ぶように売れた理由は「TCR SLRと気づかれたから」という側面もあると思うけど、フレームのレベルでいえばコーダーブルームのSTRAUSS DISCも似たようなところになる。
値段も似たようなところだし、知名度はジャイアントに軍配が上がるとしても話題にならないままに思えてしまい…
フロントシングルが敬遠されたのだろうか?
いや実際のところ「ロードバイクを初めて買う人」でロングライドしたいという人に、フロントシングルを勧めるか?と聞かれたらノー。
無難にダブルを勧めると思う。
なのでSTRAUSS DISC TOKYOは街乗り・通勤通学目的の人やセカンドバイクとして購入する人向きかなと思ってたけど、話題になってない雰囲気をみるとシンプルにフロントシングルが敬遠されたのかもしれない。
いやさ、仮にこのバイクがフラットバーだったらどうなんだろと考えてしまう。
フロントシングルもアリだよね、みたいな新しい風を吹かせる可能性があると思ってひそかに期待していたんだけど、実際に購入した人がいたらこっそり連絡ください。
悪い意味じゃなくて、これが売れたら面白いなと思っていたので。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント