こちらについて質問を頂いたのですが、


①
②
んー、これはたまたまこの横断歩道がある交差点を優先道路にしてないだけで、横断歩道があっても優先道路にしているケースはありますよ。
とはいえ、横断歩道の安全を確保するならあえてセンターラインを書かずに徐行義務を発生させたほうが好ましい気がする。
ただし問題なのは、あえて徐行義務を発生させている規制担当者の意図を汲み取れない人が多数派なところでして。
先日ちょっとバスに乗っていて気づいたんですが、ちょっと特殊な路線で私有地(かなり大きな工場・倉庫街みたいなところ)を通行したんです。
片側二車線の道路がある私有地なので珍しい。
私有地内の横断歩道なので道路交通法上の規制ではないんだけど、横断歩道手前にハンプがあり、工場や倉庫街なので基本は大型車しか通行しない。
ハンプを乗り越えるためには大幅に減速するしかなく、片側二車線の道路でも横断歩道では全車両がきちんと歩行者を優先している。
要は何らかの仕掛けを作って強制減速させるのが最近の手法なのよね。
片側二車線の横断歩道だから危険なのではなく、減速させるシステムを構築するかの問題。
法により徐行させるのも一つの手段ですが、ハンプにより強制減速せざるを得ない仕組みにするのも重要。
ハンプにはイエローのマーキングもあるので、夜間でも歩行者が安心して横断できる状態だし、凄いなと思ったけど私有地だからできるのかも(関係ない車両は通行できないし)。
押しボタン式信号…は昭和の発想なのよ。
いずれ同じ場所を通ることがあれば画像を撮ってきますが、私有地内のバス停は降りていいのかわからん笑。
話を戻しますが
どこかのYouTuberが「優先道路だ」と解説していたように、優先道路を理解してない人は多い。
交差点内にセンターラインがない=徐行義務のサインになりますが、そんなことよりもハンプにより強制減速する仕掛けを作ったほうが早いのよね。
とはいえ、ハンプは二輪車と相性が悪いという見方もあり、二輪車はハンプに気づかないと転倒しかねない。
だからイエローのマーキングも使っているのかと思われますが、片側二車線の横断歩道で全車両がきちんと減速する仕掛けはなかなか見事。
そういう方向に向かっていくべきでしょうね。

2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。
コメント
ツールやジロでもですが、中継を観てると海外では派手なバンプは至る所にあって、特に英国の市街地はバンプだらけで非常に走りにくかった記憶があります。
どこの国のドライバーも法律だけではなかなか減速しないのが現実なのでしょうね。
コメントありがとうございます。
物理的に抑制するのが最近の手法ですが、日本ではほとんど浸透していないようです。