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自転車販売詐欺サイトの見分け方。ロードバイクが安く買える??そんな甘い話はありません・・・

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自転車販売の詐欺サイトについて質問を頂きました。

偶然ネットにて〇×△という販売店を見つけました。

 

普段は何気にスルーしていたのですが、あたかも店舗があるように見せかけていたので、自転車協会のようなところに問い合わせたところ、本当にお店があり、購入の一歩手前まで行きました。

 

実際Bianchiの車種だったのですが、メーカー在庫も残っており不注意ですが安心してしまいました・・・

 

購入の最後の時点で、1点きになるところがあり、電話を入れると、少し様子がおかしいことに気付き、よくよく調べてみると、なんと実店舗をそのままパクった詐欺店舗でした。

 

実店舗がこちら〇×△です。

 

きちんと「※当店の名前をかたる悪質なサイトが出ています。当店は一切インターネット通販は行っておりませんので、振込等されないようご注意下さい」と掲示されておりました(笑)

 

こういった類は、自転車のみならず、すべての購入品にて存在が発見されているのですが、実際処罰等はないのでしょうか?また見抜くテクニック等ありましたらご教授ください。

※実際のURLも書かれていましたが、管理人の判断で削除しました。





回答いたします。

一時期急増しました

この手の詐欺サイトは一時期多かったのですが、まだあるんだなぁというのが率直な感想です。
詐欺サイトの特徴なのですが、だいたいの場合は外国人がやっています。
しかも日本語が出来ないだろうという外国人がやっていることがほとんどです。

 

ただ、日本語が出来ないだろうという外国人が、なんで日本語のサイトを作っているかという話になるわけです。

 

これは簡単です。
どこかの通販サイトから文章を丸パクリしていることがほとんどで、日本語が出来なくてもサイトが完成するというシステムだからです。

 

ただ、日本語が不十分な方がパクって作っているサイトということで、どこかしらにおかしな点が出ます。
それについて解説していきましょう。

サイトを見れば、おかしな点はみつかる

住所、郵便番号、電話番号

一時期増えた詐欺サイトの場合、まず住所や郵便番号、電話番号がデタラメということが多かったです。
存在しない住所だったり、住所と郵便番号が合致しないとか、電話番号の市外局番と住所地が合っていないなど。

 

これらは通信販売サイトで必須の項目なので、google mapや普通の検索で調べてみて、おかしいようならまず疑います。

 

ただ最近の詐欺サイトは巧妙で、実際に存在する自転車屋の情報をパクっているケースもあるため、これだけでは判断できません。

丸パクリの影響

詐欺サイトの多くは、細かい部分はほかのちゃんとしたサイトから文章を丸パクリして完成させています。
そのため、辻褄が合わない箇所が出てきます。

 

今回のケースでは通販会社は九州の某県になっているのに、【防犯登録は兵庫県になる】と書かれていました。
文章を丸パクリしてくるからこういうミスが起こるわけです。

 

あと、ひどいサイトだと自転車通販とは無縁のサイトから文章をパクってくるため、自転車専門通販なのに【宝石類の返品は出来ません】とか【一度試着したものは返品できません】など意味不明になっていることもあります。

メールアドレスがおかしい

一般的に問い合わせようメールアドレスは、そのサイトのURLと同じになります。
それが違うとか、ひどいときはヤフーのフリーアドレスとかになっています。



クレジットカードOKなのに使えない

クレジットカード決済ができるみたいに書いてあるのに、実際に買おうとすると銀行振り込み以外は選択できないようになっていることがほとんどです。
まあ詐欺サイトではクレジットカード会社が認めませんので当たり前ですね。

 

ただクレジットカードの情報を聞き出したい場合もあるので、注意が必要です。
クレジットカードの情報をうかつに入力すると、その情報で買い物し放題にされてしまう危険性もあります。

 

あと銀行振り込みの場合でも、振込先が個人口座だったりします。
自転車屋名義の口座ではないので、その時点で疑うべきです。

ドメイン所有者を調べる

これが最も確実な方法なのですが、ドメイン所有者を調べる方法があります。

WHOIS検索 | ドメインの所有者情報を簡単検索 | すぐに使える便利なWEBツール | Tech-Unlimited
ドメインの登録者情報であるWHOIS情報を検索できます。URLやサブドメイン付きの形式でもそのまま貼り付けるだけ。

 

ここにサイトのドメインを入力すると、そのサイトの所有者がわかります。
ちなみに日本のサイトの場合は、大体の場合代理所有者情報(GMOインターネットなど)が掲載されています。

 

ここで調べた結果、質問いただいたサイトは中国のサーバー上にあり、所有者も中国人と思わしき人でした。
日本の自転車屋がわざわざ中国にサイト作成させるとは考えにくいので、これで詐欺サイトの可能性がほぼ確定です。

安く買えるなんて甘い話はない

こういう詐欺サイトの特徴ですが、日本の正規の通販サイトよりもはるかに安い金額で売られています。
日本でもセールとして40%引きとかになることはありますが、詐欺サイトだと全ての商品が大幅割引になっていたりするので、その時点で疑うべきです。

 

日本だと楽天とかアマゾンだと安心できますが、それ以外は注意が必要です。

 

万が一こういう詐欺に引っ掛かった場合、支払った代金の回収は不可能だと思ったほうがいいです。
振込先も日本の銀行になっていたりしますが、そもそもその口座は何らかの事情で売られた口座だったりします。
お金に困っている人が口座を売り飛ばし、それを詐欺に使うわけですね。
なのでその口座を調べても、実際に詐欺した犯人はわかりません。

ちなみにですが、口座を売る行為は犯罪です。
これにより犯罪に使われた口座は、警察経由で凍結されます。
その口座の名義人は5年くらい全ての金融機関の口座が凍結されたり、口座を新たに作ることすらできなくなるので絶対に加担してはいけません。

 

私の知人で、全く使っていない口座があり、知らぬ間にキャッシュカードを紛失していたという人がいます。
この時点でどうかと思いますが、あろうことか振り込め詐欺に使われてしまったらしく、口座は凍結。
全ての口座が凍結され、給与の受取が不可能になった人がいます。

 

口座が盗まれたと主張しても、5年くらいは凍結解除されません。
これは実際には口座を売ったのではないかという疑念が晴れないため、また詐欺犯と共犯ではないかという疑念を完全に払しょくできないからです。

 

完成車買うなら、リアル店舗、もしくはどうしても通販なら楽天とかサイクリングエクスプレスとかにしておいたほうがいいでしょう。

《在庫あり》Bianchi(ビアンキ) 2018年モデル IMPULSO 105 (インプルーソ105)




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