先日書いたこちら。

横断歩道を通行する車両に強制減速させるためにハンプを設けている場所があったと書きましたが、

片側二車線ですが、ハンプがあるので全車両はきちんと減速してました。
私有地内だからできるという見方もできますが(なぜか私有地内を路線バスが通行している)、世界の流れは「法による減速」よりも「構造による減速」に向かっている。
「押しボタン式信号」みたいな発想は昭和の考え方で、こういう減速ハンプでも安全は確保される。
設置コストも信号より安い上に、実はこっちのほうが安全なのよね。
信号の場合は赤信号の信号待ちでイライラして信号無視が必ず出るし、信号無視の検挙件数は約43万件ですし。

強制減速させる仕組みを作るほうが、車両にとってもハッピーなわけよ。
減速して「歩行者がいるときだけ」止まれば済む。
信号だと歩行者が横断し終わっていても赤信号である限りは進行できないわけですが、ハンプだと減速せずに進行したら運転者がケガしたりクルマが壊れるリスクがある。
結局のところ、自身に危害が及ぶ可能性があることには人間は敏感なんだけど、自身に危害が及ばないことには鈍感。
難しいよね。
「歩行者を轢いたら損害賠償は一億円です!」と言ったところで、ほとんどの人はリアリティーが無さすぎてピンと来ない。
しかしちょっとクルマを擦って傷つけたり、自身がケガすることには敏感。
リアルに起こりうる話と、現実離れした話の差なのかもしれませんが…人間なんて結局、「自分がかわいい」もんなのよ。
2011年頃からクロスバイクやロードバイクにはまった男子です。今乗っているのはLOOK765。
ひょんなことから訴訟を経験し(本人訴訟)、法律の勉強をする中で道路交通法にやたら詳しくなりました。なので自転車と関係がない道路交通法の解説もしています。なるべく判例や解説書などの見解を取り上げるようにしてます。
現在はちょっと体調不良につき、自転車はお休み中。本当は輪行が好きなのですが。ロードバイクのみならずツーリングバイクにも興味あり。


コメント
いつも楽しく有意義に拝見させていただいております。
妹が住む北欧の寒い国では、歩行者が通る生活道路には至る所に
このハンプがあります。
横断歩道で無くても、見通しの悪い交差点の手前とか、駅の入り口前とか。
結構手前から、山山山」凸凸凸」標識があって、ハンプも20センチくらい
高さがあって黄色のシマシマが存在感を出してます。
うっかり30Km位で突入すると、、、車内はごちゃ混ぜになります。
また、歩道の切り上げも、45度位の急角度で、十分に徐行しないと
”ドンガラ~ガッチャーン”です。
でも車がスイスイ走れる幹線道路は、歩道と車道の間に柵があり、
歩車分離です。
すごいと思ったのは、一方通行の路の出口。
逆走方向で車が通ると働く鉄製の槍。強制的にパンクさせて止められます。
これ見ちゃうと、なんだか日本の自動車に対する”ペナルティー”が甘い気がします。
罰則はあっても見つからなければ、、、。
あちらの考えでは、弱者を守らないと”車”に被害が出るシステム。
日本でも導入しても良いと思うのですが。
実質車が最優先の日本では無理でしょうか。
コメントありがとうございます。
要はそういう状況が一般的になればいいのですが、日本だと「安全を欠いた構造」として国賠請求事件になりうるという…